【アルメニア】首都エレバンの治安と街情報と写真をまとめてみた。














2017年9月 1AMD=約0.22円




ソ連の雰囲気が残るエレバン

アゼルバイジャン、ジョージアとコーカサス諸国を周遊した。
どこも旧ソ連の国々、アゼルバイジャンはトルコ、ジョージアは欧米な雰囲気があったが、このアルメニアは旧ソ連の雰囲気を残している場所であった。

首都エレバンも例外ではなく、どことなく懐かしい空気があり、こじんまりとしていた。
今回はエレバンの治安や街情報を紹介したいと思う。

エレバンの治安

コーカサスの国々の治安は総じて良く、エレバンも同様に良い。
パリやロンドンよりも良いと言えるだろう。夜に出歩いても怖いことはないし、子どもだけのグループや女の子一人で歩いていることも多かった。
というか全体的に街が若い、老人よりも若い人を多く見た気がする。

昼も安心して歩けるので、注意は必要だけど、そこまで神経を尖らせる必要はなし。
長旅をしている人なら落ち着けると思うし、短期で来る人も心配はいらない。

貴重品管理はしっかりしつつ、思う存分街歩きを楽しもう。

エレバンで行った場所

旧市街(オールドタウン)

エレバンの地図を見ると旧市街を囲むように道路が通っている。
100年前の都市計画に基づいて造られた街ということで、整備がされている。ごちゃごちゃしていない。

基本的には共和国広場が中心となり、ホテルやホステルが点在している。この辺に宿を取ると歩きやすいんじゃないのかな。

道は空いてるし、人も多くはない。
緑も多いから歩きやすいと思う。

地図(共和国広場):

カスケード(Cascade)

アルメニア樹立50周年を受けて作られたカスケード。1980年に完成ということで、そろそろ40年近くとなる。
市内の中心部に位置し、この上からはエレバンの街並みが一望できる。天気と空気が良い日は遠くにアラルト山が見えることも。

カスケードは表の階段を上っていくのも良し、横の建物の中にあるエスカレーターを上がるのも良し。
個人的には上りはエスカレーターで行き、戻りは外の階段を下っていくのが楽しいと思う。

この建物には美術館が入り、エスカレーター脇には美術品が飾られている。

見たことがあるものや、「なんだこれ」と言うものまで。

何故かボテロの作品も。
僕は美術には疎いので、何も感じることはなかったけど、興味がある人は一つ一つ丁寧に見て回ってみてはどうだろうか。

関連記事:

【アルメニア】エレバン:市内から空港へ、わずか70円のシャトルバスを利用する。

2018.01.31

地図:

噴水ショー

共和国広場で21時~23時まで噴水ショーが行われる。
この時間(特に週末)になると、観光客よりも地元の人が多く集まってくる。というか観光客3割、地元8割という感じ。
カップル同士よりかは、友達グループで来ているな。

夜に広場で噴水見ながらお喋り、こういうの良いよね。変な居酒屋やカラオケで騒ぐより、僕はこちらのほうが記憶に残ると思う。

噴水ショーは侮らないでほしい。基本的にぶっ通しでやるんだけど、同じ内容が一つもないのだ。
この2時間の間、全て違うスタイル。しかも色付き。
基本的にクラシック音楽に合わせながら行われる。
かなりお金かかっているんだけど、無料で見れてしまうのは凄い。

水の近くに座る人へ、場所によってはかなり水がかかるので、撮影とかするなら少し離れたほうがいいかな。
混んでいるのに、人が座ってないところは水がかかる場所なので、注意してほしい。

夜のエレバン散歩、最後に噴水ショーを見て宿に戻りたい。

地図(共和国広場):

聖グリゴル ルサヴォリチ教会(Saint Gregory The Illuminator Cathedral)

エレバン市内にあるアルメニア正教の教会。
中は撮影禁止なので、外観のみを紹介。
共和国広場からも徒歩10分弱で到着し、地下鉄の駅も近い。

この教会の造りは初めて見るもので、ドームの形が特徴的だった。
教会の設計に関して知識はないので、これ以上語ることは控えるけども、丸っこくて可愛らしい内装だった。
日曜の朝とかはミサもしていると思うから、このタイミングを狙って訪れるのも一つの手かと思う。

地図:

ブルーモスク(Blue Mosque)

アルメニアはキリスト教の国だけど、エレバンの街にはブルーモスクがある。エレバンの街では唯一のモスク。

トルコのブルーモスクではなく、イラン式のモスク。
オスマン帝国によって築かれたとのこと、かなり歴史は長い。また中世にペルシャ帝国がエレバンを支配していたこともあり、このようなイラン様式なモスクになったようだ。

