2018年2月 1EUR=約133円
フィンエアーで向かうパリ
予定がありロンドンとパリへと行った。
この時、フィンエアーを往復で使用したので、その時のことを紹介したいと思う。
AY0074 NRT 11:55-15:20 HEL
AY1577 HEL 16:05-18:10 CDG
成田空港でチェックイン
フィンエアーはワンワールドに加盟している。そのため第二ターミナルを使用。
久々に空港第二ターミナルの駅で下車をした。
普段は東京駅から出ている1,000円のバスを使うけど、今回は成田エクスプレス(NEX)に乗った。
NEXも数年ぶりに乗ったけど、空いているし、かなり快適だったな・・・。
コンセントは肘掛のところにある。
Wi-Fiもあってスピードは速いけど、途切れることが多くて、あまり使えなかったかな。
NEX:5,9号車(エスカレーター), 7号車の前&8号車の後(EV), 3号車前&4号車後(EV)
上の号車に乗ると、エスカレーターが近いので便利。参考になると良いな。
NEXは数字の大きい号車が先頭になり、座席も14列目が前方、1列目が後ろになる。
NEXはJRの改札で乗車券を入れて、そのまま受け取り、次に京成の改札でも同じ乗車券を入れて回収。特急券は入れない。
フィンエアーはIカウンターでチェックインが行われる。
ビジネス&ステータスホルダー、手荷物預け(ウェブチェックイン)、エコノミーと分かれている。
エコノミーは少し並んでいるので、事前にウェブチェックインをしておくのが良いだろう。
ちなみに自動カウンターはなく、有人カウンターのみとなるので気をつけてほしい。
出国からラウンジへ
10時頃はそこまで混んでいなく、手荷物検査もスムーズに進めた。
ワンワールドのラウンジはJALのサクララウンジかカンタス航空のラウンジとなる。
JALのサクララウンジは出国した直ぐのところにある。
ただ10〜12時代は米国、欧州、アジア近距離線とフライトが重なっていること。
ステータスホルダーが多いため、かなり混み合っている。
反面、カンタス航空はフィンエアーのゲートの近くにある上、かなり空いている。
日本人は片手で数えるぐらい、大半は欧米の人だ。
カンタス航空は午前発のフライトがないため、人が空いてるということが言える。
午前だからか、軽食がメインで朝ごはんかな。
飲み物は豊富でお酒も充実している。
ご飯を食べるならサクララウンジが良いだろう、ゆっくりするならカンタスが良い。
若しくは簡単にサクララウンジでカレーとか食べて、残りはカンタスのラウンジでくつろぐということもできる。
カンタスのラウンジはWi-Fiもパスワードなしで通ってる上、コンセントがあるスペースもあるから、落ち着いて仕事もできる。
成田からヘルシンキへ
74番ゲートから。
機内がほぼ満席だったように、ゲート前もかなり混雑していた。
フィンエアーはグループごとの搭乗となる。
ステータスホルダーやエコノミーコンフォートの人はグループ1,2に属する。
それ以外は後方から入れていくので、前のエコノミーの場合は後ろのグループとなる。
僕はエコノミーコンフォートだったので、グループ2で待つことなく機内に入れた。
ちなみにエコノミーコンフォートは追加代金(75ユーロ)が必要となる。どんなに格安チケットでも75ユーロ払えばアップグレートができるので、楽してもいいかもね。
エコノミーコンフォートは前5列が設定されている。頭の部分に「RESERVED」と書いてある。
3-3-3の配列なんだけど、一番前の窓側寄りは2列なのでかなり広々としてるかも。
僕の後ろがエコノミーだったので、座席の広さを実感した。
エコノミーでも問題はないけど、エコノミーコンフォートはかなり広い。
足を伸ばせるし、脚も組めるのでストレスがない。
窓側で通路に出る時も、席を立ってもらう必要がないぐらい。
エコノミーコンフォートはノイズヘッドホンとマリメッコのミニポーチが付いてくる。
最近の航空会社らこういうグッズサービスが無くなってるので貴重な存在。
また水が1本付いてくる。
ちなみに下の写真はエコノミー。
フィンエアーはスタイリッシュな機材、シンプルで良い。
このA350-900は新しい機材なのでかなり清潔。進化してるなと思う。
USBプラグは有、リモコンはなくタッチモニター。感度抜群。
映画の種類は豊富。日本語対応のが多い。飽きない。
約9時間半のフライトだ。ヘルシンキは日本から一番近いヨーロッパとなる。冬は7時間の時差だ。
左が日本時間、()中がヘルシンキ時間。
11:55(04:55) 定時に出発
12:20(05:20) 離陸(離陸まちがあった)
12:33(05:33) サイン消える
→ウェットシートの配布
13:11(06:11) 機内食スタート
飲み物はワイン(赤、白、スパークリング)、ビール、ソフトドリンク。
機内食はチキンカレーかビーフ(スライスビーフのエスパニョールソース添え)の2種類。
飲み物はブルーベリージュースを。スッキリしていて飲みやすい。
機内食はビーフ。チキンは日本のカレーで辛くない、ビーフはライスはなし。ポテトとインゲン、マッシュルーム、ニンジンが付け合わせ。
他はサラダ、パン、チーズ、オレンジケーキ。
ボリュームはそんなに多くはないけど、女性にとってはちょうどいい量かも。
ナプキンやコップ(ホット)はマリメッコ。緑を基調としていて温かみがあり、ポップ。
アイスのサービスはなく、そのまま就寝タイムとなる。
