2018年1月 1Tk=約1.4円
ダッカの街
前編ではオールドダッカをメインに歩いた。
後編ではマーケットを主に散策したので、その様子を記したい。
ゴチャゴチャしたダッカの街はクセになるほど、魅力的だ。
前編:
12:45 ファルーダを食す
13:00 リキシャに乗る
13:20 ニューマーケット散策
13:45 カウランバザールへ
13:55 カウランバザール散策
14:30 ボシュンドラ・シティを巡る
15:30 ラムナ公園
16:00 スーパー立ち寄る
16:15 宿到着
17:00 屋台飯
12: 45 ファルーダを食す
バングラに来たら食べたかったご飯の一つ。ご飯というよりスイーツかな。
ファルーダは、バングラ版のパフェ。
これの美味しい店がグリスタンから徒歩6,7分歩いたところにある。
初見じゃベンガル文字しかないので、何があるか分からない店。
詳細は記事にまとめた。甘いけど、少しさっぱりしてるところもあるので食べやすいと思う。
記事:
13:00 ニューマーケット へ、リキシャに乗る
ファルーダを食べた後は、ニューマーケットへ向かった。
ニューマーケットはダッカの中でも規模の大きな市場の一つ。そしてごちゃごちゃしているという。
少し距離があるので、リキシャに乗ることに。
捕まえて、50Tk(約80円)でOKが出た。結構即答だったので、もしかしたら相場より高いかもしれない。
でも納得の価格なので問題はない。
このタイミングで初めてのリキシャ。
あまり英語通じないおっちゃんだけど、ニューマーケットは名称なので通じた。
値段も手でパーをしたら通じた。
車の通りが多い道ではないので、殆どがリキシャが通過。
他のリキシャにどんどん抜かされるけど、構わなく自分のペースで進んでいくおっちゃん。
特に急いでいないので、安全運転でありがたい限り。
リキシャに乗ってる他の人を見ると、スマホいじってる人はいるけど、特に何もしていない人が大半。一人で乗る人は結構多い。
1月上旬は20度ぐらいなので、日差しは暑いけど、日陰はちょうどいい天候。
リキシャも風を浴びるので、乗っていて気持ちが良かったな。
だいたい15分程でニューマーケットに到着。入口まで運んでくれたので助かる。
地図:
13:20 ニューマーケットを軽く散策
ニューマーケットは前編でのガート横のバザールなどと比べると整然としている。
というか、区画があるので歩きやすいし、そこまでゴミゴミしていない。一応自分のペースで歩ける。
服や雑貨などが多く、お土産というよりかは生活用品がメインかな。
もしダッカの渋滞の様子を撮りたいなら、ニューマーケット脇の歩道橋に上ろう。
ここからの眺めが「ダッカ!」を表す景色となる。
まさに「混沌」とする戦場。基本的に信号で渋滞しているんだけど、中心に近くなると、各方向に向かう車が交通マナーの悪さで動くなくなり、それに続いて周囲も動かない、結果的に全般的に動けないという負の連鎖が生じてしまう。
上りはダメ、だけど下りはガラガラという現象は多い。バスより歩いたほうが早いことも多々。
13:45 ニューマーケットからカウランバザールへ
ニューマーケット近くからリキシャを捕まえる。
カウランバザールまで50Tk(約80円)。値切るのがばからしくなる物価なので、気持ちよく支払えるぐらいで攻めていく。
だいたい10分ぐらいで到着。
地図:
13:55 カウランバザールを散策
カウランバザールもダッカの中で大きなバザール。
というかダッカのバザールはどこも規模が大きい・・・。人口も多い上、ダッカに集中していることがあるだろう。
どんだけ需要あるんだよと思うけど、供給はそこまでなのかな。
まあまあ疲れていたので、そこまで熱心には見なかった。
カウランバザールの脇には「線路スラム」があるとのことだけれど、あまり気持ちが乗らなかったので、入り口まで来て引き返した。
治安も良いし、人懐っこいとのことらしいけど、見世物ではないし、特に行く理由も「興味本位」だったので、自重した。
鉄道が来る時は気を付けて。踏切から線路を歩いていけばよい。
地図:下記が踏切。そこから下に降りていくだけ。北に行くと駅に着く。
14:30 ボシュンドラ・シティを巡る(Bashundhara City)
2004年にオープンした、ダッカの中でも富裕層が集まるショッピングモール。
