今まで訪れた73ヶ国の中で、好きになった国ベスト10です。
日本は除きます。
◎はじめに
今まで73の国と地域に訪れた。どれも思い出深いし、決して忘れることはない。
その中でも「好きな国」と「そうでなかった国」に分かれる。
そこで、73ヶ国の中で僕が好きな国を挙げることにする。
↓以下が訪問国。
◎10位 タイ王国
滞在日数:18日間
滞在都市:バンコク
東南アジアで好きな国の1つ。
一番評価が高いのは、「ご飯」だ。
パッタイを始め、バミーやチキンライスなど。パクチーは苦手ではないので、ご飯に苦労することはない。
人の良さ、というより居心地が良いところが好きになった要素。
蒸し暑いけど、何か過ごしやすいのだ。
北部にはまだ行ったことはない。ミャンマーとセットで今度は訪れたい。
↑ワット
↑ソンクラーン
↑パッタイ
◎9位 シンガポール共和国
滞在日数:9日間
滞在場所:シンガポール
シンガポールは人生の転機となった場所である。
高校2年の冬、修学旅行でシンガポール・マレーシアを訪れた。
この時に僕は衝撃を受けた。
日本とは違う文化、宗教、人。初めてのことばかりで、なにもかもが新鮮だった。
団体行動が基本の修学旅行、自由に動きたい僕はどこか窮屈に感じていたのだ。
マーライオンで15-20分程自由時間になった時、僕は一人で街中を歩いてみた。
凄く開放的な気分になったと同時に
「もっと他の国を見てみたい」
と思った。
これが夏への韓国一人旅へと繋がり、その後のバックパッカーへと発展。
このような機会を作ってくれた高校にはありがとう気持ちである。
シンガポールは都会好きの僕にとって居心地が良い。
都会なのに屋台があったり、自然があったり。
この国なら住める。
↑フードコート
↑ハウパーヴィラにて
↑ウビン島でサイクリング
◎8位 ペルー共和国
滞在日数:14日間
滞在場所:クスコ、マチュピチュ村、アレキパ
人の「温かさ」を感じた国。
ペルーを浮かべる時は、いつも人が浮かんでくる。
アレキパのサンドラの家。ペルー人のホスピダリティを感じた時だ。
ペルーはご飯も美味しくて、日本人好み。他の南米諸国よりも群を抜いて美味しかった。
ボリビアの後だからかもしれないけど、手を差し出してくれる人が多かった。クスコでバスに乗る時、「セントロまで行く?」と聞くと、そこで待っていたおじさんが”Si”と返事して、運転手さんにスペイン語で「彼らはセントロまで行くから降ろしてやってくれ」と伝えてくれた。
勝手は分かってたから手助けは要らなかったんだけど、旅行者と見て世話をしてくれたことに感銘を受けた。
あなたがペルーへ訪れる時、人の良さを肌で感じるだろう。
↑クスコの旧市街
↑アワナカンチャにて
↑「白い街」アレキパ
◎7位 チリ共和国
滞在日数:31日間
滞在場所:イースター島、アリカ、サンティアゴ、プエルト・モン、プンタ・アレーナス
トータルで1ヵ月もいた場所。気付いたらそれぐらいになっていた。
チリもペルー同様に、人の「温かさ」を感じられた国。
特にパタゴニアは「もう大丈夫です苦笑」と言いたくなるほど、あれよこれよと手を貸してくれたものだ。
一番印象深いのはイースター島だ。あれだけのんびりするのも、最初で最後かもしれない。イースター島でボーっとすることは最高の贅沢ではないだろうか。
チリでは急ぐような旅ではなかった。縦長で自然豊か、気候が豊かな国。
地震からの復興、バルパライソ再建。新大統領になってから災難は続いたが、この国なら復活してくれるに違いない。
↑プンタ・アレーナス
↑ペンギン
↑アフトンガリキからの初日の出
◎6位 インド共和国
滞在日数:19日間
滞在場所:デリー、アグラ、プシュカル、バラナシ、ブッダ・ガヤー、コルカタ
「大嫌いだった国」。インドを出た時はこう思っていた。
食べ物は合わないし、支払いの時クチグチ言ってくるし、汚いし。
インドにいるときは疲れていたし、10キロも痩せた。
だけど、いざインドを出て振り替えってみると、何か愛おしい場所であったのだ。
ウザい奴は一部で、大半の人は優しかったし、世話してくれたし。
あの汚さも何か懐かしくて、また浸かりたいような。
全てにおいて印象深かったインドという国。
↑チャイ屋の親父
↑バラナシ
