Castell de la Santa Bàrbara(サンタ・バルバラ城)へ登ってみました。
2017年2月 1EUR=約120円
◆はじめに
アリカンテと言えば「 Castell de la Santa Bàrbara」が挙げられる。街中を歩けば大きな城塞は一つのランドマークとなっている。
ここからの景色は最高だ。1時間ぐらいボーっとしたくなるような場所であった。
この城塞へは簡単に行くことができるので、上からの景色も含めて紹介したい。
◆アクセス
・エレベーター
アクセスは2通りある。1つがエレベーター、もう1つが徒歩で行く方法だ。簡単に行けるエレベーターの方法を紹介したい。
城塞自体の入場は無料。エレベーター使用料が2.7ユーロ(約324円)かかる。
城塞までもし徒歩で登るとしたら、30~40分以上はかかるだろう。ハイキング感覚で行けるけど、楽したい時は素直にエレベーターを使うことをオススメしたい。300円だからね・・・。
エレベーターの入り口は少し分かりにくいのだが、砂浜の近くにある。海岸沿いを歩いていき、この鳩の遊具の前の横断歩道を渡るだけ。奥にある歩道橋まで行くと行き過ぎだ。
ここを渡るとエレベーター乗り場が。チケットは券売機があるのでここで購入する。ここには係員はいないけど、エレベーターのところにいるので、タダ乗りできないようにしている。
ずーっと通路を歩くとエレベーターがあって、30秒ほどで上へ連れていってもらえる。個人的には往路はエレベーター、復路は徒歩というのが良いかなと感じた。時間がない人はエレベーターを一気に使うのもありだろう。
2階まで行くと最上部。後は城の中を見学したり、景色を眺めるだけでokだ。
気を付けてほしいのが、エレベーターは城が閉まる40分前には往路が終わり、20分前には復路が終わる。昼間ならいいけど、夜行くときは時間も注意してほしい。
◆ Castell de la Santa Bàrbara(サンタ・バルバタ城)
・城塞/景色
結構綺麗な形で城塞が残されていることに驚く。
観光地ということもあって、昔の雰囲気は殆ど欠片もなくなっているけど、展示コーナーがちょこちょこあったり、人がいないところは雰囲気があったり。結構面白い場所でもある。これはイスラム勢力が建てた頃の名残?
兵士の姿をした人形も置いてある。こっちはキリスト教徒の兵士?
やはりここからの眺めが一番だろう。この眺めを見るだけですべての疲れは吹っ飛ぶほど。特に海側は青く染まる地中海が美しい。
反対側はアリカンテの街並みが。午前は海に太陽がかかっているので、逆光になる。綺麗な海を見るなら午後がいいかな。
アリカンテの城塞はここだけではなく、遠くを見るとちょこちょこあるように見える。一番高いポイントはここだけど、小さな城塞はまだあるのかなという印象。
こうやって眺めると、アリカンテの街がまあまあ大きいことが分かる。僕が歩いた新市街と旧市街なんてほんの一部でしかない。
昼間は風が気持ちいいけど、夜は冷えるので羽織るものがあるといいだろう。風も吹くので帽子などは注意してもらいたい。
少し雰囲気は別だけど、高台から港町を眺めるのは、チリのアリカという街を思い出した。ここも城塞からの眺めが美しいのだ。
ちなみに夜景はこんな感じだ。こちらも美しいので、夕方前に来て、夕焼けを見ながら、夜のアリカンテを見るのもありだろう。
・徒歩で下る
個人的には元気な人は徒歩で下ることをオススメしたい。かなり楽しかった。徒歩だと下まで30分ぐらい。
意外と徒歩で登り降りする人もいるので、人の通りは多い。駐車場の裏から道を下っていくと、どこか未知の世界へと入っていきそうなドアを通過する。
ここからの眺めも良かったな。こう見るとバルセロナぽい。スペインの地中海沿岸の街はどことなく雰囲気が似るのか。
この辺ジョギングしている人いたけど、かなりハードなルートだと思われる。
気候は20度前後だったので、程よく汗ばむ程度。気持ちが良かった。
左手にはサンタ・バルバラ城。こう見るとかなり高いし、ほぼ崖。入口が限られているので、撃ち落とすのは結構容易ではないだろう。日本のお城と同じだけど、物理的な部分だとそうなるだろうな。
バルセロナ然り、アリカ然り、バルパライソ然り。海沿いのスペイン人が作った街というのはどことなく似るのであろう。でもそれが僕の心を落ち着かせたりしてくれる。
青く輝く地中海。風が気持ちがよい。帰りをエレベーターで降りなくて良かったと感じた。徒歩で下ると美しい景色が見れる。ここから旧市街に入れるので、そのままセントロへと行くことが可能だ。昼過ぎ、ちょっとした散策にはピッタリ。
◆おわりに
アリカンテの城塞を紹介した。300円ちょっとで上がれるので、是非訪れてもらいたい。そしてそこからの絶景を眺めてほしい。帰りは少し寄り道して徒歩で。
要塞から眺める景色とは少し違う。天気が良い日の散歩として訪れてみたいところだ。
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