このカウランバザール周辺でダッカの上と下を見ることになる。
本当にお金を持ってる人は、日本人よりも金持ち。車で乗り付けて、そのまま車で帰るので、底辺の人たちと関わることはあまりない。
このショッピングモールは7階建て。入る時に手荷物検査はあるけど厳しくはない。
どこにでもあるようなモール。少し屋内が暗いぐらいかな。
1 子ども、雑貨色々
2 男物(フォーマル)
3 男物(カジュアル)
4 女性服(民族)
5 金属、アクセサリー
6 スマホ、スマホアクセサリー
7 フードコート
「うーん」というラインナップ。そこまで見るポイントはなかった印象だ。胡散臭い店もいくつか。
トイレもあった。そこまで綺麗とは言えないけど、清潔にはしているようなので、助かった。
一番上には映画館もあって、スターウォーズも放映中。
やっぱ映画は娯楽の一つになるんだよね。
地図:Bashundhara City
15:30 ラムナ公園「Ramna Park)
1日中歩いていたので、だいぶ疲れてしまった。
ショッピングモールから宿まで歩いて戻ることにする。
途中ラムナ公園があるので、立ち寄ってみることに。
ダッカの喧騒から打って変わって、のんびりとした緑地公園だ。
まさかの沐浴をする人まで。あまりきれいな水ではないけど。
デートスポットにもなっていて、芝生ではのんびりするカップルも。
代々木公園みたいだ。
地図:
16:00 スーパーに立ち寄る(Agora)
お土産を買うために、「Agora」というスーパーに。
Agoraは2001年に開店したバングラ発のスーパーチェーンとのこと。
ダッカを歩くと分かるけど、個人の小売店が山ほどある。
なのでスーパーより小売店が根付いている部分はあるから、スーパーはあまり見かけない。
「スーパー」言うても、イオンやサミットのように大きな形態ではなく、まいばすけっとやマルエツプチみたいな小型店タイプ。
一応必要なものは最低限揃っている。野菜やお肉とかは、各個人経営の店で買えてしまうからな。スーパーで買う必要性はあまりないなと思う。
水500ml 15Tk(約21円)
水2L 25Tk(約35円)
コーラ600ml 35Tk(約49円)
スナック小 25Tk(約35円)
紅茶 80Tk(約112円)
安い。お土産でインスタント麺と紅茶を購入。
これで200円いかないので、かなり安い物価だ。輸入品はちょっと高いけどね。
この紅茶の「Mirzapore」は国内茶葉市場ナンバーワンの「Ispahani Group」の製品。
ちなみに同じスーパーとしては「Shwapno」というお店もある。
地図:Agora
地図:Shwapno
17:00 屋台飯に挑戦
夜ご飯は屋台飯に挑戦することにした。
「バイトゥル・ムカッラム」の北側は屋台が集まるエリア。多くのバングラ人が立ち食いでご飯を食べている。
地図:
この歩道橋及びお店の前の通りに集まっている。通りの入り口にいくつかあって、たいていは指さしで注文が可能。
若しくは食べている人の皿を指させば同じものを出してくれる。
このスナックで20Tk(約28円)。
次のカレーぽい辛いスナックは25Tk(約35円)。
こういう感じで立ち食い。
最後はチャイ締め。10Tk(約14円)。
練乳と言うのか、ミルクというのか、固まりがどーんと入っている。味は甘めだけど、スナック類がカレーぽいので口の中を考えるとちょうどいい。
立ち飲みチャイはダッカ街中に至るところにある。冷たいチャイという考えはなく、全てホット。
お世辞にも綺麗とは言えないけど、お腹を壊すことはないはずだから飲んでみてほしい。
まとめ
一日中ダッカを歩いた。やっぱ疲れたけど、面白い街だなと感じた。
インドとは似ているようで違うし、やっぱり声をあまりかけられないのは楽。
ジロジロ見てくるけど、そこから発展することはないので、自分のペースで街歩きができる。
見られてるから、若干監視されてる感覚になるけど、風景写真を撮る分には問題はない。
ダッカは広い。なので細かなポイントを見ていくと、3,4日は必要となる。
だけどポイントを押さえるだけならば、1日半や2日あれば十分ではないかな。3連休でも行けてしまう場所だ。
歩くことがメインだけど、疲れたらリキシャなど使うなどして、自分のペースで歩いてほしい。