【ブルネイ】搭乗記:成田から直行便!ロイヤル・ブルネイ航空搭乗レポート

2020年1月

東南アジア諸国で未踏との地だったブルネイと東ディモール。
東ティモールは航空券代が高く中々行きずらかった。その中でブルネイは直行便もあるし、国も小さいので、比較的日本から行きやすい土地である。
しかし中々機会に恵まれなかった。

そんな中ブルネイに行こうと思ったのが、1月頭。年明け会社に出社した時の事である。
年度末までの有休が12日残っていた。10日分は翌年度に繰り越しが出来るので、2日分を使っておこうと考えた。
2,3月は繁忙期で使いづらい、となると1月中がチャンスである。
そんな中、どこで使おうかと考えていた時に見つけたのがブルネイだった。

航空券購入

最初はまたバンコクにしようかと思っていたけど、ロイヤルブルネイ航空が春節時期に約6万のチケットを売り出していた。
ロイヤルブルネイの最安値はRクラスで約7万ぐらいなんだけど、この航空券はUクラスで安かった(本来は8.5万近くする運賃クラス)。恐らくまとめて購入したものを安く売りだしているのだろう。
サプライスで購入。年末年始の4,000円割引クーポンで5.5万になった。ブルネイの直行便では最安値だろう。

ロイヤルブルネイは、

成田発:月水金日
ブルネイ発:月水金日

と週4日のスケジュールで飛ばしている。
金曜が休みなら3連休でも行ける。

もし他の手段でブルネイに行くとなると、マレーシアやシンガポール、フィリピン経由となる。
マレーシアはマレーシア航空かエアアジア、シンガポールはシンガポール航空、フィリピンはセブパシフィック航空。
国の繋がりが表しているが、マレーシア航空やエアアジア、セブパシフィックが経由では比較的安く出てくるだろう。
マレーシア航空はブルネイ航空と大差なかったので「ワンワールドで」という人はマレーシア航空でもいいかもしれない。

他は中国系のマイナーな航空会社があるけど、大方はロイヤルブルネイ航空だ。
以前は香港経由でブルネイに行けたけど、直行便があるならば無理に香港経由にする必要はない(そこまで安くもない)。

【料金】合計:55,280円
航空券代:54,000円+TAX等:5,280円 – 4,000円(クーポン)

01/24(金)BI 696  NRT 11:45 – BWN 17:10
01/27(月)BI 695  BWN 00:35 – NRT 07:30

WEBチェックイン

出発48時間前からWEBチェックインがブルネイ航空ではできる。
タイミングになると予約番号とリンクが記載されたメールが届くので、そこからアクセスしよう。
インターネットエクスプローラーだと上手く進めなかったので、Google chromeで対応した。
ポチポチしていくだけでとても簡単。途中パスポート情報を入れる欄があるけど、それ以外はクリックするぐらい。
ボーディングパスは印刷できるし、メールにも送ることができる。それをプリントアウトすればOK。

成田でのチェックイン

東京駅8時40分発のバスで、9時45分に第一ターミナル到着。
ロイヤルブルネイ航空は1タミの北ウィング(デルタとかスカイチームが使ってる方)を利用する。

バスが着くのは南ウィング(ANAなどのスターアライアンス側)になるので北ウィングまで回り込む。
北ウィング最初のドアを抜けると目の前がロイヤルブルネイ航空のチェックインカウンター。

というかスカイマークと併用しているので、屋根もなくかなり簡素化。自動チェックイン機も使えない。
ウェブチェックインしていても日本は立ち寄る必要があるのでカウンターに。
ただ並んでる人はゼロで秒でチェックイン完了。

この時間帯はエールフランスのパリ行きやKLMのアムステルダム行きのチェックイン時間帯と重なるので、フランス語がよくターミナルにいる間に聞こえてきた。

余談だけど、チェックインゾーンに置かれていたコカコーラの自販機がかわいかった。

言語ごとのボトルもあってアラビア語やアムハラ語も。こういうのいいよね。

KAL Business Class Lounge

ロイヤルブルネイ航空はどこにも加盟をしていない。
勿論初めての搭乗でプライオリティなんかあるわけもなく、プライオリティパスで入れる大韓航空のラウンジに向かった。ゲート26の近くだ。

