朝と夜の京都を散策しました。
2014年8月
国内旅行の最終地点京都、人生で何度目か分からないほどの訪問。
殆どの名所という名所は周ったので、京都に何をするか悩んでいた。
◆夜の京都
夕飯を食べに河原町駅方面へ歩く。
宿がある河原町松原、この界隈は「一見さんお断り」の飲食店などがある。そのため雰囲気はとても良い。観光客も少しはいるけど、地元の京都を感じさせる。
オレンジの灯りが道を照らす。雨が降った後なので、いい感じで反射している。
僕には敷居が高くて入れない店ばかり。舞妓さんが歩いていそうな道だ。
宮川町通が終わり、四条通に出ると雰囲気は一変する。
今まで落ち着いて散歩が出来るところから一気に賑やかな場所に。
歩く人も日本人だけではなく、海外からのお客さんも増える。
訪れたのがお盆だったこともあり、人がたくさん。河原町はまずゆっくり歩くことは無理だ。
とはいえ、木屋町通りへ入ると人も減るので歩きやすい。この周辺は風俗街となっており「お兄さんどう?」という店が多い。
そこにお目当てのラーメン屋があったので、若干歩きにくかった。外国人はここまで入ってこないから人が少ないのだろう。
門扇。鶏ガララーメンのお店。一杯750円。
初めて鶏ガララーメンを食べたけど、美味しい。久々にスープまで飲み干してしまったぐらい。
◆朝の京都
朝、自転車で下鴨神社へ向かう。メジャーな観光名所では行ったことがなかったので、涼しい朝のうちに済ましておくことに。
鴨川沿いを自転車で走る。風がとても気持ちいい、朝の散歩やサイクリングには最適かも。少し道ボコボコしてるけど。
河原町松原から下鴨神社まで30分ほどで到着。自転車置き場も併設してあるのでありがたい。
広大な森の中にある下鴨神社。森の中に朝日が差し込む。
本殿へ向かうまでに、河合神社という下鴨の摂社がある。
ここはパワースポットとして女性には知られている場所、綺麗になるとか縁結びとかで有名らしい。
河合神社には日本サッカーのシンボルマークである烏が祀られている。
W杯前など、ここを訪れて優勝を願うファンも多いようだ。
僕はサッカーに興味がないので、あまり縁を感じることはないのだが、サッカー好きの人は京都を訪れた時に参拝するといいかもしれない。
マイナスイオンを浴びながら歩き進む。
昼になると観光客でいっぱいになるそうだ、ゆっくりと見たい人は朝に来るといいかもしれない。
本殿に着いた。
まずは横にある水場で手を清める。
初めて知ったのだが、国家「君が代」の歌詞一部である「さざれ石」。この石みたいだ。意外な発見。
そもそもさざれ石を理解していない日本国民なんだけど。
早速中へ入ることにする。
5人ぐらいしか参拝客はいない。なので居心地はいい。
都会っ子だから混雑には慣れているけど、普段から混雑した場所にいるから、好んで混雑している場所には向かおうとしない。
台風が過ぎた後の京都、天気は晴れのようだ。少し湿気があるけど、心地よい朝。
本殿の中には干支の神?みたいなのがいた。
申年なので10円ばかりいれて願う。
旅行先での早朝の散歩はいい。神社は特に清々しい。
混雑な苦手な人、頑張って朝早起きをして訪れてみてはどうだろうか。
再び森を通り、自転車置き場へと戻る。そこから30分こぎ続け宿へ。
人通りが少ない。通勤客や自転車を漕ぐ人は大きな通りを走るので、宮川通は静かだ。ゆっくりとした朝を過ごせた。
◆甲子園
折角関西にいるのだ、高校野球を観に甲子園へと向かった。
河原町から甲子園へは時間がかかるし、お金もかかる。往復1,400円ぐらい。けど阪急・阪神1dayパスを使えば、1,200円で往復できる上、阪急電車阪神電車に乗り放題なので便利。
人が多かったので第一試合と第二試合は観戦回避。この日は開幕日でもあったので、人が多すぎた。
第三試合、日大鶴ヶ丘対富山商。智弁和歌山がいないので、高校野球を観る気も失せていたけど、やっぱり生で見たら楽しい。
大学に入って、夏の高校野球を観に甲子園に来たのは初めて。
今までは夏になると長期旅行に出かけていたので、観る機会がなかったのだ。予選は観るけど。
日大鶴ヶ丘、前回出た時は初戦に鹿児島実業に大敗していた。あの時のエース山地君、2番手のサウスポー・大河原君があまり頼りなかったので、一人で頑張っていたけど、当時の鹿実は強かったから仕方ない。
今回も大会注目左腕森田君がいる富山商業。打線は森田君の前に手が出せず、完封負け。日鶴は悔しい初戦負けとなった。
富商はまとまりがあっていいチームだと感じた、応援も声が出ていたし、ブラスバンドが美しかった。
調べたら県内でも有数のブラスバンド部みたいなので、音が綺麗なのも納得。
夏の昼下がり、高校野球を堪能することができた。
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