現在南米を旅行中。会話などで良く使うスペイン語を紹介します。
第2回は「食事編」
現地で食べる食事、これも旅の醍醐味の一つ。
旅行者は必ずしも、何か食べることになる。そこで、レストランや屋台で使うスペイン語を紹介。
【旅】 南米旅行でよく使うスペイン語講座 – 第1回「挨拶編」- – El Mundo
↑第1回「挨拶編」はこちら。
レストラン・食堂で
まず大前提として、
レストランはRestaurante(レスタウランテ)、食堂はComedor(コメドール)と言う。
レストランならウェイター(Camarero/a)が必ずいるので、席に案内してもらう。
食堂は基本自由。勝手に入って空いてる席に座っても構わない。Camarero/aが注文を取りにきてくれる。
大事なのは、レストランや食堂に入る時。人がいたら必ず挨拶しよう。”Hola”だけでも構わない。挨拶は大事だ。
注文時
- ~, por favor.「~お願いします」(~ポル・ファボール)
一番使う単語かもしれない。英語で言う”please”。丁寧な表現になる。
例えば、
- una cerveza, por favor.
「1つビールお願いします」(ウナ・セルベッサ、ポル・ファボール)
これが2つの場合は、
- dos cerveza, por favor.
「2つビールお願いします」(ドス・セルベッサ、ポル・ファボール)
複数頼む時は、unaやdosのところに数字を入れていけばよい。
ただ単に、”cerveza, por favor.”でも通じる。
メニューの字が読めなかったり、発音が難しい場合。
料理名を指さして、
- Esto, por favor.「これをお願いします」(エスト、ポル・ファボール)
でもOK。向こうも現地人とは思ってないので、しっかり聞いてくれる。
メニューがテーブルに置いてない場合、持ってきて貰えてない場合、
- Carta, por favor.” or “Menu, por favor.
(カルタ、ポル・ファボール) or (メヌー、ポル・ファボール)
と店員さんに言おう。ウェイターを呼ぶ時は、目があった時に人差し指をあげるか、近くを通った時に”Disculpe”「すいません」(ディスクルペ)と言おう。
ご飯を食べている時、フォークやナイフ、スプーンを落とした時や別途欲しい時がある。
- cuchara「スプーン」(クチャーラ)
- tenedor 「フォーク」(テネドール)
- cuchillo「ナイフ」(クチージョ)
という意味なので、”~, por favor.”に繋げて言ってみよう。何度も使うことで、覚えていく。
定食屋では、スープ+メイン+デザート+ドリンクというセットもある。
スープを食べ終わる頃に、メイン(セグンド)を聞きに来るので、食べたいものを決めておこう。
トイレ
- disculpe, ¿Tiene el baño? or ¿Donde esta el baño?
「すいません、トイレはありますか?」 or 「トイレはどこですか?」
(ディスクルペ、ティエネ・エル・バーニョ? or ドンデ・エスタ・エル・バーニョ?)
トイレに行きたい時に、どこにあるか分からない場合は聞いてみよう。
ちなみにスペインでは”Servicio”(セルビシオ)と言うこともあるが、南米ではbañoしか使わない。
会計時
- La cuenta, por favor.「お会計お願いします」(ラ・クエンタ、ポル・ファボール)
店員さんにこう伝えよう。そしたら、伝票を持ってきてくれる。
レストランでは基本テーブル会計。
食堂でもテーブルで会計する時もあるが、”Caja”と書いてある所やレジがあったら、そこで会計する。店によってやり方は違うので、現地人の動きを見て真似しよう。
- !Que rico!「美味しい!」(ケ・リコ)
会計の時、店員さんにこう言ってみよう。きっと笑顔になってくれるはず。
他にも、
- muy rico(ムイ・リコ)
- Dlicioso(デリシオーソ)
- muy bueno(ムイ・ブエノ)
という言い方もあるので、自分が好きな言葉を使えばよい。
※ricoは「美味しそう」「美味しい」「美味しかった」といつでも使えるので、便利。
“Gracias”は「ご馳走様でした」という意味もあるので、店員さんが忙しそうにしていたら、これだけでも良い。
最後に、
“Gracias, chao.”
