2020年1月 1BND=約82円
ブルネイで訪れたかった施設の一つ。
BSBにあるのは「オールドモスク」、今回紹介するのは「ニューモスク」。
正式名称はあるけど長いので略した形でも伝わる。
滞在していた宿から徒歩圏内だったので、朝と夜にそれぞれの姿を見てきた。
朝のニューモスク
朝は8時からオープンしているということで、少し涼しい風を浴びながらニューモスクへと向かった。
滞在していたキウラップからはミナレットの尖塔が見えており、国道まで出るとはっきり形で分かるようになってきた。
入口はいくつもあって殆どの人は車で来ている。
路線バスだと1番が近くのバス停に停車する。20番だとキウラップで降りて歩いて行くという手もある。
朝だとそんなに本数はないので、Dartで行くのが簡単かな。BSBからだと5BND(約410円)。
駐車場がとりあえず広いので、敷地に入っても少し歩く。
来訪者は殆どいなくて、小鳥のさえずりが聞こえてくる。とても静かだ。
ツアー客は8時半頃から来ていたので、この30分間が「ゴールデンタイム」だろう。
金ぴかな豪華な外観と内装。見るだけで圧倒、そして美しい。
正式名称は「ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク」(Jame Asr Hassanil Bolkiah Mosque)。
現国王(第29代スルタン)のボルキア国王が即位25周年に合わせて建てられた。
1994年に完成。JTB情報だと内容にこだわりすぎたので、予定より2年も遅れたとのこと。ブルネイらしい。
ブルネイ最大のモスクで、5,000人収容可能だそうだ。そんなに人来ないと思うけど。
まさに「豪華絢爛」。
ヤシの木と合わせて見ると、アラジンやディズニーの世界に迷い込んだみたい。
ちなみにここは王族専用道路なので、常に門は閉ざされている。
入口は数か所ある。この入口がメジャーかな。
階段は29段、ちなみにドームも29個あるということで、現29代国王のこだわりが見える。
敷地内は「ルブ・エル・ヒズブ」という八芒星の模様が描かれている。
これはイスラム教の伝統的なシンボルの一つとなっていることからだろう。
敷地内にはベンチがあるけど、こちら大理石。
見ていると継ぎ目がないので、そのまま削ってる?切ってる?めちゃくちゃ金かけてると分かる。
ちなみに総額500億円。すごいな。国王の私費です。
営業時間はこちら。
外観と比べて内装は劣るけど、それでも豪華さは伝わる。
内部(礼拝堂)は撮影禁止なので、写真は撮っていない。お祈り中は入れないけど、礼拝堂はすごかった。
ちなみに冷房がガンガンに効いて涼しかったし、カーペットがふかふかで寝たくなるぐらい。
インスタでよく見るのはこの外観ともう一つこの外観。
左は男性用モスク、右は女性用モスクと分かれる。こっちも男性用としては小さいとはいえ、大きい。
多分今まで見たモスクの中で一番「豪華」かもしれない。
美しいというところだと、ブルーモスクとかもある。でもここも十分素敵だ。綺麗だ。
敷地も緑や噴水が多くて癒される。
次は夜のニューモスクをご紹介。
夜のニューモスク
夜は礼拝堂の中に入れないけど、敷地内は行くことができる。
ブルネイのバスは18時には運行が終わってしまうので、夜に行くとなるとタクシーかDart(配車アプリ)のみだ。
ちなみにニューモスクとガドンのナイトマーケットは近いので10分ぐらいで歩いていけるけど、結構汗をかくので気をつけてほしい。
途中大通りをロータリーで渡るけど、車の信号に合わせて進んでいけば問題はない。
さて、夜のニューモスクは「アラビアンナイト」を連想するほど、こちらも美しかった。
遠くからでもはっきりと見える(近くに大きな建物もないので)ので、存在感が半端ない。
滞在中はよく車内から見てたけど、飽きることはなかったな。アラジンの世界だったもん。
夜もツアー客は来るけど、母体数は多くないので写真は自由に撮れる。
素敵な時間を過ごさせてもらった。
まとめ
ブルネイのニューモスクを紹介した。
是非ブルネイに来たからには、このモスクは日中と夜でそれぞれ訪れてほしいと思う。
写真を撮るだけになるので、30分もあれば滞在時間は十分じゃないかな。売店などはないので、水は持参しておこう。
行けば「うおー」となる。この特権は訪れた人のみに分かる感覚だ。
地図:ニューモスク