ジンバブエ側のヴィクトリアの滝へ行った話です。
2013年6月 1USD=約100円 1R=約10円
世界遺産に登録されているヴィクトリアフォールズ。
ザンビアとジンバブエにまたがる巨大な滝は、アフリカを訪れた旅行者の記憶に刻むほどインパクトを与える。
先日、ザンビア側のヴィクトリアフォールズを訪れた。
【ザンビア】 “世界三大瀑布” ヴィクトリアの滝へ – El Mundo
今回は、ジンバブエ側へ向かった。
◆ヴィクトリアの滝
ヴィクトリアフォールズの街からエントランスまでは、歩いて10分~15分。タクシーやツアーバスも走っているけど、徒歩圏内なのにそれを使うメリットはない。
少し汗ばむ陽気、湿気はなく空も高いので心地は良い。
チケット売り場でお金を支払う。25USD(約2,500円) or 240R(約2,400円)。他にもユーロで支払うことができるのだが、南アランドで払うのが若干お得。
米ドルとランドのレートはその時、1USD=10Rだったので、一緒に行った方に両替してもらった。
ドルはいいにしても、ランドとユーロ払い可というのはそれだけ依存しているという事からか。
欧州からの観光客も多いので、そういう目的もあるだろうけど。
中に入り進んでいく。途中ポンチョを貸し出す場所があったので、1USDで借りることにした。ザンビア側の経験を踏まえてだ。
日本人のツアー客がいた、かなり濡れて帰ってきたので、やはり水しぶきが凄いのだろう。
それよりも、いくら払ってこのツアーに参加したのか気になった。
ザンビア側に比べて、ジンバブエ側のヴィクトリアの滝は狭い。遊歩道も一周で帰ってこれるように整備されているので、さほど時間はかからない。
2時間もあれば時間が余るぐらい。最短で1時間で見て回れる大きさだ。
この奥に見える滝のところまで進んでいく。それにしても水しぶき。カメラを守るために努力した。
防水カメラを持っていくことをオススメしたい。
雨季なので水量が凄い。
天気が良い。時間も午前の早い段階なので、観光客も少ない。少なすぎて心配になるほど。ザンビア側に比べたら人気はないのかもしれない。
迫力ならジンバブエ側のほうが上かな。
どんどん進めていき、ようやく滝の全景が見えるスポットにたどりついた。
柵という優しい設備はない。一歩踏み込んだら、真っ逆さまに落ちていく場所。危機感を持って訪れたほうがいい。
あと風が強い場所もあるので、帽子は注意だ。この時点ですでにずぶ濡れ。
写真だと伝わらないかもしれないけど、これぐらいの高さ。僕はビビりなのでこれ以上足を踏み出すことはしなかったけど。
ちなみに地盤は土なので、崩れることも覚悟しておいたほうがいい。
ゴーッと響くヴィクトリアの滝、その威力はこの目で見たものしか分からない。
滝から離れた遊歩道、だけどジャングルの雰囲気。これは滝の水しぶきによって草木がうるおされているからだ。
少し奥まで行くとザンビア&ジンバブエのボーダーのところまで出てくる。
虹がアーチを描いていて美しかった。
途中木が倒れている場所も。しかしこの先は行き止まりなので、倒れている先に行くようなことはしないほうがいい。
あっという間にエントランスに戻ってきた。イノシシが住んでいるので、威嚇したりちょっかいを出さないほうがいい。凶暴でもあるので、自分が被害に遭わなくても、周りに危害を与える可能性がある。
滝を後にし、周辺の道を散歩することに。貰ったマップにバオバブの木マークが書いてあったので、探すことにした。
ゆっくりと流れるザンベジ河を眺める。数百メートル先は奈落の底だ。
しばらく歩くとバオバブが出てきた。
ザン何とかジュベリの「星の王子様」。このファンタジーでバオバブの木が出てくる、マダカスカル島のような大きなバオバブの木ではないけど、十分に存在を示していた。
ジンバブエ側のヴィクトリアの滝、入場料は少し高めだし、見れる範囲も広くはない。もし時間があるならば訪れてほしい場所だ。
ザンビア側と見比べて評価するのもよいだろう。
◆ヴィクトリアの滝まとめ
料金:25USD or 240R(約2,500円)
アクセス:ヴィクトリアフォールズから歩いて10~15分。タクシーで2,3分(5USD)。
時間:知らない。夕陽沈むまでは空いている。
混雑:低い。場所が場所だからそんな人来ない。
シーズン:9月~1月。この時期は水が少なくなるので、滝を細部まで見れるらしい。なので滝シャワーも少ない。僕が行った6月は水が多くなる時期なので、迫力満点だった。
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