【アンゴラ】ルアンダ:到着初日、クリスマスに染まる街を歩く

2024年12月
1ドル=900kwz(公定レート)

冬のアンゴラ旅行。
到着初日の様子を紹介していきたい。

ルアンダ国際空港の到着ターミナル(移転前)

空港からホテル(Casas de Luanda-GH Kinaxixe)への送迎が完了し、
ホテルに荷物を下ろした。
エアコンが効いており、警備員もいるのでセキュリティは万全だ。

【宿泊記】アンゴラ:ルアンダの「Casas de Luanda-GH Kinaxixe」は綺麗で素敵なホテル

2025年1月1日

宿のおばちゃんに治安について聞くと、「何も問題ないよ」という回答が来た。
ただ「スリに遭わないようにセキュリティ」はしてね、とも。
夜でも問題ないということなので、日没後まで散策してみることに。

17時前、散策スタートだ。
目的地の「Shopping Fortaleza」まで歩いていく。
日没は18時半ぐらいなのでまだ時間に余裕はある。

ホテルの前にある学校

ホテルのほぼ目の前は学校だ。ピンク色の建物が目立つ。
ちょうど学校終わりの時間ぽくて、多くの学生が帰路につく頃だった。

ルアンダは起伏のある街だ。
ホテルがあるのは丘の上になるので、海沿いへ行くには坂を下っていく。
なので行きはいいけど帰りは上り坂になる。

スラムとビル街のコントラスト

ルアンダビル群、真ん中の国旗があるところが目的地

坂を下っていく。すると右手には海沿いの景色が。
そして先ほどの学校の眼下にはスラム街が広がる。
高層ビルとスラム街のコントラスト。しかしそこまで治安の悪さは感じなかった。
体感としてはリスボン以下サンパウロ以上、ブラジルよりかは治安は良いと思う。

ホテル前の坂道

ホテル「EPIC SANA Luanda Hotel」の前に。ここから海の方向は急な下り坂となる。
海ではなくこのまま西側に進んでいく。

ルアンダのダウンタウン①

ルアンダのダウンタウン②

平日のダウンタウンは人通りが多い。
そのため明るい間は嫌な雰囲気というのは感じられなかった。

通りの入口

ストリートアート、左上はカーボベルデ国旗

ストリートアートは短い間に集約されている

ポルトガル語圏諸国共同体が蝶になっている

MISIAぽい

先ず訪れたのは「Instituto Guimarães Rosa」の裏手にある「Rua Mercadores」通り。
17世紀から残る道ということで、両脇の側面にはストリートアートが描かれている。
広範囲ではなくこの一角のみあるという感じだ。お土産屋さんもないので、観光観光という感じではない。

地図(Instituto Guimarães Rosa – Luanda):

ダウンタウンにはアパートも多く、旧ソ連のような無機質な建物という感じだ。
旧共産主義というのもあるだろう、アフリカなんだけどアフリカではない景色が広がる。
今まで訪れたアフリカ諸国とは違う光景だ。

無機質なアパート群

途中夕飯を食べに「Restaurante Bico do Sapato」へ訪れた。
ルアンダの中でも評価の高いポルトガル料理屋さんである。
別記事にその様子を紹介した。

【アンゴラ】ルアンダ:ポルトガル料理が美味しいレストラン「Bico do Sapato」でディナー

2025年1月10日

だんだんと日没になってくる。
目的地の「Shopping Fortaleza」まではもうすぐだ。

ここだけ見ると旧ソ連諸国のようだ

比較的安全なルアンダの街。
変な「チャイニーズ」などの攻撃もない。
ただ物乞いがいる、95%は子どもなんだけど、なんかしつこいのだ。

ルアンダの町並み

30秒~1分ぐらい「Amigo」と言いながらつきまとってくる。
無視しても来るので、とにかく足早にその場を去るしか方法がない。
教会や広場周辺にいるので、その辺に入る場合は気を付けよう。

ルアンダで綺麗なショッピングモール

ようやく「Shopping Fortaleza」へ到着。
サンミゲル城塞の前にあり新しいショッピングモールとなる。

地図(Shopping Fortaleza):

4階建て、1-3階はお店、4階にフードコートが入る。
特に特筆すべきお店はないのと、富裕層向けのモールなので値段もかなり割高だ。

エントランスに入るとクリスマスの催し物が

映画館も入っている

ご飯屋さんはいくつか、レストランと比べると少し安いかな

先ずは4階のフードコートへ。
色々お店はある。だいたい10,000kwz前後でご飯が食べられる。
11ドル~12ドルぐらいだけど、アンゴラでご飯食べるとこれぐらいはしてしまう。

