アルジェからアリカンテまで、アルジェリア航空に乗る。恐らく殆どの日本人にとって需要がない記事である。
日本からアリカンテへ行くならドイツやオランダ、イギリス経由になるだろうし、そもそもアリカンテへ向かう日本人はあまり多くはない。
とはいえ、99%需要がなくても、1%の需要があれば僕は良いと思っているので、後世のためにこの路線のレポートをしたい。
2月15日(水)
AH2004 ALG 16:15-17:15 ALC
アルジェからアリカンテへ
アルジェの空港は小さいので移動距離も短い。一応ターミナル1と2で分かれているが、成田のようなものではなく、お互いに徒歩で行き来できるレベル。
アルジェリア航空はターミナル2を使っている。直前に行けば確定しているけど、少し早いと決まっていない、決まっていても変更があるので、信用してはいけない。
アルジェ⇆アリカンテ路線、就航していることに驚きであった。1時間ぐらいで着くのでかなり近い。
アルジェリア航空、初めての体験だ。数年前にワガドゥグを出た便が墜落した記憶が残っているので、不安と緊張の搭乗であった。
でも、どこの会社も一度はそういうことあるだろうし、アルジェリア航空に至っては、マグレブや西アフリカなど飛びまくっているのだから、むしろ強いのでないかと感じてしまうほどである。
遅延することも気にしていた。搭乗開始時刻が出発の1時間前に設定しているのも、そういうことが要因になるのか。
ということで、15時過ぎにはゲートオープン。まず並んでる間にパスポートと搭乗券チェック。
その後手荷物検査があるけど、一人一人ゆっくりやるので、ここで少し時間が取られる。だから早くオープンするのか。。。
ちなみに飲み物は持ち込みOKなので、必ず外に出しておこう。パソコンはバッグの中に入れたままだったけど、何も言われず。ベルトも外さなくて大丈夫だった。鳴ったら知らない。
その後、機内にすぐ乗り込めるわけではなく、ボーディングブリッジで待たされる。この非効率というか、時間がかかる感じが実にアラブ、アフリカぽく良い。
乗り込めないの、客室乗務員がまだ乗り込んでなかったというのも、ぽい。
どことなく懐かしい気分になった。
乗り込むと機内が若干寒い。そこは良いとして、3-3なのでちょいと時間がかかる。
ちなみに足元は狭くはない。173cmの僕からすれば特に不便とは思わなかった。
外を見るとケータリングの車が。1時間のフライトで出るのかな??
また荷物を機内に入れるところも。案の定雑に扱っていて、ほぼ投げてたので、預ける人は注意。「割れ物注意」みたいなタグを貼っていても多分見てない。
そして飛行機は16時15分、定刻通りに出発。7割ほどの埋まり具合。定刻通りに若干感動。
飛行機はアルジェの街並みを見た後に、地中海上空を飛んで行く。
そして離陸して15分程で水とサンドウィッチ、オレンジジュースが配られる。妥当だろう。
サンドウィッチはパサパサすぎて、舌の肥えてる人なら怒るであろうレベル。スペインでの夕食前にお腹満たすという部分では、許容範囲内。
簡単に平らげ、後は着陸するのみ。1時間フライトだから、あっという間に感じられる。
途中からスペイン上空を飛ぶけど、雲が多くて、曇り空ではないかと心配になる。
近代的なアリカンテのターミナルビルが見えてきた。
スペイン入国
アルジェリアからのフライト(アルジェとオラン)が重なったため、入国審査は長蛇の列。
EUの人とかはスイスイ行くけど、日本人はアルジェリア人と同じ列になるので、地味に時間がかかる。それほど便も多くないから、スタッフもそんなに多く配置されてないし。
ここで20分ほどかかり、入国。預け荷物もないし空港もそこまで大きくないので、後は簡単に進めた。
空港から市内へは別の記事で紹介する。
空港は市内から10kmのところにあり、路線バスで簡単にアクセスができる。
まとめ
少し不安なアルジェリア航空に乗ったけど、定刻通りで不安とはかけ離れた会社であった。
たまたまかもしれないけど、今後使うことになっても構わない会社だ。
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