東京の大使館でコートジボワールの観光ビザを申請してきました。
2015年12月 1ユーロ=約133円
◆はじめに
2月から3月にかけて行う「西アフリカ周遊」。
今までにナイジェリア、ベナン、ガーナビザを東京の大使館で申請・取得した。最後に申請するのがコートジボワールビザ。他の大使館とは違い、少し勝手が違ったので、今回は今後申請する人のために記録を残す。
◆前準備をする
コートジボワールビザは事前準備をしっかりしないといけない。
流れとしては、
①申請書をダウンロード
②ビザ代支払い
③申請の予約
④必要書類を準備
⑤大使館で申請
⑥大使館で受取
となる。①から④はHP内。⑤⑥は大使館だ。まずは最初から説明していこう。
▼①~④について
1.HP( http://www.snedai.com/en/ )へアクセスする。「VISA」を選択。
2.国を選択。「JAPAN」を選ぼう。
3. このような画面が出てくる。①が申請書をダウンロード、②がビザ代支払い、③が申請の予約、④が必要書類の一覧となる。申請書のダウンロードはいつでも出来るので、ビザ代を支払う。
① 申請書をダウンロードする
PDFであるので各自印刷。そしてボールペンで記入。フランス語か英語で。住所のところは郵便番号と電話番号も必須。複雑な質問はない。観光もビジネスも同じ申請用紙なので、ビジネス関連のところについては記入する必要はない。
② VISA代を支払う
4. ビザ代を支払い。TAX込で58ユーロ(約7,714円)。「NEXT」をポチ。
5. 名前や住所、メルアドを入れる。「NEXT」。
6. 支払い画面へ。クレジットカードのみ受け付け。マスターかVISAだけ。
7. 無事支払が完了されるとこの画面が出てくる。同じ内容が先ほど入力したアドレスにも送られてくる。「payment document」と「appointment code」はメモを控えておこう。
「Click here」を押すと、「8」の画面が出てきてレシートを印刷できる。
「You will have」から続く文のリンク先は大使館申請の予約ができる。
8. 最初に支払いレシートをみる。ビザ申請時に必要となるので、必ず印刷しておこう。
名前とメルアド、そしてバーコードがついている。今回は消している。
③ 大使館を予約する。
9. 次に大使館の予約。そのままNEXT。
10. 「7」の画面で出てきた「appointment code」を入力。「NEXT」。
11. 場所を選択。今回は東京で。すると日時が出てくるので、都合が良い日に選択。
場所を選べるということは、海外の人は現地でも可能かもしれない。
12. 個人情報を入力。
13. 予約表が出てくる。この赤文字から下の部分を印刷して持っていく。これで終了。
④ 必要書類
▼全部のビザに必要
• The original receipt of payment online
• The statement of acceptance of appointment
• The visa application form completed and signed
• A photo ID (size 4.5 cm x 3.5 cm) recently under 6 months
⇒過去6ヵ月以内に撮影した写真1枚(4.5×3.5cm)。貼り付けていく必要はなし。
⇒パスポート(残存6ヶ月)、最初の3ページのコピー(1ページは表紙の裏、2ページ目は顔写真、3ページ目は後ろの住所を記入するページ)
• Original full copy or extract of birth certificate
• Photocopy of the school or student card (students)
• The international certificate of vaccination against yellow fever
• A detailed statement of reservation of air ticket or a photocopy of the ticket round trip
⇒飛行機などの予約表。
▼観光ビザに必要
• Confirmation of hotel reservation or;
⇒ホテルの予約表。booking.comやexpediaなどのコピーでOK。英字。
• Proof of financial means to stay.
⇒銀行の残高証明証。英字。日本円でもOK。三菱東京UFJで756円で取得できた。
円建ての英文残高なら各支店でその場で発行。混んでなければ20~30分ぐらい。ドルやユーロなど外貨建てなら自分の通帳に書かれている支店ならその場、他店なら1週間ほどかかる。受取は郵送か店舗。
◆⑤大使館へ行く
コートジボワール大使館は代々木上原駅から徒歩10分ほど。閑静な住宅地の中に大使館はある。
そのまま門の中に入り、そのまま奥へ。ドアを開けるとスタッフが出迎えてくれる。
入口でビザの申請を行う。
まずは書類の不備がないかをチェック、あったらその場で記入。ペンは持参必須。
今までの3つの国よりかなり念入りにチェック。ラゴスまでのフライトと、アビジャンからのフライト、そして陸路でどういう移動をするか。
自分で旅程表作っていったけど「それはダメだ」と言われて、再度白紙に書き直し。ナイジェリア大使館のときに記入した例があったので、それを参考にしながら、日付とサインを入れる。
その後スタッフが奥に行き少々待たされる。書類の分なければすぐに受け取ってもらえるので、コートジボワール空路で往復する人は早いと思う。
ちなみに日本語ダメ。英語かフランス語での対応。訛ってるフランス語のさらにフランス語訛りの英語なので、僕の力では聞き取りにくかった。
10分弱待ち、奥から名前が呼ばれる。
奥の部屋に行くと写真撮影。その写真がパスポートに貼られるのできめていこう。ちなみにメガネは外す。
撮影が終わると指紋認証。まるで入国審査のようだ。左手4本、右手4本、両親指。
その後に名前とパスポート番号が入ったレシートをチェックし終了。
受取日が入った紙をもらい、その日に行くだけ。
◆⑥ビザを受け取る
受け取りは平日の9時~11時45分のみ。最初何も記載がなく金曜の午後に訪れたら「受け取りは午前だけだ、また来週来い」と言われて追い返されてしまった。
受け取りは5分ほど。レシートを渡すと、職員がパスポートとイエローカードを持ってきてくれる。中身を確認し問題ないなら終了だ。
◆ちょっと寄り道
代々木上原にせっかく訪れたので、「東京ジャーミイ」というモスクへ訪れてみた。
東京に生まれて23年、初めての訪問だ。オスマントルコ様式の大きな建物である。
中に入ると多分トルコ人が出迎えてくれて、館内を自由に見学。2階部には礼拝所があり、所内は美しい内観となっている。イスタンブールを思い出すほど、一見の価値はある。
土曜とかにはイベントをやっているみたいなので、お時間がある方は訪れてみてはどうだろうか。
◆おわりに
コートジボワールビザを申請した。殆どの人が訪れることはないだろうけど、今後東京で申請する人の参考になれば幸いだ。どの記事よりも詳しく書いてあるつもりである。
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