アリカンテの夜を散歩しました。
2017年2月 1EUR=約120円
◆はじめに
アリカンテの夜。アリカンテという街の規模は中ぐらいだけど、観光客が行く場所は限られてくるので、小さく感じてしまう。
主に新市街と旧市街に分かれているのだが、夜に見どころは旧市街だ。
Rambla通りを境に分かれているけど、雰囲気が全く異なる。
今回はアリカンテの旧市街の夜をご紹介したい。
◆旧市街の夜
アリカンテ初日の夜、旧市街を散策してみることにした。
スペインの夜と言うと治安が悪い印象があるだろうか、アリカンテはそんなことはない。夜でも平気で歩けるし、何より子どもたちが外で遊んでいるのだ。ゲームまでしているほど。なので安心してほしい。
だけど、万が一ということもあるので、荷物は少なく、そして危機管理は行ってほしい。
Rambla通りに面する「Portal el elche」にはバルやレストランが面していて、賑やかだ。緑に囲まれたバルは火もあり、なかなか幻想的である。
そこから通りを渡り、Mayor通りに入っていく。ここには「El buen comer」などのレストランが並んでいて、”本場”のパエリアを食べることができる。パエリアはバレンシアのものとは違って、水気が少ないのが特徴。
ここらは観光客も多いので、英語のメニューや英語が通じる店員さんが多い。呼び込みもしているし。
Mayor通りを進むと、「Plaza de Santa Faz」に出る。Plazaなので広場。広場にはレストランやこじんまりとした公園がある。
お年寄りが休んでいるのを見ると、「スペインだな」と旅情を高めてくれる。
このPlazaからMayor通りを進んでいくと、「Plaza de Santa Maria」に到達。名の通りSanta Maria教会がある。
夜20時前だけど開いていて、中に入ることができた。教会の中は写真が禁止だけど、静寂で厳かな雰囲気は鳥肌ものであった。教会は美しいなと再実感。
ここからは通りの名前などは記憶していない。というのも「良いな」と思う通りを地図を見ずに直感で歩いていたからである。
新市街を見てくると、「ここまで違うのか」というぐらい雰囲気が別物。味がありすぎる。
スペインの夜の街並みでは一番かもしれない。
どこを歩いても絵になるし、治安が良いというのも安心させてくれる瞬間。ウキウキな気分であった。
所々地元民向けのバルとかあって、良さげな感じ。観光客はあまりいなかったかな。お腹いっぱいじゃなければ、中に入って1杯やっていたかもしれない。
気の向くままに歩いていると、「Plaza del Abad Penalva」に到着。ここも教会があり、礼拝後なのか教会前では地元の人がタチトークをしていた。こういう光景もすごく好き。皆熱心に話しているところとか。
周囲にはバルやレストランが並んでいるけど、こちらは観光客向き。クラブぽいところもあって、落ち着けるような場所ではないなと思った。値段はヨーロッパで考えると安いけど、アリカンテの他の場所から考えると少し高いかな。
そこまで旧市街は広くないので、写真を撮りながらのんびり歩いても1時間ぐらいで終えられるぐらい。坂や階段があるけど、それがまた絵になるのだ。
◆おわりに
アリカンテの夜を紹介した。バレンシアから日帰りで来れるけど、是非1泊してみてほしい。この夜の雰囲気はマドリードやバレンシア、バルセロナでは見られない。オススメだ。
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