【アルマトイ】3,200mの世界:メデウとシムブラク、スキー場のケーブルカーに乗る

2023年5月 1テンゲ=約0.3円

GWのアルマトイ・ビシュケク旅行。
アルマトイの滞在で時間があれば訪れてほしいのが「メデウ」だ。

メデウとは

メデウは近郊にあるスキーリゾート地、路線バスで街中から1本で行くことができる。
ここで僕は3,200mまでロープウェイで上った。

行楽地なので週末になると混む。そしてスキーシーズンも混む。
夏はスキー場は閉鎖されるけど、ロープウェイは動いているので緑豊かな景色を楽しむことができる。

車だと30分ぐらいだけど、バスは50分ほど。
スキー場一帯は「シムブラク」(Shymbulak)と呼ばれている。

メデウへのアクセス

メデウまでは12番の路線バスで1本で行くことができる。
発着はアルマトイ2駅、アルマトイ中心部を南下し、山道に入っていくルートを通る。
平日昼間に行ったけど、バスはかなり混んでいたので、なるべくアルマトイ2駅(始発)から乗りたいところ。
乗降客は多いけど渋滞がなくて50分ぐらいで到着した。

ロープウェイに乗る場合は終点の1つ手前で下車する。
スケートリンク場に行く場合は終点で下車する。

地図:ロープウェイ乗り場

ケーブルカーで3,200mの世界へ

ロープウェイ(ケーブルカー)は数種類の運賃体系がある。

頂上まで行くものは4,500tg(約1,350円)。受付の人は英語が通じるので「Topまで往復ください」と言えば理解してくれる。
クレジットカード支払いも可能。REVOLUTのVISAカードで支払いができた。

シムブラクのスキー場は英語で分かりやすいHPがあるので、一度見ておくといいかも。
後は頂上などはライブカメラもあるので、天候確認するのも良いかも。

URL: https://shymbulak.com/en

メデウは1,700mのところに位置している。

頂上までは3つのゴンドラに乗っていく。
ロープウェイはオーストリアの協力を得て建設した様子。オーストリアのロープウェイ輸出は結構見ることが多い。

1つ目のゴンドラ(2,260m)

1つ目のゴンドラが一番長い。20分ぐらい乗る、そして2,260mまで上っていく。

平日ということでゴンドラは貸し切り。カメラ小僧になり写真を撮っていく。

眼下にはメデウのスケートリンクが見えるけど、時期的に氷はなくなっていた。

プロシャドカ・ナ・プロチネ・メデウ(Медеу бөгетіндегі алаңқай)と地図上にあるけど、
ダムを越していくと渓谷の間をケーブルカーは進んでいく。

目の前には雪山がどーんとあって迫力。

近くに見ても美しい限り。少し上の方が霞んできている。

メデウからシムブラク(最初のポイント)まではハイキングコースにもなっているので、
車や歩いて来ている人もいた。

2つ目のゴンドラ(2,860m)

シムブラクスキー場はリゾート地。

コテージやホテルなどもある。

平日なので地元民より観光客が多かった。
中国、韓国、インドが目立っていた。どこもエアアスタナの直行便がある国だ。

韓国企業の広告も目立つ。
朝鮮系の住人が多く古くから結びつきがあるので、韓国企業が進出するのも必然と言える。

トイレは各ポイントにあるので、急ぐ必要はないかな。
ここはカフェやレストランなどあるので休息には良いかもしれない。

12時10分に2つ目のゴンドラに乗る。
ここはリフトと交互に来るので、スキー客ではないのでゴンドラへ。
そもそも寒いのでゴンドラが望ましい。

2,260mから2,860mへ。

スキーシーズンではないけど、スノボしている人が2人ぐらいいた。

ここになるともう雪山の中だ。

3つ目のゴンドラ(3,200m)

2つ目と3つ目のゴンドラの間にはカフェ・レストランがある。
景色が良ければかなり眺め良いんだろうなという感じ。ここでは霞んでいた。

地図:2つ目と3つ目の中継点

3つ目のゴンドラへ。3,200mまで上がっていく。
5月初旬は寒いけど、ユニクロのパーカーで寒いなと思うぐらいでダウンは要らなかった。
寒がりの人は持参した方がいいけど、暑がりな人はなくても良いと思う。

頂上までは5分ほどと短い。
景色は大きく変化はしなく、雪山の中を上っていく。

アルマトイ2駅を出て約1時間半、頂上に到着した。

地図:頂上(3,200m)

頂上の雰囲気(3,200m)

頂上まで来ると観光客も増えてくる。
インド系の撮影大会が始まっており、彼らとゴンドラはずらそうと決意。

頂上は広いけど雪山なので動ける範囲は少ない。

頂上あるあるの目的地までの距離。
日本からは同じスキーリゾートのニセコが入っていた。5,043kmってあるね。オーストリアと変わらないぐらいか。

ユキヒョウ(多分)のオブジェも。

こう見ると奥にもあるけどどうなっているんだろう。

景色は個人的には満足できるところ。3,200m来たんだなという実感はあまりなかったけどね。
ここのトイレも暖かい上に温水出てきたので、さすがだと思う。

少し晴れ間が見えてきたけど、朝イチと夕方が晴れていると思う。
昼間~午後は山に雲がかかっている印象。

下山~メデウのバス停へ

頂上を満喫した後は下山へ。この辺は万年雪なのかもしれないな。
夏でもこうなら避暑地として良いと思う。

下りも3つのケーブルカーを乗り継いで向かう。
インド系グループとバッティングしないようにしたんだけど、最初のケーブルカーで同乗となってしまい窮屈な思いをした。
多くは言わないけど悪い方々ではない、これは価値観の違いである。

その後はゴンドラ貸し切りで降りてこれたので良かった。

一番下に降り立ったのが13時半。結構長いこと滞在したと思うけど、殆どケーブルカーの乗車時間だ。

バス停は少し坂を下ったところにあるので、そこから乗り込もう。

まとめ

3,200mの世界に簡単に行くことができた。かなり良かった。

・アルマトイ2駅~メデウまでは約50分

・ケーブルカーは往復4,500tg

・ケーブルカーの往復で約1時間半(観光など含めて)

・5月初旬は寒いけどめちゃくちゃ厚着は不要(最低0度ぐらい)

オススメスポットなので時間があれば訪れてみてほしい。

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