2022年5月 1THB=約4円
GWのバンコク旅行。
2年ぶりに訪れたので、コロナ中に開業していたレッドラインに乗ることにした。
日本の技術支援で開通したバンコクの新しい鉄道網、ドンムアン空港にも電車でアクセスできるということで興味津々だ。
バンスー駅へ
レッドラインはバンスー駅が起点となる。
バンスーはモーチットの西側にある駅、タイ国鉄がフアランポーン駅からバンスー駅へとメインを切り替えようとしている。
バンスー駅は路線バス又はMRT(地下鉄)でアクセス可能。
後述にも記すけど、BTSから行く場合は途中MRTに乗り換えが必要なので、BTSから行く場合はモーチットから空港バスで行く方が何十倍も楽だし早い。
普段路線バスしか使わないけど、今回はBTSモーチット→MRTでバンスー駅へ。
BTSからMRTは高架から地下まで移動しないといけない。そのため時間がかかる。
MRTの駅は「チャトチャックパーク」。バンスーまでは19バーツ(約76円)。
バンスー駅から各駅への早見表。アソーク宿泊の人はバンスーまで1本。40バーツ(約160円)。
シーロムやフアランポーン駅からも1本で行けるけど、僕ならフアランポーン駅からなら国鉄か路線バス、シーロムからならBTS→空港バスという行き方をするかな。
ラチャダーピセーク沿いならMRT→レッドラインという選択肢は有だと思う。
5分ほどでバンスーに到着。
3A出口の「Bang Sue Grand Station」という案内に従えば良い。
2番出口の「Bang Sue Railway Station」は路線バスやタイ国鉄の駅の方に向かうことになる。
ちなみに国鉄のバンスー駅はこんな感じ。ローカルなタイの駅。
フアランポーン駅からバンスー駅まで国鉄だと3バーツ(約12円)ぐらいかな。
新しいバンスー駅。めちゃくちゃデカい。空港みたいな外観。
今はレッドラインしか鉄道が稼働していないので、ワクチン接種の会場として使われている。
レッドラインに乗る
レッドラインは嫌というほど案内があるので分かりやすいと思う。
ただ駅がデカいので移動は地味に時間がかかる。なので僕は選択肢として外す原因かな。
(BTSモーチット→空港バスの移動はあまりないことから)
レッドラインからMRTへも案内があるので分かりやすい。
レッドラインはランシットまで向かう路線と、タリンチャンまで向かう路線がある。
ドンムアン空港はランシット方面。「Don Muang」というそのままの駅名。
33バーツ(約132円)を現金払い。
タリンチャン方面は「Bang Son」でパープルラインに接続。
ランシット方面は「Lak Si」でピンクラインに接続。ピンクラインはモノレールになるけどまだ未開業。
タリンチャン方面は30分に1本、ランシット方面は20分に1本の運行。
かなり少ない。ドンムアン空港のバスの方が本数多いと思う。
乗り場はそれぞれ違うので間違わないように(ランシット方面は3番線)
レッドラインはODAということでお馴染みの看板もある。
こちらレッドライン。
車両は日立製。
新しいのでとても綺麗。レッドラインらしく座席も赤色。
プラスチックなので長時間座るのはキツいけど。
路線図もあるし車内表示もあるのでまだ分かりやすい。
定刻通り出発。平日の下りというのもあるけど、ガラガラだった。
ここの風景は赤羽駅出たぐらいの感じぽい。
徐々に景色が開けてくる。高いところから眺めるバンコクの街は面白い。
右側には高いビルが多い。あっちの方は高速やBTSが走っているので元々開発されていた場所。
ローカルな景色を眺めながらドンムアン空港へ。
途中Lak Si駅ではモノレール建設中の様子が垣間見れた。
約16分でドンムアン空港に到着。
駅からターミナルや飛行機が見える。車両前方は階段しかないので注意。
朝は本数増えるけど、日中は20分に1本。
時間通りに来るけどタイミング次第では待つよね。
ドンムアン駅から空港へ
ドンムアン駅から空港のターミナルまではコンコースを約10分(国内線)歩く。
国際線だと約15分ぐらい。
空港バスだとターミナル前に着くので、そこもレッドラインが微妙なところ。
ドンムアン駅は京急蒲田みたいな3階建てとなっている。
一番上がレッドライン、真ん中がまだ使われてないけどタイ国鉄、下が改札という構造。
駅からターミナルまで若干階段があるのがタイクオリティ。
ここどうにかならなかったのか・・・。
後はバリヤフリーで行くことができる。
とりあえず道なりに歩いていけば無事国内線ターミナルへ。
国内線も本数は減っているものの、動いているので空港としては活動していた。
懐かしい雰囲気。
国際線ターミナルから駅を見ると少し遠いように思えてくる。
今ドンムアン空港の空港バスは6番出口(国際線寄り)から出発している。
