チリの首都・サンティアゴで日本との小さな繋がりを見つけました。
1CLP=約0.17円
◆はじめに
サンティアゴで何をしようか、と考えていた時。どこのサイトや本を見たのかは忘れてしまったのだが、サンティアゴに日本と関係がある場所をあることを知った。
「世界の中の日本」を隠れたテーマとして旅をする僕。
La Florida地区にある”Villa Tokio”。果たしてどんな場所なのか、気になったので向かうことにした。
◆アクセス
“Villa Tokio”と呼ばれる地区。場所はサンティアゴの南東にある”La Florida”地区にある。
メトロの最寄り駅は4号線と4A支線の”VICUÑA MACKENNA”。
中心街から30~40分ほど。フロリダ地区はサンティアゴの住宅街だ。駅から徒歩5分ぐらいで”Villa Tokio”に着く。
メトロの路線図:Metro de Santiago
以下がメトロの料金表。改札前のbox型の窓口で購入する。お金を出せば切符をくれるので言葉が分からなくても問題ない。時間帯によって料金が違うので、注意してほしい。
◇料金表
ラッシュ時(07:00-08:59, 18:00-19:59):720ペソ(約122円)
平常時(06:30-06:59, 09:00-18:00, 20:00-20:44):660ペソ(約112円)
閑散時(06:00-06:29, 20:45-23:00):610ペソ(約104円)
※土日祝は全ての時間帯で平常時660ペソ。
メトロのHP:Metro de Santiago » Guía del Viajero » Tarifas
◆Villa Tokio
最寄駅の”VICUÑA MACKENNA”。駅前は大きなショッピングモールとなっており、スーパーのLiderやイオンみたいなFalabella、薬局のCruz Verdeが入っている。
駅を出て、大きな通りを北上。そして”Froilán Roa”との交差点を右折すると、すぐに東京村である。
いきなりヨコハマ通り。
「PJE」とはスペイン語の「Pasaje」の略。日本語で「通路」という意味だ。小さな通りに使われることがある。小さな通りなんだけど、日本と東京。
“Villa Tokio”は住宅街。とても静かな場所だ。日本の要素は通りの名前以外にゼロである。
Googleとかで検索しても出てこない場所、僕が何かを読んだ時には、1960~70年代に当時のフロリダ市長が、高度経済成長で伸びている日本にあやかりたいということで、日本名をつけたそうだ。記憶が正しければ。
カマクラ。
センダイ。スペイン語表記が面白い。
こちらはトヤマ。何故こういう渋いチョイスをするのか。
“OKINAWA”のバス停。バス停にも反映されている。
“Colegio Shirayuri”。学校だ。歴史は不明。
今度はフクイ。
そしてトワダ。なんで。
夏のサンティアゴ。のんびりした雰囲気。そして地元民ゼロ。
フクシマ。
バス停”ナガサキ”。小さなエリアの中にたくさんの日本名があった。
◆おわりに
サンティアゴにある小さな日本との繋がりを紹介した。ラ・フロリダにある日本村、日系移民とかとの関連はなさそうであった。
ここはただの住宅街だ、大きなものはない。当時のフロリダ市長が名前を付けなければ、僕は訪れることはなかったはずだ。
中心からはメトロでもバスでも行ける。時間に余裕がある人は訪れてみてはいかがだろうか。
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