↑ホーリー
◎5位 トルコ共和国
滞在日数:11日間
滞在場所:イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ、アンタルヤ
初めてのバックパッカーで訪れた国がトルコだった。
そして、僕はこの選択を誤ってなかった。
ラマダン真っ最中。モスクの中でお祈りをするムスリムを見て、文化の違い、宗教の偉大さというのを感じた。
人が良いところは印象も良い。
1回目に行った時は2011年の夏。震災後である。
とある港町を散策中、 売店でアイスを買った。
店員さんに「どこから来たの?」と聞かれたので「日本」と答えると、近くにいた人が僕の周りに集まってきて、
「お前の国は大丈夫なのか?」
「津波はどうなんだ?」
「家族や友達は無事だったのか?」
と質問攻め。最初はビックリしたけど、日本のことを気にしてくることが嬉しかった。
今回の旅でも、イスタンブールに訪れた。
トルコ人は優しくて親しみやすいことを再実感した。
↑イスタンブールの旧市街
↑トルコの大地
↑おっちゃん
◎4位 アルゼンチン共和国
滞在日数:23日間
滞在場所:バリローチェ、エル・チャルテン、エル・カラファテ、ウシュアイア、ブエノス・アイレス
「居心地の良さ」なら南米一だろう。
世界最南端の街・ウシュアイア、首都・ブエノスアイレスは日本人宿を抜きにしても、滞在して満足した都市であった。
お肉が安くて、美味い。毎日肉が食べれる、かなり幸せなことだ。
上手く言葉では説明できないけど、アルゼンチンに流れるどこかゆったりとした空気は、現地を訪問した人でないと知ることはできない。
↑ロス・グラシアレス公園
↑ルハン動物園
↑フィッツロイの麓
◎3位 イギリス連邦
滞在日数:6日間
滞在場所:ロンドン
“Thank-you for your kindness.”
イギリス人に対して何度使っただろうか。
礼儀正しい人が多かった。駅の窓口、蚤の市、他国で出会うイギリス人。
ジェントルマンやマダムという言葉がとても似合う。紳士的なのだ。
英語の発音も聞き取りやすいし。
自然も豊かで建物も素敵だ。残念ながらご飯は評価出来ないけど、それを加味しても印象はとても良かった。
今回はロンドンだけだったので、北部や湖水地方にも訪れたい。
↑ストーンヘンジ
↑バッキンガム宮殿
↑ロンドンでの一コマ
◎2位 メキシコ共和国
滞在日数:15日間
滞在場所:メキシコシティ、マサトラン、グアナファト、サン・ミゲル・デ・アジェンデ、サン・クリストバル・デ・ラス・カサス
ラテンアメリカの中で印象深い国の一つ。
「チーノ」とか言われる中で、ここはそんな被害に遭わなかったし、人々が僕を受け入れてくれた。
今までスペインのスペイン語しか知らなかったので、スペイン語の違う言い方を学んだし、飯美味しいし、人が陽気。
多くの旅人が勧めていた理由が分かった気がする。
印象深いのは、とある食堂に入った時。
店主のおじちゃんが「日本人と話すのは初めてだ!」と来て、おじちゃんがGoogle翻訳を使いながら、話したのは良い思い出。
↑サン・ミゲル・デ・アジェンデ
↑死者の日
↑グアナファト
◎1位 スペイン王国
滞在日数:28日間
滞在場所:マドリッド、バルセロナ、バレンシア、ビルバオ、セゴビア、サン・セバスチャン、グラナダ、コルドバ、セビーリャ
人、気候、食べ物、文化。全てにおいて素晴らしい国。
夏のスペインは他国とは違い、穏やかな空気が流れている。
経済は終わっているし、一部では治安も悪い。
しかしながらスペインは、あなたを受け入れてくれるだろう。
アンダルシアの青空を見ると、全てを忘れて開放的な気持ちになる。
親切なスペイン人に多く出会った。
拙いスペイン語ながらも、耳を傾けて話を聞いてくれた彼らに感謝だ。
いつの日か3回目の渡西を夢見ている。
次行く時は、スペインの田舎を巡ってみたい。
↑2回目の海外ヒッチハイク
↑トマティーナ
↑サグラダ・ファミリア
まだまだ今後も旅を続けていくので、ランキングは変わるだろう。やはり長くいればいるほど、愛着が沸いてくるのだ。
どれも思い出深い国。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。