ジェットブルーを使ってNYからサントドミンゴまで飛びました。
2015年1月28日 1USD=約118円 1DOP=約2.6円
◆はじめに
今回の目的地の一つであるドミニカ共和国。1人リゾートは高すぎる上、惨めな思いをするので、ラ・ロマーナやサンティアゴという場所には行かない予定。
そのためサントドミンゴが滞在場所であった。ニューヨークからドミニカ共和国(以下ドミニカ)へ飛ぶ飛行機は、ジェットブルー以外にもDLやAAなどが就航している。
これはNYCにドミニカからの移民がとても多いことが関係しているだろう。ジェットブルーも1日4便飛ばしており、片道200USD以下とフライトが4時間の割には安い値段設定となっている。
初めて使うjetBlue。どのような会社なのだろうか。期待を弾ませてJFKへと向かった。
JFKへの安いアクセスまとめ↓
【アメリカ】 マンハッタンからJFKまでわずか2.5ドルで行く方法 – El Mundo
◆JFK→SDQ
本来ならば26日の深夜に出ているはずだったのだが、NYなどアメリカ北東部を襲った大雪のため飛行機が欠航となってしまった。
そのため水曜日の昼間に振替となったため、出発は13:10。11:20ぐらいにはJFKに到着。
jetBlueはターミナル5、ここを発着する殆どの便がジェットブルーなので、ほぼ専用ターミナルとなっている。
エアトレイン、もしくは路線バスからコンコースを通って向かうと、ジェットブルーのチェックインカウンターだ。
ジェットブルーの便利なところは「自動チェックイン機」があるということ。予約して予約番号とバーコードが書かれたプリンターを持っていけば、簡単にこの機会でチェックインができる。
もちろん搭乗24時間前からはwebチェックインもできるので、プリンターがある人はこちらで済ませるといいだろう。
有人カウンターもあるのだが、チェックインカウンターはすぐ終わる。英語かスペイン語を選択し、予約番号もしくはフライトナンバーを入力。
自分の顧客情報と席番号が出てくるので、よければ次へ。席は勝手に割り当てられるけど、事前にオンラインで座席指定も出来るし、その場で変更も可能だ。
すると「荷物を預けますか?」という画面が出てくるので、預ける人は預ける画面を選択。受託手荷物がない人はそのまま。するとペラペラの紙に印字された航空券が出てくるので、それを持とう。
ジェットブルーのいいところとして、LCCなのに受託手荷物がどの路線も1つまでなら無料ということだ。2つ以上は30ドルぐらいかかるのだけれど、DLやAAなど国内線では有料なだけにこのサービスは凄くすばらしいと言える。
噂によると、今年から受託手荷物を有料にするのではないか、という話が出てきているので、情報は要確認だろう。
チケットを受け取り、預け荷物がない人はそのままゲートへ。ある人はすぐ近くにあるオレンジ色のカウンターへ向かう。
荷物預け専用カウンターとなっており、荷物の個数とチケット、パスポートを確認。空港コードとバーコードが入ったタグをチケットに貼ってくれる&荷物に巻いてくれる。
これを係員がベルトコンベアまで運ぶのではなく、自分でベルコンベアまでもっていくのだ。結構ユニーク。初めての体験だ。
「ジェットブルーいいな」と思ったところに、自動チェックイン機のスムーズさもあるけど、HPの見易さやメールの返信の速さ、そして今回対応してくれたスタッフの愛想の良さが挙げられる。
まさかの笑顔で対応してくれたのだ、これには驚き。もしAAやUA、DLだったらこんな対応にはなってないはずだ。早々と感動。
無事荷物を預けたので、そのままゲートへ向かう。手荷物検査の前に出国審査が。アメリカの出国はかなり簡単で、スタンプは押されない。質問もなし。
「来る者拒み、去る者は拒まず」というスタンス。なのでアメリカは空港に出発1時間半前に着いても余裕があることが多い。
簡単に出国すると、お得意の手荷物&身体検査。上着や靴、ベルト、荷物をベルトコンベアに乗せて、何も身に着けていない状態で赤外線検査。やましいことがなければすぐ終わる。
これで後はゲートへ向かうだけとなる。
ターミナル5は近代的で新しく、明るいのでテンションをあげてくれる。レストランやショップなども充実しているので好きな人は飽きることがないだろう。
しかもJFKでは珍しくWi-Fiがフリーということなので、そこも高評価。ジェットブルーに対する印象がますますあがってくる。
空港で特にすることもないので、ゲートまで向かう。wifiを繋ぎながら13:10に出る飛行機を待つ。
周りを見るとスペイン語を話す人ばかり。ドミニカ人だらけであった。場内アナウンスも英語よりスペイン語が最初に話される。
12:40から搭乗開始となるのだが、遅延して結局10分遅れの12:50から開始。誰も怒ったりイライラする人はいない。
