2020年1月 1BND=約82円
ブルネイの空港はBSB(中心部)より約10kmのところに位置している。
車で約15分程とかなり近いところにあるので、空港と街中のアクセスはかなりしやすい。
しかしながら車社会な故、公共交通機関も気持ち少なめなので、空港アクセスについて詳しく記したい。
空港情報は以下について記した。
空港の場所(ブルネイ国際空港):
タクシーを使う方法
到着ターミナルを出て真っすぐ進むと、道路の手前にタクシーカウンターがある。
ここでタクシーに乗車。ブルネイのタクシーは定額制のため値段交渉もなければ、ボッタクリもないので安心と言えば安心。
空港からBSBは25ドルの定額制(約2,050円)。エンパイアホテルは30ドル(約2,460円)。
往復で使うとなるとかなりの金額になる。一人旅だとこの出費は痛い。
※BSB:「Bandar Seri Begawan」の略称。中心部のことを総称する。
是非オススメしたい方法としては、ブルネイの配車アプリDartを使う方法だ。
それを以下ご紹介。
Dartを使う
ブルネイにはUberやGRABという配車アプリはなく、Dartという現地資本のアプリがある。
日本でダウンロードが出来て、現地SIMで簡単に予約ができる。
現地SIMやWIFIルーターを使わないとなると利用は難しいけど、これらを使うのであるならば是非ダウンロードしよう。
Dartの使い方は以下に記事にした。
空港からの料金は、
✔ 空港⇔BSB:10.80ドル(約886円)
✔ 空港⇔ガドン:9.40ドル(約771円)
✔ 空港⇔エンパイアホテル:13.50ドル(約1,107円)
となる。タクシーと比べると半額だ。
基本は現金支払になるけど、カードをチャージ(5ドルごと)すればクレジットカード(VISA or Master)支払いもできる。
ドライバーも女性が多くて、車内の治安も良く、車自体も綺麗で快適だった。
なので僕はタクシーを使わず、路線バスとDartだけでブルネイ市内を移動した。
そもそもブルネイ自体、街中のタクシーが少なく、Dartの方がすぐに見つけられるし、細かな場所もポイントで指定できるので楽。
空港だと「P2」で指定をすればOK。10分もあれば見つけられるんじゃないかな。
BSBから空港への戻りも同様の価格。
成田行は深夜になるけど、22時半とかでも余裕で手配できたので問題はなかった。
けど確実ではないので、気持ち余裕を持たせて配車するのがいい。
路線バスを使う
ブルネイの空港には路線バスが乗り入れている。
乗り場は到着ターミナルを出て、真っすぐ。道路まで出たら左側に進むとバス停がある。
朝6時から18時まで運行。ただ時刻表はないし本数もそんなに多くはないので、夕方とかは待たずにDartとかで移動する方がいいと思う。
ここで待っているとバスが来る。
バスは上りと下り、どちらも同じところに到着するので必ず乗る時に「BSB?」(又はバンダール?)と確認しよう。
乗る方向を間違えると何もないところに行ってしまうので悲しい気持ちになってしまう。
空港を通る番号は、
✔ 23/24番:緑色車体
✔ 34/36/38番:青色車体
となる。全てBSBのバスターミナル発着なので上りは全部BSBに向かう。ちなみに38番はムアラ地区まで向かう。
今回はロイヤルブルネイ航空の直行便で成田から到着した。
早く着いたおかげで17時10分には外に出れたので運よくバスに乗れたけど、遅れたり定刻通りだと難しいかも。
僕が乗ったバスも最終だったので。バスは23番。緑色の車体だ。
バスによって車掌さんがいる時といない時がある。
車掌さんがいれば車掌に支払、いない場合は運転手さんに支払。一律1ドル(約82円)。
緑は車掌さんがいて、青はいなかった傾向。
バスでも渋滞にハマることはないので、だいたい20分もあればBSBに到着する。
バス停じゃなくてもルート沿いならホテル前とかで降ろしてくれる。
23番だとラディソンブルー前のキアンゲ・ロードを下って、ブルネイホテルの南側からBSBターミナルに入っていく。
僕はキウラップという地区に宿泊していたけど、BSBに戻るものの最終バスは終了していたので、
Dart(5ドル)で移動した。それでも合計6ドルなので1人だと普通にDart使う(10.8ドル)よりかは安上がり(少し面倒だけど)。
BSBに宿泊する人は路線バスが簡単で分かりやすい。
ちなみにこのBSBまで向かう路線バス、客は空港から乗った5人の日本人だけであった。
BSBバスターミナル:
まとめ
空港から街中へのアクセス情報を紹介した。
複数いるならDartが楽々。BSB宿泊なら路線バスでもタイミングが合えば良い手段。
一人なら路線バスがいいと思うけど、暑いからDartで直に移動した方が楽。
手段は少ないので逆に選択しやすいと思う。