2021年11月
氷見から富山への戻りで高岡市に訪れた。
富山市に隣接する富山第二の都市、前田利長が築いた町として知られる。
高岡に到着した後は先ず富山県唯一の国宝である「瑞龍寺」へと訪れた。
瑞龍寺は高岡駅の南口にあるが繁華街などは北口に位置する。
瑞龍寺から金屋町、そして高岡大仏へと訪れるように街歩きをスタートした。
高岡駅から金屋町へ
高岡駅から金屋町までは徒歩20分ぐらい。路線バスで向かってもいいけど、僕は天気が良かったので散歩しながら向かった。
高岡駅前は典型的な地方都市という感じ。駐車場とバス停留所、アーケードの商店街、金融機関にイベントホール兼ね備えるホテルなど。
高岡と言うとドラえもんを街中でよく見かける。
藤子・F・不二雄先生の出身地で上京するまで住んでいたということだ。
高岡駅1階の万葉線の改札近くにはドラえもんポストがある。
駅前にはブロンズのドラえもん。
そして駅前商店街にはぬいぐるみのドラえもんとドラミちゃんまで。
ドラえもん好きなら楽しめるだろうし、僕も子どもの頃にドラえもん(大山のぶ代世代)を見ていたので面白かった。
高岡には路面電車が走っている。高岡駅から越ノ潟駅まで走る万葉線。
乗車はしなかったけど、高岡駅から街中は道路と並行して走っている。
単線だったけど、旧車体のモーター音は東京では中々感じられないので異国情緒がある。
地図:ドラえもんの遊歩道
昔ながらの金屋町
金屋町の発展には前田利長が影響をしている。
隠居していた前田利長が砺波郡西部金屋から鋳物師を呼び寄せたことが起源とされ、高岡鋳物発祥の地とされる。
呼び寄せるにあたり、税や労役を免除するなどの特権を与えたようだ。
千本格子の家並みが保存されており、とても美しい街並み。
京都や金沢程の派手さはないけど、ひっそりと残り続けている雰囲気は素敵だ。
地図:金屋町
日本3大仏の高岡大仏
高岡市の大佛寺にある高岡大仏。
城下町通りを上がっていくと、高岡大仏が目に入ってくる。
鎌倉、奈良と並んで日本三大仏に数えられる高岡大仏。
2つの大仏より大きさは小さいけども、街中にポツンと座っているのは鎌倉、奈良ではありえない。
800年の歴史を誇る大仏。しかし最初は木造だったようで、荒廃や焼失などを経て今の形となっているようだ。
高岡大仏は出来栄えの素晴らしさから「日本一の美男」と呼ばれるけど、僕にはその魅力が分からなかった。。。
地元の人に親しまれているのだろうか、参拝客も多い。
ツアー御一行が途中で来たので、直ぐに境内を出てしまったけど、大仏が鎮座する台座の内部は日中見学することもできるようだ。
もし興味があれば大仏まで会いに行っても面白いと思う。
地図:高岡大仏
おわりに
高岡市街を軽く散策した。一部エリアだけど散歩するには丁度良い広さだと思う。
時間が許せば色々と歩いたり、万葉線に乗車したりなど楽しんでいただきたいなと感じる。