なので駅よりかは近いけど、国内線からは若干歩くことに。
空港にもレッドラインへの導線はある。
空港から駅に行く時はこの分かれ道には気を付けよう。
道なりに進んでいくと空港の別敷地に行くことになるので、1回曲がると思っておこう。
レッドラインへランシットへ
せっかくなので終点のランシットへ向かう。
ドンムアンから26バーツ(約104円)。バンスーからだと42バーツ(約168円)。
運賃は42バーツ高止まりとなっている。
ランシットまでは2駅だけど10分近くかかった。
ここも高架駅。かなり日本の私鉄ぽい雰囲気。
駅前は住宅地。というか駅周辺はあまりない。
東に2kmぐらい行ったところに「フューチャーパークランシット」というめちゃくちゃデカいモールがあるので、そこに行くことにした。
駅の階段を降りるとタクシーとバイタク、ソンテウ、路線バス(522番)が止まっている。
522番のバスはランシット駅発着でフューチャーパークランシットを経由してBTSの「Yaek Kor Por Aor」駅まで向かう。
本来は戦勝記念塔まで向かうけど、BTS駅で折り返すバスもあるので、そこは注意しよう。
ソンテウがフューチャーパークまで向かうので乗り込む。9バーツ(約36円)は下車時に支払いする。
運転手さんに「フューチャーパーク?」と聞けばOK。
パタヤ以来のソンテウ。10分ぐらいで到着。駅から向かう場合途中大きな道路に入って、1周してからフューチャーパークの敷地に入るので、1回遠ざかってしまっても大丈夫。
フューチャーパーク前の路線バス・ソンテウ・ロットゥー・タクシー乗り場で降りることができる。
またフューチャーパーク前はロットゥー乗り場でもある。
めちゃくちゃ大きなショッピングモール。
何があるというわけではないけど、モール好きな人には楽しめるところかな。とにかくデカい。
フューチャーパーク前からは路線バスでバンコク方面に戻るのが良い。
バスはドンムアン空港方面に行くか、BTS沿いに向かうかでルートが違う。
BTSに乗る人は番号に気を付けよう。
29番(赤):ランシット~フューチャーパーク~ドンムアン空港~モーチット~BTS沿い~MBK~サムヤーン~フアランポーン駅
39番(橙AC):タラートタイ~フューチャーパーク~BTS イェークコーポーク駅~BTS沿い~戦勝記念塔
59番(赤・橙AC):ランシット車庫~フューチャーパーク~ドンムアン空港~レッド Lak Si~BTS Wat Phra Sri Mahathat~BTS沿い~パヤータイ~カオサン~王宮
185番(赤):ランシット車庫〜フューチャーパーク〜BTS イェークコーポーク駅~BTS沿い~BTSラチャヨーティーン〜ラチャダーピセーク〜アソーク〜クロントゥーイ車庫
503番(橙AC):ランシット車庫~フューチャーパーク~BTS イェークコーポーク駅~BTS沿い~戦勝記念塔~ワットベンチャマボポット~カオサン~王宮
504番(青AC):ランシット~フューチャーパーク~ドンムアン空港~セントラルラップラオ~ディンディーン~プラトゥナーム~ルンピニー~シーロム通り~チャルンクルン通り
520番(橙AC):タラートタイ~フューチャーパーク~BTS イェークコーポーク駅~BTS沿い~BTSワットプラシーマハタート~ラムイントラ通り~ミンプリー
522番(橙・青AC):ランシット~フューチャーパーク~BTSイェークコーポーク駅~BTS沿い~BTSラチャヨーティン~
554番(委託):ランシット~フューチャーパーク~ドンムアン空港~レッド Lak Si~BTS Wat Phra Sri Mahathat~バーンケーン~スワンナプーム
ちなみに期間は未定だけど、BTS北部の延伸区間(モーチット~Khu Khot)は現在無料で乗れるので、バスでBTS沿いまで出て沿線散策するのも楽しいと思う。
チケットは券売機では無料区間は買えないので、窓口で行先告げてカードを貰うようにしよう(読みにくい行先なら「モーチット」と言えばOK)。
フューチャーパークランシット:
まとめ
レッドラインに乗車した。
ドンムアン空港まで行ったけど、僕なら今後使うことはないかな。
【メリット】
・電車でドンムアン空港まで行ける
【デメリット】
・バンスー駅での乗り換えに時間がかかる(地下⇔高架)
・本数が20分に1本のみ
・ドンムアン駅から空港まで約10分歩く
【目的別】
① MRT(ラチャダーピセーク沿い)から
MRT駅→MRT バンスー駅→(レッドライン)→ドンムアン空港
② BTS&アソークから
BTS駅→BTSモーチット→(空港バス)→ドンムアン空港
という感じかな。
僕ならBTSと空港バスを使うけど、経験として一度体験してみてほしい。