最初に追加代金払っている人(前方席&非常口に近い席)とお手伝いが必要な人が先に機内へ。後ろのほうの席なので2番目の案内となり、さっそく乗り込む。
機内にスーツケースを持ち込む人がとても多い上、3×3のため通路は1つのみ。そのため席に座るまでかなり時間がかかる。ここらの人のことなので、受託荷物×1、手荷物×1という感じでスーツケースを2つ持っているのだろう。
機内は3×3のシート。LCCながら機内モニターがついている。凄い。チャンネルも回せる。イヤホンはないので金を払って購入するか、持参しないといけない。
座席間隔はLCCながら広めだ。正直アメリカン航空よりも快適である。この座席の広さなら6時間~7時間ぐらいまでなら全然余裕である。前にポケットもあるし、幅も日本人にしては充分。
機内は満席。月曜、火曜と便が運休となっていたので、そのお客さんが流れたのだろう。
客室乗務員は3人、皆英語とスペイン語を話せる人である。殆どの客がスペイン語を使う人なので、CAさんもスペイン語使っていた。
13:10に出発予定であったが、結局20分遅れの13:30に出発。離陸する瞬間は寝ていたので覚えていない。
SDQまでは4時間、離陸して1時間半ぐらい経ってから、ドリンク&スナックサービス。そう、このジェットブルーはLCCながらドリンクサービスがあるのだ。
もちろんアルコールなどは有料になる。
【有料サービス】
アルコール類:7USD ブランケット:5USD 枕:6USD 映画:5USD イヤホン:3USD ランチボックス:6USD
ドリンクは水やスプライト、コーラ、ジュースなど何種類かある。前のポケットに入ってある冊子に載ってあるのでスナック類と共に確認しておくといいだろう。
スナックはジェットブルーチップス、ドリトス、クッキーがあった。ジェットブルーチップスはオススメ。
CAさんが笑顔でお客さんに対応していく。ますます高評価。いい航空会社ではないか。
ジェットブルーチップスはサツマイモ(多分)のポテトチップスなので、とても美味しい。一度トライしてみるといいと思う。
雲をかき分けながらフライトをする飛行機、出発から4時間弱。ドミニカの上を飛行する。そして18:10、サントドミンゴ着。
何故か着陸した時に拍手が沸いた、ジェットブルーは「安全な航空会社トップ10」でランクインするほど、安全に定評がある会社。ANAよりも上だ。
拍手した理由は定かではないけど、10分遅れで到着。ほぼ定刻だ。時差はNYと1時間あるので、時計の針を1時間進める。
◆ドミニカ入国
ドミニカ入国。機内で税関と入国カードが配られるので、それを記入しておき、係員に渡す(税関カードは必要なし)。審査前に「ツーリストカード」のカウンターがあるけど、日本人は必要はないので無視してよい。
どこに滞在するのか、ということだけ聞かれて入国終了。係員の人が終始笑顔で好印象。
続いて荷物を受け取り、受け取ったら税関の前に荷物タグの番号が合っているか確認をする、結構厳重な警備。税関カウンターでカードを渡し、荷物をX線に通して終了。
ここまで到着してから30分ほど、到着便がこれだけだったのと、ドミニカ人ばかりだったので、役所系のカウンターはすぐに通過できたことが大きいだろう。
到着ターミナルでATMを引き出す。到着ターミナルに両替所はなく、2Fの出発ターミナルか税関前にあるので、現金を替えたい人はここを使うといいだろう。
銀行はいくつかあるけど、Plusのカードは殆ど使えるので、引き出し。手数料120DOPかかるのには驚いた。仕方ない。
2,000ペソ引き出したけど、1,000ペソ札2枚とほぼ使い物にならないので、近くのお店で細かくしてもらう。
到着ターミナルにはタクシー勧誘だらけ(黄色いポロシャツ着てる)。外を見ると暗くなってきており、治安の問題を考えて、タクシーを選ぼうかと思ったけど、40USDという値段を聞いて引く。
外に出て地元の人が使う交通機関「グアグア」を探すも見つからず。近くの人に聞くと「ない」という答えが返ってきた。そんなはずはないのだが、探すの面倒&夜ということもあり、タクシー移動することに。
少しはずれに止まっている車に値段を聞いたら「35USD」ということで乗車する。もしかしたら30ぐらいで行ってくれるのもありそう。とりあえず、到着ロビー出てすぐの車は40USDぐらい。
空港から旧市街までは30分ほどの道のり。海の横を走るのでとても綺麗だ。
◆おわりに
今回はジェットブルーを使ってニューヨークからサントドミンゴまで飛んだ。
自動チェックイン機から荷物預け、機内サービスなどを含めてかなりの高評価と言える会社。今度も是非とも使っていきたいと思う。
ニューヨーク⇔ドミニカはドル箱路線となっており、各社が1日に複数便出しており、値段も安く設定している。片道200USDで直行は購入できるので、気軽に行ける場所であろう。
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