2019年11月末
冬のバーレーン・サウジアラビア旅行。
ドバイ往復はエミレーツを利用、
ドバイ→バーレーンはキャセイパシフィック、
バーレーン→ダンマンは陸路、
ダンマン→リヤドは鉄道、
リヤド→ジェッダはサウディア、
ジェッダ→ドバイはフライナスを使った行程となった。
エミレーツは成田と羽田、関空から毎日それぞれ1便を飛ばしている。
僕は東京在住なので選択肢は成田か羽田になるけど、家からの利便性を考えると羽田だ。
しかし羽田はB777の機材に対して、成田のエミレーツはA380の機材になるので、機材の大きい成田発のフライトを選択した。
ドバイまでの往復は約9万円。
Lクラスとなり変更・払戻不可のセール時期を除くと最安値に近い価格だ。
ドバイ→バーレーンもエミレーツにした方が行程としては楽なんだけど、
ドバイ→バーレーンを追加するとUクラスまで引き上げ、往復15万近くとなってしまう。
ドバイ→バーレーンのキャセイは片道1.5万円ぐらいなので、ここだけ単体で買った方がお得だったという話だ。
前置きが長くなったが、このエミレーツの搭乗した時の様子を紹介したい。
2017年にも乗っているので、その時の様子は以下。
19年11月29日(金) 23:00 成田(NARITA)/NRT ターミナル2
19年11月30日(土) 06:00 DUBAI/DXB ターミナル3
エミレーツ航空 (EK)0319 エコノミー (予約クラス:L)
飛行時間:12時間00分
チェックイン
23時発ということで21時に成田着。スカイライナー81号に乗るとちょうど良い時間に第二ターミナルに到着する。
成田はBCカウンターを利用。
事前にエミレーツのアプリでオンラインチェックインをしていた。
出発48時間前から利用可能となり、パスポート情報とかを事前に登録していれば、アプリで30秒ぐらいで完了した。今までで一番便利だったかもしれない。
予約したエコノミー・Lクラスだと事前指定は有料となるけど、WEBチェックインから解放されるのでこのタイミングを待っていた。
預け荷物はないけど、紙のボーディングパスを貰うためカウンターに立ち寄る。
Bカウンターはファーストとビジネス、Cがエコノミーのカウンターとなる。
この日はファーストは満席、ビジネスも残1席と混んでいた。しかしエコノミーは下位クラスまで空いてる状況。エミレーツはビジネスとか混むことが多い。
ちなみにアプリでチェックインをしていて預け荷物がない場合でも、一度カウンターに立ち寄る必要はある。
機内持ち込み荷物にエミレーツのタグを付ける必要があるからだ。
この日は成田からドバイはエミレーツ、
そのまま乗り継いでキャセイでバーレーンに行く事になっていた。
そのためボーディングパスはドバイまでかと思いきや、一つの記録にキャセイを入れていたのでバーレーンまでボーディングパスが出てきた。
これはラッキー、だけどキャセイの座席がウェブチェックインした座席と違う。これは困った。
とりあえずドバイの空港で確認することとして、そこはチェックインを終えた。
とはいえ、こういう方法も出来るんだと知った。
預け荷物がある場合も提携があるのでスルーでいけるようだ(後日渡航した旅仲間談)。
あと手荷物の重さを測られたのと、バーレーンはアライバルビザ?と聞かれただけで2分ぐらいでチェックインは完了した。
この時間帯だとフライトはかなり少ない。
ターキッシュのイスタンブール行きが23時、ジェットスターの台北行きが23時10分、マレーシア航空のKL行きが22時半となる。
数年前まではエミレーツの成田発は21時半発とかだったけど、成田空港の発着時間が伸びたことに伴い、エミレーツとターキッシュは出発を遅くしたのだ。
第二ターミナルを使うのはマレーシアとエミレーツとなる。
なので旅行シーズンでもないので、保安検査含めてかなり空いていた。
店も出国前は吉野家とかその辺しか空いてない。
出国後も免税店は空いてるけど、食べ物屋さんとかは閉まっていたりするので、予めお腹の中に入れておくのがいいかも。
EK319便:成田からドバイへ
エミレーツは66番ゲートから出発をする。
第二ターミナルを上から見ると右側の端の方となる。
だいたい免税店のエリアから歩いていくと5-6分はかかる。一人でスタスタ行くなら問題ないけど、何人かいたら、お子さんがいる場合は少しゆとりを持って向かいたい。
余談だけど近くにはJALのホノルル行きが止まっていて、嵐カラーになっていた。
成田発はA380。相変わらず大きい。
そして来年のドバイ万博仕様の塗装になっている。
23時発、搭乗は22時15分から開始される。
優先搭乗(ファースト、ビジネス、スカイワーズのプラチナ・ゴールド・シルバー、2歳以下の子どもがいる方)の後にエミレーツのゾーンごとの搭乗。CからFまであって前方の列はFになる。僕は前方だったので最後の方になった。
