アクラ中心部にあるマコラマーケットを歩いてみました。
2016年3月 1セディ=約30円
◆はじめに
西アフリカへ来ると、どこの場所にもマーケットがありその規模に圧倒される。
当然アクラにもマーケットがあり、そこもアクラの整然さを微塵も感じられないほど、ゴミゴミしているのだ。
朝方のマコラマーケットを散策してみた。
◆マコラマーケット
マコラマーケットはアクラの「Tudu」と呼ばれる地区にある。
ここにはトロトロやバス会社のオフィスがあり、交通のターミナルとしても機能している。
ガーナの朝は早く、5時ぐらいから動き始める。つまりは日の出と同時にだ。
朝型の僕からすればありがたいことなのだが、朝でもゴミゴミしているので、若干疲れてしまうところもある。
マコラマーケット、結論から言うと僕は一部しか見れなかった。見ようと思えば、全て見れたかもしれない。しかしそれ以上に熱気と人の多さで予想よりも早く疲れてしまうのだ。
なので、マコラマーケットの一部をご紹介する。
マーケットには幾つかのエリアに分かれており、そのエリアで売っているものが違う。僕は野菜エリアしか見ることができなかったが、これだけでも満足してしまった。
STC近くのマーケット入口。すでに人、人、人。男3:7女というぐらい、マーケットマミーが多い。
ガーナのマーケットでは女性が強く、基本的には女性が販売している。マーケットマミーと呼ばれる方々は商人だ、自分で野菜を大量に仕入れ、それをマーケットで売る。中には隣国まで買い付けに行く人もいるぐらい。
彼女らの「生きざま」は学ぶ点もあるのではないかと思ってしまう。
そんなマーケットマミーに圧倒されながら、なるべくカメラを出さずに歩いていく。
ガーナに限らず、西アフリカのマーケットではカメラを出すと嫌な顔をされる。
ガーナ在住の知り合いの方のご友人が、マーケットマミーに「何で写真嫌なの?」と聞いたそうだ。
するとマミーは「こんな汚い格好で写りたくないわ!」と返したそう。乙女心。
この理由なら納得だし、マミーもまだまだ女の子なんだと聞いた時に感じた。
基本的にはガーナ人は写真を撮られることを好むので、写真を嫌うというわけではない。小綺麗な格好ならばマミーはOKというわけだ。これを覚えておくと、マーケットを歩く時に見る目が違ってくるのかもしれない。
さて話を戻すと、マーケットの売り物を見ているとどれも同じようなものを売っていることがわかる。同じようなもの、というか同じものだ。トマトだけ、玉ねぎだけとか。
この光景はラトビアのリガ中央市場でも同じだった。ここでもマーケットマミーが店番しているのだが、同じものを売っている(アクラに比べたら品揃えはいい)。
どうやって客は買うのかな?と思っていたのだけれど、どうやら行きつけの店があるらしく、そこで買っているようなのだ。
値段もどこも変わらない価格設定、なのでサービスがよかったり、笑顔だったり、気が合うようなところだったり。客の好みで店が違うというわけだ。
なのでこのマーケットでも客は決まった店で購入する。マミーが出す場所も決まっているように見えるので、そういうことなのだろう。
そんなことを思いながらも、人の多さに疲れてしまい僕は出てしまった。夏バテなのか、疲労が積み重なっているのか、環境に慣れていないのか。西アフリカにいるとすぐに疲れが溜まってしまうので、休み休みに行動していた。後、無理をしなくなった。結構大事なことである。
◆おわりに
マコラマーケットを散策した。とりあえず人の多さ、朝とかに行くほうが幾分楽かもしれない。日曜はお休みかも。マーケット内には休憩する場所はないので、適度な水分補給を忘れずに。
地図:この辺
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