【乗車記】札幌から稚内まで、特急宗谷に乗って向かう

2021年7月

夏の北海道旅行。目的地は稚内だ。
札幌から稚内まで宗谷に乗車したので、その様子を紹介したい。

AIRDO きた北海道フリーパス

今回はAIRDOで羽田から新千歳空港へと向かった。
JR北海道で色々周ろうと思っていたので、AIRDO利用者限定の「きた北海道フリーパス」を購入。
こちらは4日間で13,150円。エリア内の普通車自由席と特急自由席が乗り降り自由なのだ。

詳細: https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/freepass_airdo/

この切符はANAやピーチ版でも販売している。
到着日当日に新千歳空港で購入する場合しか適応が出来ない。当日又は翌日からきっぷの適応がスタート。
気を付けて欲しいのが、新千歳空港のみどりも窓口の営業時間内に購入しないといけない点。
最終便だとみどりの窓口の営業時間外になるケースもある。
その時は「きっぷは買えない」とみどりの窓口の人に言われたので、スケジュールを組む時は早めに空港に着くフライトを選ぼう。

またきっぷを買うと、500円のお買物券も付いてくる。
これは指定された駅のキオスクや四季彩館、セブンイレブンで使える。
飲み物や食事、お土産などに使えるので嬉しい特典。

ちなみに札幌から稚内までは自由席で10,560円。えきねっとの割引を使うと7,200円となる。片道だ。
なので往復するだけで元が取れてしまう。一番安いのは高速バスで6,000円ぐらい。

特急宗谷で稚内へ

札幌から直通で稚内に向かう「特急・宗谷」。こちらは1日1本しかない。

札幌 07:30 – 12:40 稚内
稚内 17:44 – 22:57 札幌

他は全て旭川で乗り換えが必要となる。

特急宗谷は4両で1-3は指定席、4両目が自由席となる。1両しかない上に1日1本なので混むから早めに駅に向かうといい。
僕は余裕持ちすぎて30分前に到着して、まだホームの案内がなかったぐらい。
ただ基本的に宗谷は8番線から出ているので、8番線で待っているといいかも。

階段を上がると待機列が見えてくる。
2列で並ぶ。僕は早すぎて先頭を取れたけど、結構列が出来ていた。
多くは旭川より手前で降りていくけど。

7時20分ぐらいに入線。無事席を確保。定刻通りに出発した。

札幌   07:30
岩見沢  07:56
美唄   08:07
砂川   08:18
滝川   08:24
深川   08:38
旭川着  08:58
旭川発  09:00
和寒   09:29
士別   09:40
名寄   09:56
美深   10:16
音威子府 10:41
天塩中川 11:13
幌延   11:46
豊富   12:00
南稚内  12:36
稚内   12:40

札幌から旭川まで約1時間半、名寄までが約2時間半、稚内まで約5時間となる。
かなりの長旅となるけど、初めて乗る路線・電車となるのでワクワクが強かった。

札幌駅を少し離れるとのどかな光景になる。

少ししてからお弁当を開いた。
事前に札幌駅構内のお弁当屋(弁菜亭)さんで購入。

石狩鮭めし。1,150円。

大正12年発売のお弁当。鮭のほぐし身とイクラの醤油漬けが錦糸卵とご飯にのっている。
副菜では鮭の昆布巻きと山フキ煮、かまぼこ、おしんこというラインナップ。イクラも入っているので、1,000円超えるのは仕方がない。

量はそれなりなのでお腹いっぱいになる。口が海鮮一色に。美味しかったな。電車で食べると味も何倍も美味しく感じる。

宗谷は名寄を過ぎると天塩川沿いを走るようになる。

音威子府過ぎた辺りからはかなり蛇行となる。

また幌延と豊富の間は利尻富士が稚内方向は左側、旭川方向は右側に見えるので是非見てほしい。

12時40分に稚内到着。JR北海道は終点のことを「終着」とアナウンスするので、旅情をより感じられる。

日本最北端の駅。暑いので実感はないけど看板を見て感じる。

稚内駅はとても綺麗。ガラス張りで開放感がある。
少し疲れたけど、宗谷の旅は中々面白かった。

まとめ

宗谷で札幌から稚内まで移動した。
車内にコンセントはないので充電は気にしたほうがいいし、車内販売と自販機はないので飲み物は事前に確保しておこう。
トイレはある。札幌で仮に窓側に座れなくても、旭川以降は空いてくるのでチャンスを伺おう。

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