【アンゴラ】ルアンダ街歩き、サン・ミゲル要塞などに訪れる

2024年12月
1ドル=900kwz(公定レート)

冬のアンゴラ旅行。
ルアンダ2日目、実質最終日となる。
ほぼ日中は歩き回っていたので、散策の様子を紹介していきたい。

【アンゴラ】ルアンダ:到着初日、クリスマスに染まる街を歩く

2025年1月13日

【宿泊記】アンゴラ:ルアンダの「Casas de Luanda-GH Kinaxixe」は綺麗で素敵なホテル

2025年1月1日

朝食を食べて朝9時過ぎ、ホテル(Casas de Luanda-GH Kinaxixe)からルアンダ中央駅の方へ歩き進めていく。

ホテルの横にある国立博物館

日本大使館が入るビル

ビルが建ち並ぶルアンダの町並み

大通り沿いを下っていく。
右手に綺麗な高層ビル(Torres LUANDA)があるけど、この中に日本大使館が入っているようだ。
丘の上にあるから、高層階から眺め良さそうだな。

街の至るところにバイデンが来た写真が出ている

ビルがあるエリアは綺麗だし治安も良い

金曜の朝なので車の往来が多い、人の往来も多いけど治安の悪さは感じない。
坂を下り「Igreja de Nossa Senhora da Nazaré」前の道を駅方面へと入っていく。
ここぐらいに来ると少し「あれ?」という雰囲気になってきたので、スマホはバッグの中にしまった。

タマネギは1kg:1,390kwz(約1.5ドル)
ジャガイモは1kg:2,190kwz(約2.4ドル)

中国のカップ麺や調味料も置いてあった

バカラウは1kgで34,990kwz(約39ドル)。100gで3.9ドルだから少し高めかな。

パンは1つ440kwz(約0.5ドル)ほどで安い

牛乳はピンキリだけど、1,000kwz前後で1-2ドルぐらい

卵は6個で1,290kwz(約1.4ドル)ぐらい

ミニッツメイドが690kwz(約0.8ドル)だから安め。
その横は225kwz(約0.25ドル)と激安。

Blueはアンゴラの炭酸飲料、170kwz(約0.19ドル)と安い。

アンゴラはコーヒーの産地、真ん中にあるのはスティックコーヒー。40本入って4,190kwz(約4.65ドル)とお土産に良い。

紅茶もよく飲む。ポルトガル語だと「CHA」となる。25パック入って1,290kwz(約1.43ドル)と安い。

リプトンもある。小さな紙パックは990kwz(約1.1ドル)ぐらい。

お菓子類、アンゴラ産は200kwz(約0.2ドル)と安い。輸入品だと4-5ドルぐらいいく。

プリングルズは小さいので1,690kwz(約1.88ドル)となる。

ネクター系は1,940kwz(約2.15ドル)とまあまあ。

バナナチップスはアンゴラ産で安い

ポップコーンもポピュラー、街中でも見かける

アンゴラ産のは「Feito em Angola」と記載がある

スーパーの入口

駅の手前に「Intermarket Marginal」という大きなスーパーがあるので立ち寄り。
ここは広くて品揃えも豊富なので、お土産買うならここをオススメしたいかも。

地図(Intermarket Marginal):

異国のスーパーは色々見ていて面白い。
アンゴラ産のものはかなり安く、輸入品はとても高いのでかなり分かりやすい。
お土産用のお菓子などを購入し、再度出発。

ルアンダ駅の構内の雰囲気

歴史文化遺産のアンゴラ駅の外観

実際に使っている駅舎

近くにルアンダ駅がある。現地だと「ルアンダ・ブンゴ」駅と言われている。
1889年に開業した、駅舎はアンゴラの歴史文化遺産に指定されたけど、駅舎は使用していない。
左横にある平屋が駅の改札となる。

駅内に置かれている絵

アンゴラ国鉄の絵だけど、違う気がする

駅構内の写真はNGだった、アンゴラは結構写真NGなところが多いので、警備員さんに聞くと良いかな。
ここからは郊外に出来た新しい空港までの鉄道が出ているのだ。
今回は時間の都合上乗らないが、1日に数本出ているので新空港を使う場合は活用できると思う。



2024年12月時点での時刻表は以下の通り。
通常は5,000kwz(約5.6ドル)するけど、今は開業プロモで1,350kwz(約1.5ドル)だった。
空港までは約1時間かかるので、余裕を持って鉄道に乗りたいところだ。

尚、駅周辺はそこまで治安が良くない。物乞いもいる。
昼間ならギリ大丈夫だけど、夜になる場合は気を付けよう。

地図(Estação Central de Luanda):

