ヘルシンキのショッピングセンターをご紹介します。
2016年2月 1ユーロ=約133円
◆はじめに
ヘルシンキの日曜日は静かだ。他のヨーロッパ諸国同様、しっかりとお休みをする。なので平日のような賑やかさはない。
僕はヘルシンキ滞在中に日曜日に重なった。「どうしようかな・・・」と思っており、地図をぼんやり眺めていたら、郊外に大きなショッピングセンターがあるのを見つけた。
「Itis」というSC、訪れてみて思ったのが「早くに知っておけばよかった」ということ。穴場だ。
◆アクセス
Itisは地下鉄の「Itäkeskuksen」という駅にある。
ヘルシンキ中央駅から15分ほど。距離があるように見えるが、ヘルシンキ自体が小さいので意外と近い。
マリメッコアウトレットの最寄り駅である「Herttoniemen」から2駅目。すぐだ。
ホームを降りたら、進行方向寄りの出口へ出よう。ショッピングセンターと駅が直結しているのでそのまま入れる。
【営業時間】
月~金:10:00~21:00、土:09:00~18:00、日:12:00~18:00
【HP】
地図:
◆Itis
ここのショッピングセンターは大きい。そして見どころが多い。
というのも、ストックマン、ムーミンショップ、イッタラ、マリメッコなどが入っている。
アウトレットではなく正規のものを売る店なので、お得感はないのだが、結構空いているので落ち着いてみることが可能だ。
また市内部にないものがあったりするので、一度確認しておくのもありだろう。
またムーミンショップ、品揃えは市内とさほど変わらない。むしろいいかもしれないぐらい。
こちらも一度覗いてみて、見比べてほしい。人がいないのでのんびりと買い物ができる。
食事は基本的にはファストフードなど。Hesburgerも入っている。
スーパーはK、S、LiDLと3種類揃っており、完璧。
特にK-marketはデカく、お土産もここで揃う。SとLiDLはItis内、Kは連絡通路の先にある。
この3種類の比較を簡単にすると、
値段はK>S>LiDL、品揃えもK>S>LiDLの順。一応全部見比べてみるのもいいだろう。
このKへ向かう連絡通路には、ケバブ、ベトナム料理、中華がある。
ベトナム料理屋ではフォーが7.5ユーロで食べることが可能。中華は平日9.5ユーロ、土日は11ユーロビュッフェをやっているので、お得だ。ここのビュッフェは1皿制ではなく、取り放題のバイキング。営業時間はItisの時間と準ずる。
ふらーっと見ただけだけど、30分はかかった。のんびり見たら1時間~2時間、ご飯も食べたら3時間ぐらいは必要だろう。
僕は中華ビュッフェの存在を知って「早く知ればよかった・・・」と思った。ちなみにご飯どころも日曜空いている、嬉しいことだ。
またこのSCは「ヘルシンキの今」を見ることができる。
というのも、買い物客がフィンランド人だけではなく、東アフリカ系やベトナム系、中国系、トルコ系、他アラブ系など多種多様なのだ。
中でもアフリカ系の姿は多い。彼らは主にエチオピアやエリトリア、ソマリアからの難民/移民たち。なのでムスリムが大多数を占めている。
ベトナム系も戦争時に移ってきた人がいて、このSC周辺にもコミュニティがありそうな感じであった。
なので人間観察をしているだけでも面白い、みんな楽しそうにしているし、のんびり生活している様子であった。この感じだと国に戻ることは一生ないだろう。
そういうこともあり、このショッピングセンターは面白い。
僕がもう少し滞在できるならここでのんびりと人間観察や中華ビュッフェを食べていたことだろう。
◆おわりに
お店も一か所に集まっており、雨や雪の日でも暖かい場所でショッピングが可能だ。
時間に余裕があったり、ヘルシンキが何度目かの人、日曜滞在の人は訪れてみてほしい。損はない。
最初に市内やアウトレットで商品を見て、ここで商品を見る。それでよい方で購入すればいいだろう。
オススメしたいヘルシンキの穴場だ。
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