【函館】五稜郭:北洋資料館が中々見応えあった

2022年2月

冬の函館旅行。
暴風雪で全然観光どころではなかった。ホテルに居るのも飽きてくるので、博物館に行くことにした。

訪れたのは五稜郭タワー近くの函館市北洋資料館。
昔行っていた北洋漁業の展示をしている。これが意外と見応えあったので紹介したい。

五稜郭タワーのほぼ横にあるので、五稜郭タワーまでの行き方で問題なし。函館市電の五稜郭公園前駅から徒歩7,8分。

並びには道立の函館美術館がある。
北洋資料館は入場料100円と安い。館内は撮影OK。

北洋漁業って話には聞いたことあるけど、あまり実態は知らなかった。
意外と91年まで続いていたけど、全盛期は戦前と戦後の一部。『蟹工船』もこの時期だ。

入口にはシロクマとトドの剥製があった。
トドがデカすぎて衝撃。3.5mぐらいあるみたい。
こんなの来たら一たまりもないよな。

先ずサケの北洋漁業の展示があった。
地図の赤い部分で捕獲していたみたい。

あとは日本の漁業、北洋漁業の成り立ちということで歴史が紹介されていた。
最初はアイヌがやっていたけど、本土からの進出によって変化していくという部分。
また測量が定まっていなかったので、北海道の地図も樺太みたいになってた。けど襟裳岬とか部分部分は合っているんだよね。

続いてカニの展示。

タラバガニとか色々カニの模型あったけど、文字のフォントがホラー映画みたいで面白かった。

捕獲したカニを缶詰にして輸出していたみたいだけど、パッケージが特徴的だった。
色々名前あるけど、マダムクラブやゲイシャクラブが昔からあったのは今とそんな変わりないのかな。

こちらは蟹工船の模型。警備員さんが簡単に説明してくれて嬉しい。
船の下に色々入っているけど、僕は船酔いするから絶対に乗りたくないな。当時ではかなり破格な値段だったみたいだけど、仕事もキツそう。

寝床の下は硝子玉、横は網、その下はセメントと書かれている。
警備員さんによると網に硝子玉を付けて浮き輪みたいなのにするのと、セメントは網を下に沈めるのに使うけど、何ヶ月も漁に出るからセメントはその場で崩していたみたい。

あと北洋漁業体験コーナーというので、船室に入って体験するというの。これがミスった。
実際の航海の映像を見ながら3分間ぐらい動くんだけど、案の定海は荒れてるので、めちゃくちゃ揺れる。
なので船酔いする僕からしたらNGだった。ご飯食べる前で良かった…

なのでこれ乗る人は覚悟したほうがいい。左が通常の様子。右が動いた後の様子。めちゃくちゃ傾いている。

最後に船員たちのパスポート。
英語に限らずフランス語でも書かれているのが特徴的。

小一時間ほど展示に身入っていた。
面白いし100円なので是非訪れてみてほしい。

▼函館市北洋資料館
【住所】〒040-0001 北海道函館市五稜郭町37-8
【営業時間】09:00-17:00 ※定休日:なし
【入場料】100円
【アクセス】函館市電・五稜郭公園前から徒歩8分、函館バス・警察署前から徒歩4分
【地図】

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