を忘れずに。
屋台で
南米では屋台を出している所をよく見かける。
レストランとは違い、ラフで簡単に物を食べれる上、安い。
衛生面の不安もたまにあるけど、ハマると抜け出せない。
屋台でも挨拶は大事。
- Disculpe, ¿Que es esto?
「すいません、これは何ですか?」(ディスクルペ、ケ・エス・エスト)
何を作っているか、しているか分からない時。これを聞いてみよう。
向こうはスペイン語でベラベラ話してくる。
- “¿Esto carne?
「これは肉ですか?」(エスト・カルネ?)
と聞いてもよい。たいてい肉。たまに魚も焼いているので、その時は”Pescado”(魚介類)と返してくれる。
- ¿Esto, cuanto cuesta?
「これ、いくらですか?」(エスト、クアント・クエスタ?)
屋台では値段が出ていない場合もある。その時はこう聞こう。
向こうは必ずスペイン語で返してくる。もし数字が分からない場合、電卓を持っていけば、数字を打ってくれる。
1つ欲しい場合は、”uno, por favor.”と言おう。
¿Cuanto cuesta?を¿Cuantos?という人もいる。意味は同じ。
食べ終わったら、“Gracias, chao”を言おう。
良く使う単語
- comida 「料理」(コミーダ)
※日本料理は”comida japones”、中華は”comida chino”。
- desayuno 「朝食」(デサジュノ)
- almuerzo 「昼食」(アルムエルソ)
- cena 「夕食」(セナ)
- primera 「前菜・スープ」(プリメーラ)※”entrada”という場合も
- segundo 「メイン」(セグンド)
- postre 「デザート」(ポストレ)
- bebida 「飲み物」(ベビーダ)
- fresco 「冷たい飲み物」(フレスコ)※主にジュース。”refresco”という場合も。
- gaseosa 「炭酸」(ガセオサ)※”soda”という場合も
- sopa 「スープ」(ソパ)
- caldo 「スープ」(カルド)
- ensalada 「サラダ」(エンサラーダ)
- papas 「ジャガイモ」(パパス)※”papas fritas”はフライドポテト。南米で一番目にする野菜。
- arroz 「お米」(アロース)※~con arrozになってたら、ご飯付。
- fideos 「麺」(フィデオス)
- frutas 「フルーツ」(フルータス)
- verduras 「野菜」(ベルドゥラス)
- torucha 「マス」(トルーチャ)
- carne de res 「牛肉」(カルネ・デ・レス)※メニューに”res”と書いてあれば牛肉が入ってる
- lomo 「ロース」(ロモ)※lomoを頼めば外れはない。”lomo saltado”は牛肉と野菜、ポテトを炒めた料理。
- pollo 「鶏肉(若鶏)」(ポジョ)※”gallo”は親鳥。
- carne de cerdo 「豚肉」(カルネ・デ・セルド)※メニューには”cerdo”だけの場合が多い
- bistec 「ステーキ」(ビステク)※”bife”と書く場合もある
- asado 「焼肉」(アサード)※南米式BBQ。”carne de asado”と書いてある場合も。
- milanesa 「ミラノ風カツレツ」(ミラネッサ)
- estofado 「煮込み」(エストファード)
- frito 「揚げ物」(フリート)
↑ estofado
↑ bife con pure
↑ lomo saltado con arroz
まとめ
みなさんも、是非現地で使ってみてください。
きっとあなたの旅が豊かなものになります。
第3回も乞うご期待。
スペイン語レッスン有難うございます。
折角だから、辞書や教材で調べてから
書かれると良いと思います。間違いが
散見されますね。
>menestraさん
コメントありがとうございます。
そしてご指摘して頂き嬉しく思います。文法面に関してはまだまだレベルが低い段階ですので、今後は注意していきたいと考えております。