旧ソ連時代はロシアの弾圧で放置させられていたそうだけど、ソ連解体後にイラン政府の支援もあり修復。
今はイラン政府に譲渡しているようで、イラン政府が決定権を持っている。

中は空いてる時間なら出入り自由。ただでさえ、静かなエレバンの街、このモスクに入った瞬間に音が殆どなくなる。

僕はまだイランに行ったことがないので、イラン式のモスクがどういうものかは知らない。
初めて見るイラン式のモスクがアルメニアということになる。

このタイルで描かれたモザイクが美しい。イランにも行ってみたい気持ちにさせてくれる。

地図:

ジェノサイド・ミュージアム(Genocide Memorial Complex)

アルメニアを語る上で、アルメニア人大虐殺は抜かすことができない・
非人道的な行為は後世に語る必要があり、ジェノサイド・ミュージアムに行けば大抵なことは知ることができる。

アルメニア人虐殺とは、これはWebで調べれば沢山詳しい情報が出てくるので、ここで書くようなことはしない。
アウロラという女性が主演を務めた「RAVISHED ARMENIA」という映画もある。1919年公開の映画なので、かなり古いけど、機会があれば。

ジェノサイドミュージアムは11時から16時まで、月曜日が休館なので気を付けてほしい。
アクセスは地味に悪い。タクシーで行けばすごく簡単。
公共交通機関を使う人は、以下の2パターンがある。

① 地下鉄で「Barekamutyun」(終点)まで向かい、バスで向かう方法

往路はこの手段を使った。地下鉄で終点の「Barekamutyun」まで向かう。
出口を出て、「Kievyan St」沿いへ。出口は分かりにくいので、どこか適当に出て、道路を渡って、Kievyan St沿いに行くのが分かると思う。
そこから歩いても坂道を下るので、問題はない。バスだと100AMD(約22円)なので、僕はこちらの手段を取った。

バス停は目印はないけど、人が集まっているので問題はない。
またバスは何に乗ってもいい。

バスに乗ったら、すぐに降りる準備。
大きな「Kievyan 橋」を渡って、交差点を曲がるか、真っすぐ行くか。どちらにせよ、橋を渡って交差点を越えたところで下車。

地下道をくぐり、階段の上にある建物へと向かう。そこを経て、公園を通過していけば、ジェノサイド・ミュージアムに到着する。

夏場は日差しを遮る場所が少ないので、水分必須。
あとこの「Kievyan 橋」はかなり高いところに作られているので、少し見学してもいいかもしれない。エレバンが谷あり丘ありという土地であることが分かる。

② バスで「Dalma」というショッピングモールへ向かい、そこから徒歩。

27番はブルーモスク前、33番は共和国広場を通過するようだ。
27番は実際に僕が乗ったので、実証ができている。

Dalmaからジェノサイドミュージアムまでは、坂を上っていく。
上には水飲み場があるけど、基本的に売店とかはないから、水はDalmaの中にあるスーパーとかで購入していくのがベスト。

地図:

エレバンモール(Yerevan Mall)

エレバン一大きなショッピングモール。
地下鉄で行く場合はエレバン中央駅から徒歩6分程。バスは何番は記録していない。申し訳ない。

エレバンモールには服やフードコートなど入っているけど、どうしてもジョージアやアゼルバイジャンを見てきたから小さく感じてしまう。
なのでわざわざ行く必要はないかなと感じる。

だけど大きなカルフールはあるので、お土産を買うには適切。僕はここで食料のお土産は調達をした。

地図:

蚤の市(Vernisagge)

土日になるとフリーマーケットが開催される。
平日は民芸品市場となるけど、規模としてはそこまで大きくはならない。
蚤の市が好きな人は週末に滞在が重なると良いかもしれない。

下記記事にしてあるので、詳細は確認していただきたい。

過去記事:

【アルメニア】エレバン:週末で開かれる蚤の市「Vernissage」で自分へのお土産を購入。

2018.01.25

エレバンのレストラン

Bakery Yerevan(朝ごはん)

宿泊していたエレバンホステルの近くにあるベーカリー。

ここで到着した日の朝に訪れた。

七草のパンとラズベリージュースを貰った。個人的にはパンよりジュースが美味しかった。果肉たっぷりで何杯でも飲みたくなる味。

地図:

Patio(ランチ)

目抜き通りのPushikinストリート沿いにある。
たまたまランチ1,500AMD(約330円)の看板を見て入店。

普段は高めのレストランだけど、ランチは安く提供しているようだ。
味はまずまず、候補の一つとして考えておいてもいいかも。

参考記事:

【アルメニア】エレバン:オープンカフェの「Patio」で手頃なビジネスランチを堪能。

2018.01.22

Tashir Pizza(ランチ、夕食)

