カンピ礼拝堂に訪れました。
2016年2月 1ユーロ=約133円
◆はじめに
ヘルシンキのナリンッカ広場には「カンピ礼拝堂」がある。
木を基調とした独特な外見は、ヘルシンキの街には似合わない。
しかしヘルシンキには木など独特な礼拝堂や教会がいくつもあり、建築に興味がある人ならいずれは見ておきたい建物ではないだろうか。
木を基調とした独特な外見は、ヘルシンキの街には似合わない。
しかしヘルシンキには木など独特な礼拝堂や教会がいくつもあり、建築に興味がある人ならいずれは見ておきたい建物ではないだろうか。
今回はカンピ礼拝堂に訪れたことを簡単に記録する。
◆カンピ礼拝堂
場所は上述にあるようにナリンッカ広場。カンピの駅近くにある。ムーミンショップが入る「Forum」の目の前。ヘルシンキ中央駅からなら徒歩5分ぐらいだ。
ここに来れば一発で礼拝堂の姿は確認できるはずだ。
ここに来れば一発で礼拝堂の姿は確認できるはずだ。
地図:
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開館時間は平日が朝8時から20時まで、土日は10時から18時までだ。入場は無料である。中に入ると先客は一人のみ。
「無」という言葉を使うのが正しいというほど、音が全くない。静寂につつまれている。
靴音が礼拝堂内に響く、写真はフラッシュ焚かなければOK。カメラを起動する音も響く。
息をしていいのか、と感じるほど静かだ。ここで瞑想や考え事をすればいいんじゃないかな、と心の中でつぶやく。
息をしていいのか、と感じるほど静かだ。ここで瞑想や考え事をすればいいんじゃないかな、と心の中でつぶやく。
内装が木なので、どこか温かみを感じる。ホッこりした気分になる。落ち着く場所でもあるけど、静かすぎると逆に僕は落ち着かなくなる。
館内でもらった案内によると、ここはあくまでも礼拝堂。なのでミサや洗礼、結婚式などの教会行事はカンピ礼拝堂では行われず、朝から夜まで「静寂」と「出会い」を求める人々のために門戸が開かれているようだ。
礼拝堂のデザインはK2S設計事務所のキンモ・リントゥラ、ニコ・シロラ、ミッコ・スンマネンという3人の設計士によるものだ。
この奇抜な木造建築は、完成前から注目を集めていたそうで、2010年シカゴ・アテネウム国際建築賞を受賞したそうだ。とは言っても、この国際建築賞がどれほどのものなのかを僕は知らないので、何とも言えない。
この奇抜な木造建築は、完成前から注目を集めていたそうで、2010年シカゴ・アテネウム国際建築賞を受賞したそうだ。とは言っても、この国際建築賞がどれほどのものなのかを僕は知らないので、何とも言えない。
◆おわりに
多分見学には5分もいらないだろう。しかし10分ぐらい椅子に座って滞在してほしい。目をつぶるといいかも。
「無」に包まれたカンピ礼拝堂、静かなヘルシンキの中で一番静寂につつまれた場所であろう。
「無」に包まれたカンピ礼拝堂、静かなヘルシンキの中で一番静寂につつまれた場所であろう。
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