【北海道】日本最北端・宗谷岬を訪れる

2021年7月

夏の北海道旅行。目的地は日本最北端の宗谷岬だった。
元々は札幌だけにしていたんだけど、最果ての地に急に行きたくなりプラン変更。
札幌からはAIRDOのきた北海道フリーパスを使い、特急宗谷で稚内まで訪れた。

【乗車記】札幌から稚内まで、特急宗谷に乗って向かう

2021年9月27日

宗谷岬へのアクセス

宗谷岬には車又はバスでしか行くことができない。
ここでは公共交通機関を使って行く方法を紹介したい。

路線バスを使うか観光バスを使うかで変わってくる。どちらも宗谷バスが運行。
効率よく全て見て回るのなら、観光バスが良いと思う。
URL: http://www.soyabus.co.jp/teikan/course

路線バスで行く場合は本数が僅かしかないので、宗谷バスのHPを参照しておこう。
時刻表や料金が出ているので、とても分かりやすい。
URL: http://www.soyabus.co.jp/routebus/souyacape

稚内空港から直に行く手段もある。
夏季限定とはなるが、空港から直接宗谷岬に入り、その後稚内駅&フェリーターミナルまで行く手段。
空港→稚内駅→フェリーターミナルは700円なので、宗谷岬に行かない場合は使う必要はないけど、到着後すぐに観光するならお得。
URL: http://www.soyabus.co.jp/archives/4813

時刻表
・稚内駅前→宗谷岬(約50分)
09:39 – 10:29(音威子府行き)
13:20 – 14:10(中頓別行き)
16:12 – 17:02(中頓別行き)
19:30 – 20:20(鬼志別行き)

・宗谷岬→稚内駅前(約50分)
07:21 – 08:26(駅前バスターミナル行き)
08:44 – 09:46(駅前バスターミナル行き)
11:14 – 12:14(駅前バスターミナル行き)
14:55 – 15:53(駅前バスターミナル行き)

料金
観光バス:3,400円~3,700円(宗谷岬以外の場所も訪問)
路線バス:2,560円(稚内⇔宗谷岬:往復)
路線バス:2,000円(空港→宗谷岬→稚内駅→フェリーターミナル)
路線バス:3,000円(宗谷バス一日乗車券)

僕はノシャップ岬にも行きたかったので、3,000円の1日乗車券を購入した。
稚内駅からノシャップ岬は片道220円、宗谷岬(2,560円)に往復(440円)を足すとちょうど3,000円になる。
宗谷岬の往復切符も1日乗車券も稚内駅にある宗谷バスの案内所で購入が可能。クレジットカードは使えないけど、PayPayは使えたので嬉しかった。

宗谷岬に日帰りする場合は以下のルートのみとなる。

① 稚内駅前 09:39 – 10:29 宗谷岬 11:14 – 12:14 稚内駅前
② 稚内駅前 13:20 – 14:10 宗谷岬 14:55 – 15:53 稚内駅前

稚内泊をした人は朝一のパターンが良いかも。
僕は札幌から着いた(12時半過ぎ)後にそのまま宗谷岬に向かったので②のパターンとなった。
宗谷岬発のバスが14時55分が最終なので、これを逃すとヒッチハイクかタクシーを呼ぶしかなくなる。
稚内駅から路線バスで向かう99%は同じように日帰りするので、分かりやすいけど。

路線バスで宗谷岬へ

13時20分発。バスは13時過ぎにはバス停に停車していた。
乗り場は1番乗り場。宗谷バスの案内所&セイコーマート側。

このバスは知らないけど、よく街中で見る宗谷バスは東急バスのお下がりみたい。
塗装はそのままでバス名だけ変更しているとのこと。宗谷バスが東急グループに加盟していたことが要因とされる。

宗谷岬に向かうバスはUSB充電があり大変助かった。

稚内駅を出発して50分。殆どが宗谷岬へ向かう客だ。

進行方向左側に座ると海が見える。右側はほぼ丘の斜面になるけど、稚内空港は右側に見える。

北海道だけど富良野や美瑛とは違う景観で面白い。

バスは14時10分に宗谷岬に到着した。14時55分に戻りのバスが来るので、約45分間の観光となる。

日本最北端・宗谷岬

先ずは日本最北端の碑を拝みたい。目の前には間宮林蔵の像がいる。
間宮林蔵は日本から初めて樺太に渡り、樺太が島であることを発見した探検家だ。
樺太とロシア本土の間は間宮海峡と言われている。

そして宗谷岬の有名なモニュメントがある。皆順番を守って写真撮影をしており、平和な雰囲気。
車で来る人は路線バスの時間を避けるとスムーズに写真撮影が出来ると思う。

つい2週間前は最西端の与那国島に居たのに、3,000kmも離れた宗谷岬にいるとは。
そして稚内は涼しいと思っていたんだけど、この日は30度でクソ暑かった。

最北端のお土産屋さんの横には最北端の自販機がある。

この上の青いお土産屋さんで宗谷岬の証明書(100円)を購入した。
マトリョーシカも売っててロシア要素もあり。

食事処は1つ空いていたけど、14時半で閉店していたな。
あまり宗谷岬でご飯を食べることは期待しない方がいいかもしれない。

ウユニ塩湖みたいに海に空が反射していた。綺麗だな。
この先は樺太か。前は与那国島から台湾を望んだけど、今度はロシア。

灯台の方へ上がっていく。ここからの景色がとても良い。
日本だけど、日本ぽくない景色。極東やパタゴニアぽいのは気候や植生の影響かな。家の雰囲気もちと違うし。

奥には港が見える。冬になると一面銀世界になるのだろうか。

稚内方面のバス停は降りた真向かいにある。
丁度バス停に戻ったらバスがいたけど、これは空港から来た連絡バスなので乗車はできない。
なので乗り間違いには気を付けよう。帰りのバスは人が乗車していなく、宗谷岬への観光客で割合を占めた。

まとめ

宗谷岬に訪れた。日本最北端の地に訪問できて良かった。
・稚内空港の利用者は宗谷バスの連絡バスを利用するのがベスト(2,000円)
・稚内駅から向かう人は、色々巡るなら観光バスを使うのがベスト(3,400円~)
・宗谷岬だけでいいなら、往復切符で利用するのがベスト(2,560円)
・宗谷岬+ノシャップ岬や他の路線バスに乗るなら、1日乗車券を利用するのがベスト(3,000円)

好みに応じて利用していただきたい。

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