アルメニアのチェーンピザ屋さん。
若者限らず、老若男女に人気。グループで来店する人が多い。
エレバンにもいくつかあるけど、ご飯時にはかなり混み合う。

安価でピザやパスタ、サラダを食べられるので、重宝したいレストラン。
サイゼリヤみたいな感じかな。

参考記事:

【アルメニア】エレバン:若者に人気!ファミレスチェーンの「Tashir Pizza」でご飯を食べる。

2018.01.28

Tavern Yerevan(夕食)

地球の歩き方にも掲載されているレストラン。共和国広場から徒歩3分ほどの角に位置している。

ここは記事にしていないので、詳細を記すことにする。
良いレストランとは言っても、日本人の感覚からすればかなり安い。アルメニアの物価から見ると高いけど。

予約してないと入店から1時間半の決まりがあるけど、少しオーバーしても追い出されることはない。でも店側のルールは守らないとな。

メニューの価格としては、

サラダ:1,200 AMD(約264円)
スープ:1,200 AMD(約264円)
ドルマ:2,200 AMD(約484円)
ポテト:2,000 AMD(約449円)
ビール:600 AMD(約132円)
ジュース(ビッチャー):1,500(約330円)
※10%チャージ


↑ ラズベリージュース。


↑ ドルマ。


↑ このポテトが美味しかった。

メニューには写真と英語記載なので分かりやすいと思う。
19時半から民族ショーもスタートするので、合わせて行くといいかな。20分程で賑やか。

最後の日にディナーとかいいかもしれない。

地図:

エレバンの公共交通機関

タクシー

タクシーは使わなかった。
メーター付きとメーターなしの2タイプ、どの車がどういうタイプはか予測が付かなかった。
ホテルやレストランで呼ぶ場合は、ある程度しっかりしてるのかな。
エレバンの小さな範囲を動くだけなら、徒歩だけで賄えられてしまう。

地下鉄

地下鉄は1路線のみ。単純明快。オレンジ色が特徴。
旧ソ連に作られたもので、車両もソ連のまま。
ホームが大きい割には2両編成と短いので、停車位置に注意してほしい。

エレバン中央駅も通っているので、鉄道で到着した場合も直ぐに移動が可能。
1回200AMD(約44円)と安く治安も良い。そしてガラガラなことが多い。1路線だけだからかな。

路線バス

トロリーバスと普通のバスがある。どちらも200AMD(約44円)。
詳細な路線図がないので、何番がどこを通っているかは定かではない。

一部中国の支援で走っているバスもある。
中国国旗が目印。中国製の路線バスは海外の多くで見かけることがあるので、違和感はないけど、中国国旗が入っているのは初めて見たかも。

宿情報(Yerevan Hostel)

共和国広場近くのエレバンホステルに宿泊。
安いし綺麗だし、居心地は悪くなかったかな。

下記詳細な記事内容。

エレバンの写真


↑ エレバン中央駅。スターリン建築?


↑ エレバン中央駅前。市場が開かれている。


↑ エレバンの路線バス。一部は中国から援助を受けている。


↑ 旧ソ連なアパート。無機質だなー。嫌いじゃないよ。


↑ 公園。無料WIFIが飛んでいた。しかもサクサク。東京より使いやすい。


↑ エレバン中央駅前のバス。路線バスではなく中距離路線。古い。


↑ ザクロが有名なアルメニア。キリスト教の国である。飲み物としても。美味しい。


↑ ザクロの広告。意味はなんだろ・・・。


↑ このジュースも美味しかった。


↑ エレバンのオペラ座。安価でオペラを楽しめるそうだ。シーズン中なら観に行くのもありだろう。


↑ 一応セーフか。。。


↑ 日本からの中古車が多いアルメニア。「お、メルセデス」と思っても「YANASE」というオチもある。


↑ エレバンのパトカー。


↑ 街中にはアルメニアの偉人たちの写真と紹介が多くある。


↑ 緑が多いエレバンの中心部。


↑ 日本からの中古車が多いと書いたけど、アメリカやロシアからの中古車も多い。

まとめ

エレバンは2日居たけど、こじんまりとした場所だった。
ゆっくりするなら別だけど、純粋に観光だけなら2日もあれば十分だと思う。

日曜の蚤の市は見てほしいので、土日や日月で滞在するのがいいかな。

近郊の街にも見所はあるけど、それほど興味はなかったので、行くことはなかった。
ミニバスとかで簡単に行けるので、少し余裕があれば行ってみてほしい。

旧ソ連の空気感を残しながらも、欧米や中国などの血が入りはじめている。今後どういう都市になってくるんだろうな、と気になる。