【秋田】玉川温泉の自然研究路は自然の威力を感じられるパワースポット

2022年7月

夏の東北旅行。秋田の玉川温泉に宿泊した。
湯治で有名な温泉なんだけど、その周囲の散策路がかなり日本らしくない景色なのでその様子を紹介したい。

玉川温泉は日本一の湧出量と強酸性の温泉水を誇る温泉。
温泉横にある「玉川温泉自然研究路」は是非散策してもらいたいところ。ここで自然の威力を感じた。

自然研究路は30分もあればぐるっと1周できるようになっている。
舗装されているけどアップダウンも若干あるのでスニーカーの方がベターだと思う。サンダルでも歩けるけどね。

早速目に引くのが水の色。かなり濁っているけど酸化されている証。
これが川のように流れているからより迫力がある。


この辺は地面が温かいので、天然に岩盤浴を楽しむ人も多い。
地表触ったけどそんな温かい感じしなかったけど、場所によるのかな。

ちゃんと寝れるスペースもある。ゴザは貸し出ししていた気がするけど、服やタオルなどは持参していく。
僕は館内の岩盤浴に行ったけど、この天然の岩盤浴には行かなかった。

水の色が変わり、ひときわ湯気の立つところへ。

ここは大噴というスポット。温泉が湧き出ている。迫力抜群。
そして匂いと熱気が凄い。以下は看板の説明。

【大噴】
目の前の源泉は大噴(おおぶけ)と呼ばれ、温度98度、pH1.2ほどの
日本一の強酸性水が大量(毎分8,400リットルほど)に湧き出しています。
この温泉水は、塩酸を主成分としているのも大きな特徴です。

大噴を越えていくと岩肌にところどころ穴が開いていて、周囲が黄色くなっている。
これは噴気孔で黄色のものはイオウ分の結晶とのこと。日本みたいじゃない景色で凄い。

【噴気孔】
この一帯には、水蒸気、硫化水素、二酸化イオウなどを含む火山性ガスが噴き出ている噴気孔が100ヶ所以上みられます。
ガスは100度以上の高熱で、しかも有毒なので近寄らないようにしましょう。
噴気孔の周囲には、ガスの中のイオウ分が固着した黄色の結晶がみられます。

歩き進めていくと全体を見渡せる高台に。ここからの眺めが綺麗だった。
タイミング次第はガスまみれだけど、この時は風も強くなかった。
ガスが出ているところが噴気孔や温泉が湧き出ている。

めちゃくちゃ写真も綺麗なのでプロフィール写真にはちょうど良い。

酸化した水なので木が黒くなってきている。色があるもの置いたら変色するだろうな。

台湾の北投温泉の名前が。
北投石という鉱物がここにもあるみたいで、この鉱物は北投温泉で発見されたことが名前の由来となっているみたい。
日本で唯一の産地なのでこのような石碑を作った様子。

玉川温泉の自然研究路。中々自然のパワーを感じられて満足だった。
ここは日本で唯一無二の場所だと思う。是非散策してみてほしい。

地図:

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