【南アフリカ】 旅行者が訪れるケープタウンの3エリア

ケープタウンを散策した話です。

2013年6月 1ランド=約10円

ケープタウンにはトータルで一週間ほど滞在した。毎日のことを書いてもいいが、街歩きに関しては一つに統一する。

今回はケープタウンの街について、旅行者が訪れる3つのエリアを紹介する。

◆ダウンタウン

ケープタウンは大きな街だが、旅行者が行く場所は範囲が狭いエリアに集まっているので、コンパクトに感じると思う。

道も碁盤の目だし、道は広いし、気候も安定しているので過ごしやすい場所だろう。

ケープタウンに着いたバックパッカーがまず行くのはロングストリート周辺のエリアだろう。

ロングストリート沿いには、日本人が集まるキャット&ムースを始め、多くのエコノミーの宿が集まり、銀行やミニスーパー、バー、レストランなど旅行者に取って必要なものがある。

土日になると人通りはかなり減るけど、警備員が角に立っているので、一応治安は保たれている。

ケープタウン駅&バスターミナル周辺は賑やかな場所だ。

ケープタウン駅の前や市庁舎側は雰囲気が悪いけど、一本通りを入れば雰囲気は変わる。

セントジョージ・モールは歩行者天国になっており、ブランド品の店や商店などが建ち並ぶ。

この辺りは少し大きな建物が並んでおり、都会の印象を受けるかもしれない。平日昼間はサラリーマンや買い物客で賑わうが、旅行者にとっては少しつまらない印象を受けるだろう。生活感がある場所でもないし、特にこれという見どころもない。別にわざわざ来るエリアではないのだ。

インド人ぽい携帯ショップとかはあるけど、特にというエリアだ。

◆ボ・カープ

ロングストリートからウェール通りに入り、そのまま坂道を上がっていくと住宅街になる。しかし、この住宅街は少し雰囲気が違うのだ。

ここはケープタウンに住むムスリムのエリア、モスクやイスラム教の生活や歴史を展示したボカープ博物館がある。

オランダ統治時代に連れてこられたマレー人の奴隷や移住者の子孫が住んでいる。

以前はマレー・クォーターと呼ばれていた地区。

パステルカラーに塗り替えられた家々が建ち並んでおり、思わずカメラを向けてしまうほど。

バックパッカーズエリアのロングストリートから徒歩6,7分程なので、朝や昼の散歩にはちょうどいい場所。

個人的にはケープタウンに来たならば、是非行ってほしい地区である。

どの家も似たような造りをしている。全てが同じ色だと迷ってしまうだろう、しかしどの家も綺麗にペンキで塗られているので、迷うことはない。

「誰がどの家か」とハッキリされるために塗られたのだろう。

生活感が溢れるボ・カープ地区。観光客も多くなく落ち着いて散歩出来る、是非自分好みの家や景色を見つけてほしい。

◆ウォーター・フロント

港町ケープタウン、ウォーターエリアで旅行者が一番感じることかもしれない。

このウォーター・フロントはケープタウンで一番華やかな場所、ここだけ見たら「ケープタウン凄く良い街」と思うだろう。

ダウンタウンから歩いて20,30分ほど。大通り沿いを沿っていけば迷うこともないし、治安も問題はない。

途中大きな船もあり、港町だということを再実感した。

雨上がりのケープタウン。

テーブルマウンテンは雲に隠れている。

ケープタウンの街に綺麗に虹がかかっていた。

一本ではなく二本。

ビルの合間から見る虹。下の水たまりに反射している。

ウォーターフロントの入り口、クロックタワーに到着。

ウォーターフロントは再開発された地域、お台場をイメージするのがいいだろう。クロックタワーには観光案内所が入っている。

ここから桟橋を渡ると、ウォーターフロントの中心だ。

治安が良いウォーターフロント。高級ホテルやレストラン、ケープタウン大学の院もある。

タクシーやバスでアクセスすることも出来るが、車社会の南アフリカ。多くの地元民は車でやってくる。

ウォーターフロントで驚くことは、白人の多さ。「こんなに白人いるのか?」と思ってしまうぐらい。ケープタウン駅周辺やボ・カープでは見かけることは殆どなかったのだが、ウォーターフロントでは半分以上が白人である。

つまりはお金持ちが多い場所、だから治安もいいし整備されているのだ。これぞ格差社会。

大きな観覧車もある。一回乗車1,000円ぐらいしたと思う。南アフリカの物価を考えると高い、旅行者や家族連れが乗っている。

ここだけ見ればイギリスやヨーロッパと思ってしまうだろう、アフリカ大陸とは思えない。南アフリカはアフリカの中でも違う地域、一緒にはできない。

ウォーターフロントのヴィクトリア・ワーフ・ショッピングセンター。

スーパーマーケットを始め、各ブランド品、高級レストラン、ファストフード、おもちゃ、携帯ショップなど何でも揃っている。

場所が場所なので物価は高い、現地に住んでいる中国人や韓国人が居たりしてショッピングセンター内は「人種のるつぼ」。

中は物価が高いので買うようなことはしなかった。

ウォーター・フロントは居心地が良い、雰囲気がいいし何だか安心する場所。アフリカの雰囲気をずっと体験していたら僕と同じような気持ちになる人もいるだろう。

以上3つがケープタウンに訪れた旅行者が行く身近なエリアだ。

まだまだケープタウンでは、アクティビティに動いたので、どんどん紹介していく。

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