2022年9月
秋のイスタンブール旅行。
必ず訪れたかったのが「Çamlıca Mosque」だ。
アジア側のチャムルカの丘にあるモスクで、エルドアンの一声で2019年に完成。
総工費1億1,000万ドル、63,000人を収容できるトルコ最大のモスクだ。
このモスクを見るとアヤソフィアやブルーモスクが可愛く思えるほど。
アヤソフィアやブルーモスクも美しいけど、このモスクも素敵なので合わせて訪れたい。
アクセス
路線バスで行くのが確実で分かりやすい。
アジア側の「Üsküdar」(ウシュキュダル)又は「Kadıköy」(カドゥキョイ)から路線バスで向かう。
「Kadıköy」(カドゥキョイ)のフェリー乗り場前からのバス停から「14F」のバスで1本。
左手にモスクが見えたら下車。「Büyük Çamlıca Camii」というバス停。途中の停留所なのとかなり時間かかるのでオススメではない。
短時間で良いのが「Üsküdar」(ウシュキュダル)からバスで行く方法。
フェリー乗り場のモスク前から「15C」で1本。モスクは終点なので乗り過ごす心配も要らない。
結構坂道を上っていくのと揺れるので、座っておきたいところ。立つ人は必ず手すりに捕まろう。
だいたい空いていれば30分弱ぐらいで着くけど、夕方の混んでる時間帯だと気持ち時間がかかる。
モスクに着いたら道路を渡り、そのまま坂を上がっていくとエスカレーターがある。
若しくは道路を渡ったところから階段を上がる方法もあり。
現在地下鉄4号線の支線計画が立てられていて、開通した場合はモスクの真下に地下鉄駅が出来るので、利便性がかなり向上。
モスクから見たバス停と奥のアジア側のビル群。
地図:バス停
地図:モスク
昼のモスク
観光客にはまだ知られていないモスク。昼と夜で雰囲気が違うので2度訪れたいポイント。
天気が良い日に訪れてほしくて、それはここが丘の上にあるから。
エレベーター又は階段を上がると広いエリアに出て、そこから眺めるボスポラス海峡やヨーロッパ側の景色、そして反対側のアジア側の景色は絶景だ。
観光客もウェルカムなので、服装を守っていれば出入り自由。一応肌を隠すものは貸し出しもしている。
ハーフパンツは規定上NGだけど、地元の人もハーフパンツで入っているから露骨に肌が出ていなければいけそう。
遠くから見ても目立つんだけど、近くで見ると大きさに驚く。
6本のミナレットがあり、これはトルコではブルーモスクとアダナのSabancı Merkez Mosqueとこのモスクのみ。
アダナのSabancı Merkez Mosqueはトルコで2番目に大きなモスク。ここが出来るまではナンバーワンだった。
ドームの高さは72m。これはイスタンブールに住む72の民族を示しているよう。
幅は34m。イスタンブールのナンバーのスタートが34となるので、所々にイスタンブールの印が出ている。
けど言われないと気づかない。
新しいというのもあるけど、やはり美しい。
入った瞬間に「おー」と声を出したくなるレベル。
ステンドガラスが綺麗で教会にあるみたい。
写真も撮りたいし、のんびりくつろぎたいし、いつまでも滞在していたくなるようなモスク。
夜のモスク
夜のモスクへ。9月のイスタンブールは日没が19時過ぎなので、20時頃に行くとライトアップされていて美しい。
14Cのバスは30分に1本ぐらいになるけど、22時過ぎまで動いているのでその辺は大丈夫かな。
最悪タクシーなり坂を下っていけば地下鉄5号線の駅に行くので頑張ろう。
ライトアップの前にイスタンブールの夜景も。
丘が多いイスタンブールでもここからの眺めはかなり良い。
そしてライトアップされたモスク。めちゃくちゃ綺麗。
昼とは全然違う空気。
館内は昼とまた違う感じ。昼は白かったけど、夜は暖色か。
気温も落ち着いてくるので、広いコンコースで子どもが遊んでいるのが印象的。
車来ないし、広いから遊ぶには最適なのかも。
アゼルバイジャン・バクーのグランドモスクでも子どもが遊んでいたので、市民の憩いの場としても機能しているのかな。
この美しさは自身の目で見ないと分からないと思うので、是非見ていただきたい。
アザーンの時間になると大音量で流れるけど、周囲にもモスクがあるので、アザーンの大合唱になる。
ちなみにモスクはイスラム文化センターもかねているので、図書館もあった。
またトイレも無料で綺麗なので使いやすい。
まとめ
トルコ最大のモスクに訪れた。今はバスでしか行けないけど、いずれは地下鉄も開業してアクセスも容易になる。
アヤソフィアやブルーモスクとはまた違う雰囲気のモスクなので、是非昼と夜それぞれ見てほしい。
ここのモスクはかなりオススメのスポットだ。
地図:バス停
地図:モスク