【北京】老北京の古き良き「胡同」を散策する。

北京市内にいくつもある「胡同」を散策しました。

2015年10月 1人民元=約20円

◆はじめに

皆さんは「胡同」という言葉を目にしたことはあるだろうか。
僕はなかった、北京を訪れるまでは。

胡同とはWikipedia先生によると、
「主に中華人民共和国の首都北京市の旧城内を中心に点在する細い路地のこと。元統治時代の名残である。 」
と書かれている。

なので北京に行ったことがない人、若しくは中国について研究している人以外は馴染みのない言葉であろう。
今回北京を訪れた時、僕はこの胡同を気に入った。裏路地散策が好きな人にはピッタリだ。

◆北京の胡同

北京にはあちらこちらに胡同がある。なので歩いていれば大抵見つかるし、どこも雰囲気は良いので飽きることもない。

一応北京の「十大胡同」と言われるものも存在する。以下リンク(中文)。

ly.beijing.cn

中国語なので何となく雰囲気で察するのだが、ここに紹介されている幾つかを歩こうと思った。
ここからは胡同の魅力をお伝えしていく。

街歩きをしていると自然と路地に目がいってしまう。共感してくれる方もいらっしゃるはずだ。

あの魅力は何なのだろうか。言葉でははっきりと表せられないのだが、吸い込まれるように足を進めているのだ。

この胡同も同様にだ。大通りから伸びており、ふと先進的な大通りから眺めると、昔ながらの雰囲気が残っているのだ。

胡同には家々が並んでいるのだが、商店街のような場所もあり、そこは賑やかだ。
チャリを漕ぐ老人、店前でお喋りするオバチャン、少し険しい顔をしながら車を走らせるお兄さんなど。三輪車が駐輪してあるのも実によい。
良くも悪くも北京の下町の姿だ。

当然英語などは通じない。北京語オンリーだ。ふと良さげな店があっても言語の壁ができてしまう。
しかし注文だけなら筆談が使えるので、いつも紙とペンを持ち歩いていた。
言葉が通じるのが一番なんだけど、苦労しながら買ったご飯もこれまた美味しいのだ。

朝、昼、夕、夜と違った顔を見せる胡同。
どの時間帯に訪れても楽しい、一番良いのは夕方かな。賑わいをみせるので人は多いけど歩くのは面白い。

僕が訪問した胡同や路地を紹介する。それなりにあるので、個人的に良いなと思ったところだけだ。

・东不压桥胡同(Dong Bu Ya Qiao Hu Tong)南鑼鼓巷近く
コメント:地安門東大街から川沿いに伸びている胡同。家は人工的なモノは否めないけど、雰囲気は悪くはない。胡同入門としては最適なところではないだろうか。
・菊儿胡同(Ju’er Hutong)南鑼鼓巷近く
コメント:南鑼鼓巷から伸びている胡同。半分ぐらいまでは観光客多いけど、半分はほとんどいない。北京の表と裏が見れる。
・五道营胡同(Wudaoying Hutong)安定門駅、雍和宮駅近く
コメント:北京のアート街。代官山的な?北京だけど北京ぽくない場所。
・杨梅竹斜街(Yang Mei Zhu Xie Jie)前門近く
コメント:観光地前門から一本入ると静かな路地になる。近年はアート街として整備されてきており、だんだん雰囲気が変わっているという懸念もある。

◆おわりに

北京胡同のホンの一部だ。これが全てではない。なので自分好みの胡同を見つけていってほしい。胡同は北京旅行のハイライトになるはずだし、北京の観光スポットでもある。時間があるときにふらっと散策してみてはいかがだろうか。

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