日壇公園とその周辺のエスニックタウンにご案内します。
2015年10月 1人民元=約20円
◆はじめに
北京の公園の一つである日壇公園。都会の中のオアシスという雰囲気で、現地人だけではなく在住外国人や観光客も訪れる場所だ。
今回は日壇公園を散歩した記録とその周辺に広がる「赤い」エスニックタウンをご紹介したいと思う。
◆日壇公園
・アクセス
バス停「日坛路」より徒歩7,8分。
・公園散策
日壇公園はほぼ正方形の形をしており、東西南北全ての出入口がある。
開園時間は夏は6:00~22:00、冬は6:00~21:00。朝や昼の散歩にはもってこいだ。
園内は乗り物系は全部ダメ(確か)。なのでのびのびと歩ける。
都会の中にあるオアシス、緑が多く、開放的な気分になる。
この公園は何か見所があるというわけではない、普通の公園だ。
僕が訪れたのは10月下旬。何か紅葉はないかな、と思って行った。しかしこの公園は紅葉を見るにはさほど最適な場所ではないことが分かった。
それほど葉っぱは色が付いていないし、全体的に紅葉になる木が少ない。なので早々と紅葉は諦めた。
とはいえ、程よい広さの日壇公園。一周1.6kmほどなのでジョギングやウォーキングにはピッタリの場所だ。
現に派手な服を着たおばさま方がウォーキングをしていた。
卓球を楽しむ人も。
都会の中で安らげる場所。子どもも多いので安心して遊べるしくつろげる。
もし近くに立ち寄る機会があったら訪れてみてはいかがだろうか。
ちょっと興味本意で近づいてみると、建物前の広告にビックリ。
全部ロシア語なのだ。しかも北京からモスクワまで荷物送ります、みたいな内容。
エスニックタウン好きの僕からしたら、「これはきたな」と感じるほどワクワクしていた。
この大きな建物の正体は「ショッピングセンター」であった。
平日の昼下がり、車はあるけど殆ど人がいない。SC内を散策しようかと思ったけど、「なんか違うぞ」という脳の発信もあり中に入ることはしなかった。
とはいえ、そこはロシア人街。キリル文字で書かれた広告や看板がたくさんある。
ロシア語で会話するおばちゃん達も。三輪車の運転手もロシア語話していてなんだかよく分からなくなってきた。
「モスクワで撮りました。」と言っても違和感はない。この光景を見ているととても北京にいるとは感じさせない。しかも北京の雰囲気に馴染んでいるのがまた面白い。似た者同士だからだろうか。
地球の歩き方の地図にはこのロシア人街でコーカサスやペルシア料理を食べれると書いてある。
◆リトル平壌!?
ロシア人街から東に真っ直ぐ歩いていくと北朝鮮の大使館が左手に出てくる。
日本ではまずお目にかかることができない北朝鮮大使館。それなりの警備体制であった。簡単に入れそうなんだけど、それをさせない独特の雰囲気がある。
大使館入り口の横には北朝鮮の何かを紹介する写真が。
懐かしく珍しい写真が並んでおり、個人的には面白かった。
またその北朝鮮大使館周辺には「リトル平壌」と思うほどの店がパラパラ並んでいる。
残念ながらご飯屋さんはないけど、服とかを売る店が地味に多かった。店内から聞こえるのは韓国語で北京語はさほど。
リトル平壌とは言っても、看板が少し変わっているだけで、全体的には廃れてきたコリアンタウンみたいなものだ。ご飯処がないのはちょっと残念。ホント小さなエリア、中国人と顔は似ているけど、服装が違ったりするので、コリアンは何となく分かる。
のんびり歩いて「リトル平壌」を後にした。ずっといて写真撮っていたらスパイとかに間違われたら嫌だし。
◆おわりに
北京の日壇公園とその周辺を散策した。やはり中国は一味違うなと何となく感じた。
もし興味ある方は散歩がてら、訪れてみてはどうだろうか。
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