ルアンダ港の外観①

ルアンダ港の外観②

駅から海沿いに歩いていくとルアンダ港が見えてくる。

ロータリーは路線バスのバス停になっている

ミニバスの出発地点

物売りなどミニバスに集まっている

港前は大きな広場になっており、路線バスやミニバスの発着地点にもなっている。
もしここらに行く場合は「PORTO」(ポルト)と聞いて頷けばここまで来るので覚えておくと良いポイントかも。

ルアンダ港にはフェリーが止まっており、ここから飛び地のカビンダまで出ているそうだ。週1便、12時間、乗りたいと思えない。

高級なPresidente Hotel

また広場前には「Hotel Presidente Luanda」という4つ星ホテルがある。

地図(Hotel Presidente Luanda):

2月4日通りからプレジデンテホテルの方を眺める

ここから海沿いの2月4日通り(4 de fevereiro)を歩き進める。
2月4日はアンゴラにとって大切な日付である。
というのも1961年2月4日に「民族解放闘争」(独立戦争)を始めた日だからだ。
そのため2月4日は「民間解放のため武装闘争開始の日」として祝日になっている。

日焼け止めは必須だ

建築中のビルが建ち並ぶ

海沿いは治安が良い。スマホを出していてもそこまで心配しなくても良いかなという感じ。
ただ日差しを遮るものがないので、めちゃくちゃ暑い。

海沿いから見ると無機質な古いビルが建ち並んでいる。
アンゴラぽい景色の1つだなと感じる。

途中横断歩道を渡る。アンゴラの道路は殆ど信号が機能していないので、
この大通りを渡るのも少し大変だ。

教会の外観

「Igreja de Nossa Senhora da Nazaré」へ訪れる。
こじんまりとした教会、ナザレの聖母教会と言われる。
ポルトガル植民地時代の1664年に建立。

教会内の様子

この教会は、アンゴラへの航海中に起こった嵐から船を守ってくれた聖母マリアへの感謝の気持ちを込めて建てられたと言われていたが、
実際は1665年にアンブイラの戦いでコンゴ王国への勝利に捧げられたものと言われている。

青いタイルが特徴的だ

教会内は聖母ナザレの物語や奇跡を語るタイルが貼られている。

地図(Igreja de Nossa Senhora da Nazaré):

両替商が集まる通り

教会から小道に入っていくと、路肩におばちゃんが沢山いるのに気づく。
こちらを見てきてお金を擦るポーズや「Cambio?」と聞かれて、彼女たちが「Kinguila」(両替商)であると気づいた。
闇両替をする場合はここで出来るので、もし長期滞在する場合はここでクワンザを入手するのが良さそうだ。

ルアンダの街角から

ルアンダの街角から

その道を更に進んでいくと右手に黄色い建物が見える。
「Palácio de Ferro」(鉄の宮殿)と呼ばれる建物だ。

ギュスターヴ・エッフェル(自由の女神などの設計者)によって設計されたとされているが、厳密な期限についての記録が残っていないようである。
展示会のパビリオンとして1880~90年代にフランスで建てられ、その後解体されてマダガスカルに到達するはずが、アンゴラへ到達した諸説がある。

現在は博物館みたいになっており、ときおりイベントも開催されているようだ。
特に興味はないので外観だけ撮影をして後にした。

地図(Palácio de Ferro):

奥にある「Palácio Dona Ana Joaquina」を眺める。
昔の宮殿のレプリカで、現在は地方裁判所が入っている。

胡散臭い寿司屋があった

高層ビルとアパートが混在する街

建築中のビル群

アンゴラ国立銀行の外観

再度海沿いへと戻り、「Banco Nacional de Angola」(国立銀行)の建物を見に行く。
BNAは1865年に設立され、この建物は1956年に造られたようだ。大きなドームが特徴的。

国立銀行前の2月4日通り

横には「Museu da Moeda」という紙幣博物館もある。

地図(Museu da Moeda):

カテドラルの外観

カテドラルの内観

ここからダウンタウン内を歩き進め、
ルアンダのカトリック大聖堂である「Catedral Nossa Senhora dos Remédios」へ訪れる。
1628年に建立され、ルアンダのカトリック大司教座となっている。

地図(Catedral Nossa Senhora dos Remédios):

