クマシ滞在中、ガーナの家庭料理を食べる機会がありました。
2016年3月 1セディ=約30円
◆はじめに
1週間滞在したガーナ、クマシ滞在中にご縁もあって、二度ガーナの家庭料理を食べる機会があった。
折角なので感想と共にガーナの家庭料理をご紹介する。
◆フフ
ガーナの名物と言ったら「フフ」だろう。キャッサバとプラタノを混ぜて餅みたいにしたものだ。
バンクーやケンケは少し酸味があるのだが、このフフは味がそこまでしない。
見た目も食感もお餅。作り方もお餅。
というのも、キャッサバとプラタノをそれぞれ刻んで、臼に入れて槌で叩いていく。そしてそれぞれモチモチしたところで、二つを混ぜて、叩いていく。するとフフが出来上がる。
餅同様、二人いないと出来ない。共同作業だ。またフフはすぐにダメになってしまうので、出来上がってすぐに食べないといけないみたいだ。なので保存ができないので、結構手間がかかるものである。
フフをシチューのようなスープと共にいただく。手で食べるので、汚れを落とすようの水も一緒に出てくる(飲めない)。
ガーナ人はフフを飲み込むのだが、慣れていない内は噛もう。喉に詰まらせたら大変だ。
ということで、初のフフだったので、噛みながら食べ進めていく。
味はそんなにないので、スープの味が強調される。またフフはお餅同様、すぐにお腹に溜まってしまうので、完食することができない。手で食べているから、満腹中枢がすぐに達するということもあるだろうけど。
ということで僕は残してしまった。しかし、ガーナでは食べ残しを他の人が食べる文化があるらしいので、家庭で出されて残してもそこまで「やってしまった…」と思う必要はない。
◆コンコンテ
こちらもフフと似ているのだが、原料はキャッサバのみだ。またフフはレストランや食堂で提供されるのに対し、コンコンテは家庭でしか味わえないとのこと。なので旅行者からしたら貴重な食べ物である。
コンコンテもフフと同じようにスープにつけて食べる。現地の人は飲み込んでいるけど、慣れていないので噛んで食べ進めていく。
味はそんなにしないので、スープの付け合わせだと思って。だけどお腹にはすごく溜まるから、これも残してしまった。
そんなに栄養はあるとは思えないけど、安価に作れて、お腹にはたまるのでよく食されているのだろう。あくまでも憶測らしいのだが、こういうのは「奴隷の食べ物」らしい。
というのは、奴隷には栄養はいらなく、その日に動いてもらえばよい。だから栄養はないけど、お腹には溜まる食べ物を出していたのだと・・・。そう聞くと分からなくはないなと、なので女性の体はデカイ。
◆おわりに
ご縁もあって、ガーナの家庭料理を食べさせていただいた。
普段旅行している時には、家庭にお邪魔させていただく経験は殆どないので、とても貴重であった。
ガーナでは他人を家に招き入れることが、極当たり前ということもあって、このような体験をできたこともある。
コンコンテは難しいけど、フフは食堂やレストランで食べることができるので、一度トライしてみてほしい。
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