2019年12月 1SAR=約30円
サウジアラビアの金曜日。どこも店は閉まり静寂を保つ。
ジェッダの旧市街も例外ではない。人よりネコが多い程に。
とはいえ、一部空いてる店はある。しかしカフェ(チャイのみ)やパン屋さんなどで、
しっかり朝ごはんが食べられる店はあまりない。
ホテルで朝食を食べようかと思った時、空いていて地元の人でにぎわっている店を発見した。
そこのレストラン、いや食堂で朝ごはんを取ってきた。
旧市街で朝ごはんを
場所は旧市街の北側に位置する。AL DHAHAB通りに面していて行けばすぐに分かる。
メニューはアラビア語のみ。とりあえず分からないのでグーグルの写真を見せながら注文した。
一人英語が通じる人がいたのが、まだ助かったかな。
2日連続で訪れたんだけど、別々のメニューを注文した。
最初はフール・ミダミス(Ful medames)とミルクティー(シャイハリブ)。合わせてSAR9(約270円)。安い。
パンは「ホブス」又は「ホブズ」と呼ばれる平たいパン。ナンみたいな感じだけどモチモチよりかはパリパリ。
調べると油で絡めているということで、表面がパリパリになるようだ。イエメンでも食べられているという。
とりあえずこのホブスうのボリュームがかなり多いので、主役は1つだけでもおなかいっぱいになる。
フール・ミダミスはフムスみたいだけど、フムスがヒヨコ豆に対して、こちらはそら豆。
煮込んだそら豆とオリーブ油で和えたもの。タマネギも入れたりする。調べるとエジプトがメインぽいね。
初めて食べたけどホブスと合うので飽きなかったな。こういう感じに作られている。
別日は「マソブ / Masoob / Masoub」と「シャクシューカ / Shakshouka」。
これでSAR 23(約690円)。2品頼んだから少し高くなってしまった。数人で行ってシェアすると安いかもね。
シャクショウカはトマトと野菜などを石焼きにしたもの。
スクランブルエッグみたいなんだけど、日本人の口にも合うだろうしとてもおいしい。
マソブはデザートみたいな朝ごはん。
バナナやパン、クリーム、はちみつなどを混ぜた感じ。
甘いかと思ったけど、そこまで甘くはなく、想像した味と少し違った。けど美味しい。
これだけでもボリュームがかなり溜まると思った。
他には「サルタ」や「キブダ」があるかな。
とりあえずどれを食べてもホブスとの相性は抜群に良い。
この店がサウジなのかイエメン料理なのかは申し訳ないがよくわからない。
しかし味は絶品だし安いし、金曜も空いているので使いやすいと思う。
イエメン料理も同じということから、イエメンもご飯美味しいんだろうな。
このお店はオススメしたいので、是非訪れてみてほしい。
お店の情報
【店名】Fatt Fattah restaurants / مطاعم فول فتاح
【住所】Al-Balad, Jeddah 22236 サウジアラビア
【営業時間】06:00-12:00 / 18:00-24:00(金曜も営業)
【地図】