喫煙所からの眺め

よく目にするルアンダの町並みだ

ビル群に明かりが灯り始める

フードコートには喫煙所があるんだけど、ここから眺めるルアンダの景色がかなり良い。
よく写真で出てくる高層ビル群が拝めるので、是非眺めてみてほしい。

NATA Lisboaの外観

フードコートで「NATA Lisboa」というお店がある。
ここでエッグタルト(pastel de nata)を購入。1個2,000kwzと少し高めだ。

エッグタルトも残りわずかだった

美味しいけど香港とかと比べると少し微妙かも

フードコートは少なかった

ルアンダで一番綺麗なトイレかも

またトイレも綺麗なので、トイレ休憩するにも最適だ(無料だし)。

スーパーの外観

2階には「Casa dos Frescos」というスーパーがある。
少し高めだけどアンゴラの物価を見る形で訪問。

お肉コーナー

ドリンクコーナー、高いけどガラナもある

アンゴラのビールなど

野菜類、この辺りは輸入品で高め

水は安い、SPARブランドを販売していた

ジュース類、3ドルするので高め

バナナチップス、2ドル以下で安くて美味しい

以下、大体これぐらいがアンゴラ物価指数となる。
輸入品は高く自国の製品は安い。

物価指数
水(0.5L)   125kwz(0.13ドル)
水(1.5L)   275kwz(0.31ドル)
コーラ(330ml) 575kwz(0.64ドル)
ビール(330ml) 425kwz(0.47ドル)
ジュース(1l)  3,000kwz(3.3ドル)
マンゴー(1kg) 795kwz(0.88ドル)
バナナ(1kg)  559kwz(0.62ドル)
食堂      1万-1.5万kwz(11ドル〜17ドル)
レストラン   2-3万kwz(22ドル〜33ドル)

外に出た頃には日が落ちており暗くなっていた。
海沿いを歩きながらホテルの方へ歩き進めていこう。

夜になると存在感を出すクリスマスツリー

モールの前は仮設遊園地みたいになっており、大きなクリスマスツリーが出ていた。
入るのには有料だし遊んでいる人もかなり少ない雰囲気。

ヤシの木が立ち並ぶ海沿い

海沿いの遊歩道は人通りも多く治安も良さそう。
ここなら夜でもスマホを出して歩けるかなという感覚。

ルアンダの夜景

ルアンダの夜景がとても美しい。

ベタなロゴモニュメント

「Banco Nacional de Angola」の近くまで来ると「EU♡ LUANDA」と定番が出てくる。
その前はクリスマス装飾が施されており、国として祝っているのだなと感じてくる。

国立銀行前のクリスマス装飾

銀行の横には貨幣博物館がある

かなり綺麗だと思う。

地図(Banco Nacional de Angola):

そこから少し手前に戻り「Monumento O Soldado desconhecido」の横を通過する。

巨大なXなモニュメント

ここは名前の通り、戦死した人たちを祀るモニュメントとなる。
夜に浮かぶ白いモニュメントは「X」のロゴを見ているようだ。

地図(Monumento O Soldado desconhecido):

奥のビルまで向かうと綺麗なクリスマス装飾。
ここだけ見ているとアフリカにいるとは思えないなと。
クリスマススポットなので人々もスマホを向けていた。

美しきルアンダのクリスマス

他の国と比べると「赤い星」の主張が強いなと。
ここはアンゴラらしい感じだ。

赤い星の主張が強い

ルアンダ市民の憩いスポットでもある、物乞いもいたけど

家族連れも多くてここは雰囲気悪くはなかった

ここからダウンタウンを通ってホテルに戻ったけど、
夜の雰囲気がそこまで良い感じではないのでスマホは取り出し辛かった。

つい先日バイデンがアンゴラを訪問していたので、
街中には「USA」感が出ていてコソボじみていた。

ホテルの近くには「Arreiou」というスーパーがある。
このスーパーのロゴがアンゴラ人女性を表していて良いなと感じた。

3時間近く散策をしていた。
12月のルアンダは暑い、夜は風が通ると涼しいけど湿度もあるので汗が止まらなかった。
夜でも暑いから昼間はもっと暑いんだろうなと思いながら、床についた。

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