世界の「keweseki」

ルアンダの街角から

12時前になったので、ランチタイム。
教会近くにある「Casa dos Bifes」というレストランで日替わりランチをいただいた。

【アンゴラ】ルアンダ:日替わりランチがあり「Casa dos Bifes」でポルトガル料理

2025年1月16日

ルアンダの街角から

ルアンダの街角から

アンゴラはガソリン代が安い

アンゴラは産油国というのもあって、ガソリン代が安い。
軽油がリッター200kwz(約0.2ドル)、ガソリンが300kwz(0.3ドル)とめちゃくちゃ安い。
車の値段がいくらか分からないけど、車持てば殆ど維持費がかからないような感じ。

ルアンダの街角から

近くのスーパーで水を購入。
アンゴラ人はかなり優しく挨拶をすればニコって返してくれるし、親しく接してくれる。
グッドポーズをよく使うので、どんどん使っていこう。

サンミゲル要塞の入口、ポルトガル語に加えて英語、フランス語、ロシア語の記載がある

ここからサンミゲル要塞(Fortaleza de São Miguel)へ向かう。
行き方はシンプルなんだけど、Shopping Fortaleza横の坂道を上がっていくのがシンプル。
それ以外は回り道があったりなど面倒なのでオススメはしない。

モニュメントと国旗

2002年4月4日、アンゴラ内戦の終結の日の様子

これは独立運動の様子かな

プロパガンダぽい絵が描かれている

かなり高台にあるので眺めが良い。
アンゴラ国旗が掲げられ、☆をくり抜いたモニュメント、そしてアンゴラのプロパガンダの絵が拝める。
戦闘で使用するものも見ることができる。

装甲車など置かれている

要塞の中にある博物館の入口

ここぐらいまでは無料で行けて、城塞の中に入ろうとするとお金がかかる。
250kwzぽいけど、500kwz出したらお釣りが無かった。
リュックなどはロッカーに預ける必要があるので、手ぶらでの散策だ。

チケット売り場からアンゴラ軍の情報が書かれている。
再度屋外に出ると旧ポルトガル時代の偉人やアンゴラ軍が使用していた車などが展示されている。

ポルトガルの偉人の銅像

真ん中がバスコ・ダ・ガマだったかな

大統領が使用していたルノー

大西洋と砲台

要塞と海の間はスラム街になっている

ルアンダ島の方にはホテルやレストランなどが集まっている

人がかなり少なかった

静かなルアンダ湾

ルアンダのビル群、代表的な絵だ

日陰はほとんどない

こちらにも世界のKeweseki

城塞周りは歩くことができ、ここからルアンダ市内を眺めることができる。
しかし昼間はかなり暑いので、そんな優雅に散策は出来なかった。

半地下の入口にあるメダル

アンゴラ戦争の終わり

キューバのカストロ議長との写真

ロシアとの関係も深かったので、ロシア軍のコーナーも

クイト・クアナヴァレの戦い

サッカーが国民的スポーツなのでそのコーナーも

クイト・クアナヴァレの戦いにおいて。南アフリカ国防軍の飛行機。フランスの軍機を使っていたみたい。

一番奥にはネト大統領

独立

アンゴラの歴史を分かっていると楽しいエリアかな

また半地下みたいなところはアンゴラの独立戦争時代の様子が残されている。
全てポルトガル語なんだけど、写真もあるのでなんとなーくのイメージで軽く見て回った。

50分ぐらい滞在していた。
半日歩いてとても疲れてきたので、ホテルへ戻ることにした。

ショッピングモール横から要塞に向かって上がる坂道

ネットが繋がるなら配車アプリ「YANGO」を使うのが良いけど、
E-SIMが全然つながらなかったので、歩いて戻ることに。
尚、アンゴラはその辺にタクシーは走っていない。

途中ダウンタウンにある「Café Mutamba」で休憩をした。
カプチーノとナタを食べて、冷房の中にいたら少し回復。

【アンゴラ】ルアンダ:Wifiが通じるカフェ「Café Mutamba」で休憩する

2025年1月19日

ここまでは平坦だけど、ホテルに行くには坂道を上がらないといけない。
「Amigo」という声も無視してホテルに到着。

ホテルでは即シャワーを浴び、夕飯までのんびり体を休ませていた。
かなり歩いたなというのとめちゃくちゃ暑い。とにかく熱中症にならないように水分補給を心掛けた。

夕飯は「Funge House」というアンゴラ料理が食べられるレストランへ。

【アンゴラ】ルアンダ:アンゴラ料理が食べられるレストラン「Funge House」で夕飯

2025年1月22日

日没前にはホテルに戻ったので、後は部屋でゆっくりしていた。
まだ歩けるかな?と思ったけど、こういう時に無茶すると後々身体を壊すのが目に見えているので、あえて動かない選択肢を取った。

帰りに見たバイデン

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