【フィジー】ナンディタウン散策とヒンドゥー教寺院

2023年8月 1FJD=約63円

夏のフィジー旅行。
空港近くに滞在していたので、ナンディタウンによく出かけていた。
ナンディの様子を紹介していきたい。

素朴なナンディタウン

ナンディは国際空港がありホテルが多いので目立つけど、フィジー最大の都市はスバ(Suva)だと西側ではラウトカが大きな街になる。
ナンディの街自体はそこまで大きくはなくて、1時間もあれば街を全部見れて回れるぐらいだ。

マーケット周辺の道端にもおばちゃんのお店がある

ナンディの市場

バスターミナルを中心として歩いていこう。
バスターミナル横にはナンディマーケットがある。フィジーはバスターミナル横に市場があり、その周辺に安食堂が点在していることが多い。

ナンディマーケットは屋根が付いている。土曜のなのでかなり人がいた。
日曜はお休み、月曜も営業している店が少なめ。

タマネギ、ジャガイモ、スパイスとカレーを作るのにはピッタリ

基本的には野菜などがメイン。色々な野菜がある。
フィジーらしいのが「Kava」(カヴァ)と呼ばれる木の根っこ。

これを乾燥させて水などに入れて飲むと、アルコールがないのに酔うという嗜好品。
Kavaの入ったドリンクなども売られているし、フィジー人のお酒代わりとしても使われている。
僕は試さなかったけど、気になる人は試してみよう。

マーケットは人が多いのでスリには注意。

マーケットの外側の道路

日曜のナンディ。人が全然歩いていない、治安は悪くない。

土曜の昼間、日曜の昼間、火曜の午前に歩いたけど、土曜の昼間がかなり人が多かった。
日曜はお店が殆ど閉まるので静か、火曜の午前は仕事している人が多いのでお店は空いているけど人は少ないという感じ。
賑わいを見るなら土曜が良い、静かに歩くなら平日の午前が良いと思う。

ナンディのマーケット周辺の華僑のお店

マーケット周辺は華僑のお店が多い。だいたいは食堂。
こういう食堂なら10ドル(約630円)以下でご飯が食べられるので安価、
安くてボリュームがあるし、中華がメインなので日本人の口にも合いやすいと思う。

赤い丸のところが華僑のお店が多い

ラウトカでも同じくマーケット周辺は華僑のお店が多かったな。
フィジーにいる華僑の90%は広東語を話者とする人たち、残り10%は上海語。なので料理も広東料理ぽい。
英語通じるしメニューも英語なので困ることはない、炒飯やチョウメン頼んでおけば間違いはないだろう。

ナンディにあるjack’s

メイン通りに出ると商店が増えてくる。インド系やお土産屋さんなど。
お土産買うならスーパーやjacksで買うのが良い。jacksは愛想の良い店員とフィジー土産が揃っている。2階には無料のトイレもある。

ナンディにある「マックスバリュ」

スーパーはいくつかある。NEW WORLDやSHOP N SAVE、JET POINTなど。
一番面白いのが「マックスバリュ」があるというの。微妙に違うけど、本家イオンが協力しているとかしていないとか。

JET POINTにあったインド系のスナック菓子

職場用に購入したスナック。30個入って個別包装なのでばらまき土産にいい。

ばらまき用にお土産ならスーパーがいい。
JET POINTで購入したお菓子は30個のスナック(個別包装)で約7ドル(約441円)ぐらいでお買い得。
薄いベビースターみたいな味がするけど、大量にばらまくならちょうどいい。

各メーカーのクッキーは安くてお土産に丁度いい

FMFとPUNJASはフィジーのメーカー

あとは「FMF」や「PUNJAS」というフィジーのメーカーのお菓子もいい。

breakfast crackersはどこにでも置いてある

BREAKFAST CRACKERSや朝食にパン代わりで使われるクラッカー。
後はココナッツクッキーなども2-3ドルぐらいであるので安価に購入が可能。
フィジーは輸入品は高いけど、自国品は安いので値段で大体分かってくる。

フィジーは袋は有料(0.5ドルぐらい)、クレジットカードはスーパーで使えるけど店によっては3%ぐらいの手数料を取られる。

ナンディタウンの南側にあるヒンドゥー教寺院

ナンディタウンの南側に行くとヒンドゥー寺院がある。
フィジーはインド系の住人が多い。これはイギリス植民地時代にサトウキビ農業の従事者としてインドから労働者を連れてきたことが起源となる。

ナンディの街にある「Bank of Baroda」。インド系の銀行。

大部分はラクナウからコルカタにかけたヒンドゥー語・ヒンドゥー教を主とする人たち。
コルカタの港から連れて来られたし、フィジーとコルカタを結ぶ定期船もあったみたい。
1900年代になるとクジャラートから自由移民がやってきて、イスラム教徒も少し流入が増えたそうだ。

とても色鮮やかな外観

そのためフィジーではインド系住人が多いし、インド料理屋さんも多いし、生活に密接に関わっている。
彼らはフィジー・ヒンドゥー語という言語を使うけど、公用語が英語なのであまり見かけることはない。

境内の外からも綺麗に撮れる

ヒンドゥー寺院は入場料5ドルかかる。外観は撮影OKだけど、境内は撮影禁止。
裸足で参拝が必要なので足は汚れる。短パンぐらいなら良いけど、キャミソールなどはNG。

青空が映えるヒンドゥー教寺院

こういう寺院は南インドぽいなと思った。南インドからの流入者も一定数いる(チェンナイなどから)。
けどそういう彼らはヒンドゥー語を話す人たちではないので、フィジーに来てヒンドゥー語を覚えないといけないとかで苦労したそうだ。

ナンディの町は色んな国がMIXされた雰囲気

日本の中古タクシーがそのまま走っている

ヤシの木が映える

適当に歩いているだけで面白かった。
日本の中古車が多いのでケニアぽいところあるし、碁盤の目でアーケードぽいのは南アぽいし、けどフィリピンやカリブの島ぽいしというので既視感があるような景観だった。
初めてなんだけど、初めてじゃない感覚。スッと身体に入るようなところで楽しかった。

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