世界遺産クスコの街を紹介します。
3月22日 1ソル:約36円
◆概要
世界遺産に登録されているクスコの街。これといった観光名所はないが、旧市街全体が見どころ。散歩しているだけでも楽しい。
↑ 旧市街
アルマス広場がクスコの中心。この周辺に旅行代理店やレストラン、鉄道オフィス、土産屋が集まっている。
昔は治安が悪いとされていたが、現在は警察が終日監視をしているので、問題なし。夜も安心して散歩することが出来る。
↑ 夜のアルマス広場
・旅行代理店
客引きが多い。多すぎて探すのが大変なぐらい。観光都市なので、英語も喋れる。
客引きについていってもいいけど、ガイドブックや他ブログで紹介されている代理店が安全。
対応が良いところが一番。ツアーに参加しなくても、マチュピチュには簡単にアクセス出来るので、マージンが発生する代理店に頼るメリットはあまりない。
・レストラン
多くの客引きがいる。たいてい客引きがいるレストランは美味しい印象はない。
アルマス広場に面したレストランは高い。観光客向け。ここで食べるなら、マックやKFCで食べたほうがマシかも。
地元民向けの食堂もクスコには沢山ある。「食」に関しては、別途記事をあげることにする。
・治安
上述のように、クスコの治安はあまり問題ではない。
しかし、坂が多くクネクネしている小道が多いので、夜になると不安がある。
日本人が多く集まるカサ・デル・インカなどは、まだ見通しが良い坂なので、いいけども、ペンシオン花田や八幡へ行く道は、女性一人だと心配かもしれない。
アルマス広場、サンフランシスコ広場周辺は問題なし。小道に入る場合は注意が必要。
昼間はスリや置き引きに注意していれば、死ぬようなことはない。
↑ 夜の小道
・物価
観光都市は言うても、地元民も沢山住んでいる街。現地人向けの店に行けば、安く買い物はできる。
食事は1食7~10ソル(約252円~360円)。スーパーに行けば水1リットルが2.1ソル(約75.6円)。コーラも1.6ソル(約57.6円)で買える。
中央市場前には、ORIONというスーパーが毎日営業している。
・公共交通機関
ミニバスやマイクロバスが市内を走っているが、旅行者があまり使うことはない。
バスターミナルの外からセントロまで、マイクロバスが走っている。市内移動は0.7ソル。
中央市場から郵便局までも、マイクロバスが運行。0.7ソル(約25.2円)。乗る際に「コレオ?」や「メルカド・ワンチャック?」と聞くと良い。
タクシーはいっぱい走ってる。軽自動車かセダンはほぼタクシーと思ってもらっても良い。
観光客と見るとクラクションを鳴らしてくる。最初はウザく感じるが、だんだん慣れてくる。
バスターミナルの客引きも激しい。
バスターミナルからアルマス広場までは4ソル(約144円)。外で拾えば3ソル(約108円)。
これは一人の値段。深夜は夜間料金が追加されて高い。
僕はバスターミナル外~サンフランシスコ広場まで2人で5ソルにしてもらった。
最初は「6ソル」とか言われるけど、渋ったり、「じゃあいいです」と言うと値下げしてくれる。
タクシーの見分け方は簡単。車体に紅白のラインが入っている。
↑ タクシー
白タクによる強盗事件も発生しているので、安全のためラジオタクシーに乗ると良い。
屋根の上に番号が書かれた看板が乗ってる。車種はトヨタYARISの場合が多数。
白タクもラジオも値段は大差はない。
◆クスコの街並み
さすが世界遺産、というような街並みが広がる。
以下写真。
・展望台
街を見下ろせる展望台が存在する。
場所はカサ・デル・インカの奥。アルマス広場からはインカ方面に階段をずっと登っていく。標高が高いので、結構辛いけど、眺めは最高。夜は注意したい。
↓ 展望台からの眺め
時間がある時は一度訪れてみてほしい。
◆泥棒市
「泥棒市」と言えばラパスのエル・アルトが有名だが、「バラティーヨ」と呼ばれるクスコの泥棒市も面白い。
毎週土曜日開催。12時前後が一番盛り上がる。午前中に行くのがベスト。午後には片づけ始める店も多い。
↓ 場所
]
中心地から歩いて行ける距離。アルマス広場からは12分ぐらい。
↑ 泥棒市の様子。目印。
服屋からガラクタまで何でも売ってる。ラパスほど広くはないけど、密集度が凄い。
全部見て回ると疲れるので、勘を頼りに歩いたほうがいい。
スマートフォンは高い。1,000(約36,000円)ソルはする。日葡の電子辞書もあった。絶対盗品。
クスコでスリや盗難にあったら、ここに来れば売ってるかもしれない。
↑ 雰囲気
人で混んでる。スリ師にとっては稼ぎ時。ポケットには何も入れないこと。
一眼やスマホは宿に置いていったほうがいい。最低限の持ち物で十分。
唾かけ強盗もいるらしいので、注意。
↑ 店。撮影許可は得ている。
ペルーの古い紙幣を購入した。1枚0.5ソル(約18円)で3枚買ったら、1枚サービスしてくれた。相方にはオレンジくれた。
良いお店もあるし、クソみたいな店もある。クソみたいな店に金を落とす必要はないので、”Esta bien”(大丈夫です)と言って立ち去るのがベスト。
何か小言いわれることもあるけど、それまでの人間なので無視が一番。ババアに多い。
↑ お土産やさん通り
泥棒市の一角には、お土産や通りもある。マチュピチュや街中のお土産やよりも安い。まとめて買えば値下げしてくれる。
スペイン語オンリーの店も多い。たいてい言い値通りで買うと、ボラれているので、値段交渉必須。
対応が良い店もあるし、悪い店もある。リャマのキーホルダーは1つ1ソル。中央市場だと1つ2ソル。
お土産やの値段は、
泥棒市<中央市場<土産屋
の順に上がっていく。
土曜日限定で行われているマーケット。もし滞在が土曜に重なったら、訪れてみてはどうだろうか。
スリなどに気を付ければ問題ない。ご飯を食べるところもある。衛生的には「良い」とは言えないけど。
見ていて飽きない場所なので、オススメ。
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