キシナウからキエフまでは夜行列車が出ている。バスでも移動することができるのだが、折角なので鉄道移動することにした。列車はブルガリアのソフィアからロシアのモスクワまで移動するため、モルドバ~ウクライナはほんのわずかな区間。遅れが出ると、どんどん遅れてしまう。
2013年7月 1レウ=約7.7円
チケット購入
キシナウ中央駅で購入可能。一つしか駅がないので分かると思われる。駅舎内に専用窓口があるのでそこで買う。パスポート必要、英語は少し通じるので問題なかった。いくつかクラスがあるのが、一番旅行者が利用する開放寝台は494レウ(約3,803円)。現在は少し値上がりしているかもしれない。
乗車
キシナウを20時半頃に出発して、キエフには翌日の13時半ぐらいに到着する。所要17時間。かなり長い。バスとは違って少し遠回りするので、時間がかかる。また、キシナウ始発ではないので、前の段階で遅れていたら、キシナウ発着も遅れる。1時間ぐらいは遅延があるので注意しよう。20時半の10分ぐらい前に着いて確認すればいいと思われる。
列車はいくつか止まっているので、駅員に必ず確認しよう。ちゃんと教えてくれる。検札は車内で行われる。
電車の中
開放寝台なので、オープンスタイル。仕切などはない。ベッドは2段、自分で整える。同じ区画はウクライナ人の家族3人。英語全然通じなかったので、笑顔で何とか通した。言葉の重要性再認識。車内はかなり暑い。換気扇もないし、窓も開かないので、熱気が車内に籠ってしまう。冷房も効いてるわけではないので、かなり寝苦しいし、汗をかく。周りのウクライナ人とかは半裸で過ごしていたほど。冬場は分からないけど、夏場はかなり暑いので気をつけてもらいたい。
モルドバからウクライナと国をまたぐので、国境審査もあり。深夜~朝方に国境を越える、車内に審査官が来るので自分の場所で審査を受ければよい。モルドバもウクライナも日本人は観光目的ならばビザが必要はないので、かなり楽に終わる。ウクライナでは少し荷物検査も。暑いだけが問題。
注意点
開放寝台なので誰でも出入りできてしまう。なので荷物には注意しよう。4人とかで移動するなら個室寝台を購入したほうが安心だろう。女性は個室寝台だと知らない人と一緒になる可能性があるので、開放寝台のほうが安全かもしれない。
荷物はワイヤーロープなどで手すりなどと固定しておくといいかもしれない。僕はバックパックは座席と固定、リュックは枕にして取られないようにした。周りの現地民は何もしていなかったけど、念には念をということで。
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