イグアスの滝の最寄りの町である「フォス・ド・イグアス」の治安について記します。
1レアル＝約43円
◆はじめに
南米の経済大国でもあり、観光立国のブラジル。2013年度はブラジルを訪れる観光客数が600万人を超え、W杯やオリンピックで今後もどんどん伸びていくと予想される。
W杯やリオ五輪に行く日本人観光客も多いに違いない。
そこで、日本人が多く訪れる、リオ・サンパウロ・ボニート・イグアスの滝にスポットを当てて、治安などの安全情報を提供する。今回はイグアスの滝。
はじめに言っておくが、「ブラジル＝治安悪い」という考えは一概には言えない。良い場所ももちろんある。
◆Foz do Iguaçu（フォス・ド・イグアス）の治安
アルゼンチン側のプエルト・イグアスに比べて、フォス・ド・イグアスは都会だ。
大きなビルは少ないが、住宅街が広がり、観光の街以外の一面があることが分かる。
フォス・ド・イグアスはリオやサンパウロに比べると、規模は小さい。
観光客が行くところと言えば「バスターミナル」か「イグアスの滝」だと小さな項に分ける。
＜フォス・ド・イグアス＞
全体的に街の雰囲気は良い。街歩きをしていて「危ないな」と思うエリアはなかった。
もちろん、僕が歩いた範囲なので、もしかしたら存在するのかもしれない。しかし、路線バスターミナル周辺であったり、セントロ辺りは問題ないだろう。
夜にスーパーへ買い物行けるほど。心配することはない。
＜イグアスの滝＞
入場料が必要。中はスタッフか観光客しかいないから、治安は当然保たれている。カメラをぶら下げていても問題なし。
バッグのチャックを空けていたりするのは、さすがにオカシイけど、気を張って観光する必要はない。
＜バスターミナル＞
現地では”Rodoviaria”と言う。セントロの路線バスターミナルではなく、少し街外れにある長距離バスターミナル。
フロアは1階のみ。待合室も広いので監視可能。フォスの治安が悪くないので、さほど危なくはないけど、置き引きなどに注意。
ちゃんと荷物を抱えて待っていれば、トラブルに巻き込まれることはないはずだ。
◆どこに宿を取ればいいのか？
路線バスターミナル（Terminal de Transporte Urbano）周辺に取ることをお勧めする。
ここを起点にすると、かなり便利だ。
イグアスの滝、シウダー・デル・エステ、アルゼンチン側イグアス、長距離バスターミナル。全てここ発着の路線バスに乗ることができる。
セントロまで行くと、お店は多いけど交通面が不便である。
このバスターミナル近くには大きなスーパーがあるので、買い物にも便利。
↑スーパー
◆おわりに
リオやサンパウロに比べて警戒する必要はない。しかしながら、ここはブラジルだ。最低限の注意は払おう。イグアスの滝へのゲート地点、物価は高いけど、落ち着いていて居心地は悪くない場所である。
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