2019年12月 1SAR=約30円
サウジアラビアには多くのフィリピン系の出稼ぎ労働者が滞在している。
サウジだと約150万以上はいると言われている。UAEが約65万人ぐらいなので倍以上だ。
そのためフィリピン航空とサウディアは両国間のフライトを飛ばしており、人の往来があった。
リヤドのバトハー地区は「リトルマニラ」かと思う程のフィリピン系の多さ。滞在していたホテルの近くということもあり毎日通っていた。
今回はジョリビーを発見したので立ち寄ったみた。
リヤドのジョリビー
Googleマップでリヤドの街にて「ジョリビー」を検索するといくつか出てくる。
バトハーだと1つ該当になるんだけど、こちらのジョリビーは閉店していた。
地図:閉店している方
店の前まで行くと確かにジョリビーがあった形跡が。
あのマスコットがここにいたことを物語っている。
しかしここで落ち込むのには早い。
ジョリビーはほぼ真向かいの「ベラッジオ」(Villagio Mall)というモールの最上階のフードコートに入っているのだ。
モールはいたってよくあるモール。ただフィリピン系の割合が異様に高い。マニラにいる感覚。
エスカレーターで一番上まで上がると、ここがサウジアラビアだということを忘れそうになるほどのフィリピン人。客のほぼ全員がフィリピン人だし、フードコートの店員さんもフィリピン人。
SIMカードを売るアバヤを着たサウジアラビア人が「マイナー」になるほど。
ただフィリピン人女性もアバヤを着用しているので、いつも見かける派手目な衣装は見ることはない。
いくつか店があるけど、どれもフィリピン料理。
ジョリビー以外もあるので好みに応じて使い分けてみよう。ハロハロも一部の店で提供している。
お祈り休憩中はこういう雰囲気。今か今かとフィリピン人が待ち続けている。
いつもは人が分散しているので待ち時間はほぼないけど、お祈り休憩後ということもあって人が殺到しているだけ。
男性と家族・女性でレジは分かれている(2019年12月現在)。
ジョリビーのメニューはこちら。
あまりフライドチキンとライスの組み合わせは好きではないので、スパゲッティとチキン(1ピース)というセットにした。
飲み物はパイナップルジュース。これで税込で23SAR(約690円)。
決して安くはないけど、フィリピン人は普通に買ってる。本国の倍近くだ。
サウジアラビアである程度賃金を貰っているから払えてるのかな?
一人でご飯を食べてる人も多いので一人めしでもそこまで違和感はない。女性一人だと目立つかもしれないけど…
アジアの空気を感じながらジョリビー飯を食べ進めた。味は本国と同じ。甘めのスパゲッティとソースが独特なチキン、そしてさっぱりなパイナップルジュース。なんか「満たされた」夕飯だったな。
お店の情報
【店名】Jollibee Villagio Mall
【住所】Al Amal, Riyadh 12643 サウジアラビア
【営業時間】09:00-22:00(お祈り時間中は閉店)
【地図】
※注意※
こっちの「Jollibee Batha」は閉店している。