2021年7月
夏の沖縄旅行。与那国島に訪れた。
与那国島の東端にあるのが「東崎」（あがりざき）だ。
当地では東を「あがり」、西を「いり」と呼ぶ。
太陽の動きが名称となっており、東崎は日の出、西崎は日の入りが見えてくる。なんかオシャレ。
東崎は昼間と早朝で雰囲気が異なるので、是非2度訪れてほしい。
今回は昼の東崎の様子を紹介したい。
東崎灯台は駐車場から5分ぐらい歩く。駐車場は広いのでどこに止めても支障はない。
東崎一帯は馬が放牧されているので、たまに道路に馬がいることもある。
駐車場から歩いていくと奥には海と灯台、手前に小屋のようなものが見える。
小屋は見晴台みたいになっていたけど、この時は入ることができなかった。
日差しを遮るものはない。日傘や帽子など紫外線や熱中症対策は怠らないでほしい。
ここらで放牧されているのは「与那国馬」という在来種だ。
日本の在来種では最小、近くで見ると分かるけどかなり小型だなと感じる。
与那国島の天然記念物。人懐っこい性格で人がいても動じないし、こっちに寄ってくることもあってかわいい。
東崎に来れば確実に会える。糞は沢山あるけど臭くないので、不快感はまりなかった。
昔は農耕などで使われていたようだけど、今は用途がないので観光としての資源とされる。
これだけ小さいと力も限られてくるもんね。
東崎の下にはアリシがあり、サーフスポットにもなっている。
道はかなり傾斜があるし、特段秀でるものはないので行かなくても良いと思う。上から眺める海が美しい。
東崎は崖の上にある。与那国島からサンゴではなく堆積岩が隆起して出来上がり、波により岩が削られたことで崖が出来上がった。
近くには黒潮が流れていることで、海が透明に見える要因となっている。
別項では東崎で朝日を眺めてきたので、その様子も合わせて読んでいただきたい。
地図：
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