実際に開始されたのは22時20分。
Zone Fの案内になったのは22時30分過ぎとかかな。
流石A380、エコノミーも右側と左側で二手に分かれる。ファーストとビジネスは2階になるので顔を合わすことはない。
50Aを指定。2017年に乗った時と同じ席。
後ろが壁になる。普段ロングは通路側を指定するんだけど、A380の場合は窓側を選んだ。
というのも横幅がA380は広いので膨らみがある。
そのことから窓側にも余裕があって席の幅感覚が通路側より広く感じるのだ。
窓側に頭を付けて寝たい人からすると、少し距離があるのでやりづらいだろうけど、フライト中に邪魔されたくない人からしたら良い手段でもある。
3-4-3という配列。B777-300も同様となる。
勿論機材はB777-300の方が小さい、しかし同じ配列ということはこちらの方が狭いということだ。なので僕は羽田ではなく成田を選んだのである。
足元も広い。伸ばしても余るぐらい。
平均的な日本人の身長なら事足りるだろう。エコノミープラスか、というぐらいゆとりがある。
アメニティはイヤホンと枕、ブランケットが既に置かれている。
またポーチも出発前に配られる。いくつかカラーがあってブルーが良いなと思っていたんだけど、ブルーを貰えてラッキー。
中はアイマスクと靴下、耳栓、歯ブラシ。
てか絵柄がドバイの街を表しているものでかわいかった。
最近は配る航空会社も減ってきているからなんか特別。
モニターも大きい。今まで乗ったキャリアの中では一番大きいかも。なのでストレスに感じることのない機内エンターテインメント。
日本語対応しているし、日本語吹替の映画も多い。
一覧はエミレーツのホームページで確認ができる。
ドバイまでの12時間のフライトでも足りないと思うほど。
ちなみに機内エンターテインメントの映画再生前の広告ではサウジアラビアの宣伝をしていた。時代が変わったな。
22時50分にゲートクローズ。
Cの通路側の方はいたけど、真ん中のB席は空いていたので嬉しかった。どこも真ん中は人がいない様子でこの日空いていたな。
アラビア語、英語、日本語で機内安全モニターが流れる。
23時17分に離陸。ドバイまで約12時間のフライトとなる。
離陸して1時間程で機内食がサーブされる。
機内食は事前にWebで確認ができる。
また機内でも離陸前に配られて日本語も記載されている。
ちなみた2017年と全く同じメニュー。刷新しないのも凄い。別日は違うメニューだったのでこれもタイミングかな。
前回はチキンタジンを選んだので、今回はビーフ焼きそばを選択しようと心に決めた。
ツナサラダ、パン、メイン、ケーキというラインナップ。夜便だし夕飯を食べてきたのでこれぐらいでちょうどいい。メインも他のキャリアより気持ち多いかな。
牛肉焼きそば。見た目からかなり美味しそう。
お肉は少し硬めで歯応え有り、麺との相性が良くて結構満足。ボリュームもあるので機内食としては良い部類だと思う。
その後は仮眠タイム。横が居なかったこともあって爆睡できた。
ドリンクを配ってくれたり、カップラーメンのサービス(自己注文)もあるけど必要なかったのでリクエストはしなかった。
ちなみにトイレは木目調で綺麗。
到着2時間前になると朝食のサーブが。
チキンハンバーグとお粥の選択。前はハンバーグにしていたけど、お粥はどうしても食べたいと思わないので、今回もチキンハンバーグを。機内では「オムレツ」「和食」と言われていた。お粥は「Congee」のまま。
メインとパン、フルーツ、ヨーグルトというラインナップ。朝だからこれぐらいでよい。
このチキンハンバーグだけど、タレが甘くて美味しかった。ご飯が少し欲しくなるような味。
到着45分前になるとブランケットとイヤホンの回収が始まる。
機内は結構冷え冷えにしているので、上着か自分のブランケットがあると良いかもしれない。イヤホンも然り。
ドバイ到着
ドバイには6時7分に無事着陸。
定刻より7分遅くなった。
しかしゲートに到着したのは6時18分。
ドアがオープンしたのは6時23分だ。
僕はターミナル3からターミナル1への移動があった。
キャセイの出発は8時15分、間に合うかどうか少し不安だった。このターミナルを越える乗継は初めてだったから。
結論から言うと問題なかったんだけど、細かな乗継については別の記事で詳細を記したい。
成田便はコンコースC(ゲートC)に到着する。
ターミナル1はゲートD、ターミナル2はゲートFとなる。
ターミナル3はゲートA,B,Cだ。
あとは「Connection」か「Arrival」の表記に従って動くだけで良い。
まとめ
成田からのエミレーツに搭乗した。
流石のA380、疲れを感じさせず、快適なフライトであった。もし時間が許すなら羽田ではなく成田のA380に乗ってみてほしい。