一番後方にパントリーがあって、そこにジュースやスナック類が置いてある。
20:00(13:00) 軽食(ホットミール)のサービス
メニューはカルボナーラ。同じものが提供される。
他はキットカットとシフォンケーキ。こういう軽食で温かいご飯が出るのは嬉しい。
ヘルシンキでトランジット
15時20分に到着予定だったけど、早まって14時43分に到着。
本来新潟から朝鮮半島の方を通るルートから、札幌から樺太の方を通るルートになったので、時間短縮へと繋がったとのこと。
お陰でパリ行きのトランジットが40分だったけど、1時間20分と伸びた。
後ろのフィンランド人が着陸して拍手。故郷に戻ったことがかなり嬉しかった様子だ。
15時3分頃、一番端のゲートに到着。
ヘルシンキは世界で一番簡単な空港だと思うぐらいシンプル。
まず日本語の案内があるので、老若男女分からない人は居ない。
そして道も一本道で案内に従って行けばいいので、あらよと乗り継ぎのカウンターに到着。
乗り継ぎ案内は機内のモニターでもわかるので、事前にゲートを見ておき、空港でも軽くチェックしていくといいだろう。
まず案内通りに行くと、手荷物レーンに到着する。
ここは人が多そうに見えて、かなり回転は早いのですぐ終わる。少ないところに行くといいだろう。
手荷物検査を過ぎると、一旦到着&出国と混ざったコンコースに。
手荷物を終えたら左側へ進む。そして案内通りに行き、入国審査をしよう。
ヘルシンキでは日本人と韓国人は専用のレーンがある。なので案内に従い、右前へと進もう。欧州系が並んでるところには止まらず、とりあえず前へ。
パスポートかざして、ゲート通過。中で写真撮って通過、係員のところでスタンプ押すだけ終了。2分もかからなかった。15時15分には入国。ここまで10分ちょっと。早い。
そこからはゲートに向かうだけだ。
パリ行きは25番ゲートとちょうど空港の真ん中辺りにある。ヘルシンキはコの字型をした空港。
25番ゲートまでには店も多く、マリメッコやムーミンショップもある。
ちょっと寄り道しながらも、15時半にはゲートに到着していた。
早く行けば20分ぐらいで乗り継げる計算。40分乗り継ぎでも問題がないな。余裕。
またラウンジも25番ゲート横にあって、2階にあがる。シェンゲン内ではここのみ。そこまで広くないので、混んでる。
ちなみにフィンエアーでは、フライトが遅れて乗り継げなさそうでも、待っててくれる。
もし次にフライトが近い時間であれば振替もしてくれるので、安心してほしい。
フィンエアーからJALとかは待たなかったりするので、あくまでもフィンエアー同士での話だ。
あと、ヘルシンキは雪の影響を受けやすいと思う人がいるかもしれないけど、そんなことは全くない。
常に除雪車など雪対策は準備万端。冬にかなり強い空港なので、大幅な遅延は殆どない。
空港閉鎖も一度もなかったぐらい。
そういうところでも、乗継の短さは安心ができる。
前はヘルシンキで降りたので乗継はなかったけど、こんな簡単な乗継は世界でも稀なんじゃないかな。
個人的に欧州に行くにはフィンエアーをおススメしたい。
特に女性や若い子、ご年配の方など。
その理由としては、空港の単純さ、分かりやすさ、日本語でのサービスということがある。
他の欧州の空港だと入国に時間がかかったり、空港が広くて疲れたりするけど、ヘルシンキはそんなことはない。
おまけに空港のWi-Fiもめちゃくちゃ速い。
インスタのストーリーの動画も普通に見れた。
ヘルシンキからパリへ
ヘルシンキからパリはビジネスかエコノミーの設定。ここはエコノミーで移動した。
機材はA321。
シートは全てエコノミー、モニターもなし。
ビジネスは前方の真ん中の席を空けてるだけ。機内食は出るけど、エコノミーは有料。
機内はほぼ満席。僕の横は空いていたので、少し広く使うことができた。
16:12 出発。
ただ途中で凍結材?を噴射。羽の部分が緑色になった。なんか安心。
離陸待ちを経て、16時35分には離陸。
ちょうど夕方なので空が綺麗だった。
機内サービスは基本有料となるので、特に何があるわけでもない。
だいたい30分過ぎたらドリンクのサービスはある。
本とか時間を潰せるようなものがあるといいかな。
パリ到着
18時30分にパリ到着。定刻より20分遅れだけど、別に気にならない。
既にヘルシンキで入国をしているので、パリで入国することはない。国内線みたいなものだ。
なので直ぐに出ることができる。
本来パリだと入国レーンが並んで時間がかかったりするけど、ヘルシンキで簡単に入れているので、その不便さが全くないのだ。
所用時間も直行便と大きな差はないので、ストレスフリーなフィンエアーを僕は選択するかな。
預け荷物がなければすぐに出口。荷物預けがあると時間は取られてしまう。
ちなみに到着は、ターミナル2Dとなる。
まとめ
初めてフィンエアーに乗ったけど、強くオススメしたいと思える航空会社であった。
① 機材やアイテムがかわいい。
② 日本人の客室乗務員と日本語対応な機内モニター。
③ ヘルシンキ空港のコンパクトさ。乗継が40分でも余裕なこと。
④ 日本人専用の入国審査のレーンがあり、時間短縮。
⑤ 雪に強く、遅延も殆どない。もし遅れてもフライトが待っててくれるか次の便に振替してくれる。
旅慣れてない人には特に良い。不便に感じることはないんじゃないかな。
ヨーロッパ行くならフィンエアー、是非使ってみてほしい。