この北ウィングから出る時はスカイチームの航空会社でデルタのラウンジに行っていたので、この大韓航空のラウンジは初めて。
大韓航空利用時もここではなくデルタのラウンジを使っていた。

この大韓航空のラウンジは狭い上に混んでる。大方がプライオリティパスの利用者であろう。
ホットミールもなくおにぎりやカップ麺、菓子パンという食のラインナップ。なので充実したデルタのラウンジを使っていたのだ。

ただWi-Fiは速いし、コンセントも壁際にある。
なので少し時間を潰すという点ではとても良い空間だ。10時半を過ぎると人も少なくなる。

BI696便:成田からブルネイへ

ロイヤルブルネイは11Aから搭乗。小さなゲートだ。
11時5分に搭乗開始。ビジネスやプライオリティ優先、その後ゾーンごとに搭乗がスタートする(A〜D)。

A320 Neo。小さな機材。3-3の配列となる。
全席にモニターは付いていて枕とブランケットも完備。LCCとの差を感じる。

小さな機材だしそんなに乗る人も多くないので、11時半にはドアクローズで出発。でも機内は金曜日なのに満席。日本人はそんなにいなくて、マレー系が3割、6割は欧米系の白人。パスポート見てるとアメリカ人が多い。
隣がアメリカ人で少し会話したけど、ブルネイ経由でロンドンに行くみたい。すげーな。

口コミを見てると座席間隔が「狭い」という意見があったけど、確かに窮屈に思うかも。スクートとかと下手したら変わらない。でも圧迫感はなかったので5-6時間なら全然いいかなと思った。

モニターはUSBプラグ付き。離発着時には外すように言われた。
英語とマレー語に加えて日本語、中国語、韓国語も画面で選べる。

日本の映画は4本。ドラえもんの説明が少し愛おしかった。間違ってないもんね。映画は100種類ぐらいあって豊富。ただ日本語吹き替えは皆無なので英語の勉強だと思って見るか、音楽を聴くか、持参したネット動画を見るかにしよう。

現在位置ではちゃんとメッカの方向も。
成田からは約9,500km離れている。

出発前にはお祈りも。さすがイスラム教の国だ。

席は35Kを選択した。オンラインチェックイン時に指定ができる。
この席より前の通常エコノミーは翼がかかってしまうので、写真など撮りたい人は35列目以降にするのが良いだろう。

滑走路渋滞もあり11時56分に離陸。

飛行機は伊豆諸島を回り太平洋を南下していく。

離陸して1時間ほどで機内食。
チキンかビーフを選択できる。勿論お酒の提供は無し、ミールもハラルだ。
僕はチキンを選択。前後から渡していくので真ん中の35発目は最後の方になる。でも小さい機材なのでどちらかが無くなることもないだろう。

このフライトのラインナップ。
パンと前菜(おひたし、卵焼き、刺身)とメイン、そしてデザートは大福だ。
チキンはトマトソースのソテー。これは和洋折衷。

ドリンクなどロイヤルブルネイのロゴなどが入っていてなんか良い。

味なんだけど僕は美味しいと思った。あんま期待していなかったこともあるだろうけど、満足できるレベル。量はそんなに多くないから事前に何かお腹に入れておくと丁度良いかもしれない。

あんま外資系航空会社の和食はレベルが高くないと思ったので、前菜と大福はどうかと感じていた。
ただおひたし含めて不味くはないし、普段弁当とかに入ってるものよりも美味しい。そして大福は市販のものか分からないけどホッとするお味。お茶が欲しくなる。
てか大福が機内食に出てくるのって珍しい気がする。

6時間弱のフライトなのでご飯を食べ終わると残り4時間半。映画や寝てればあっという間だ。
個人的に嬉しかったのは頭を軽く横にすると壁にぶつかるというの。なので首が変な形にならずに寝れるので狭いながらの良さがあった。

フィリピン横を通過。
何かと話題になる南沙諸島の海が空からでも分かるエメラルドグリーンで美しかった。サンゴ礁があるのは素敵だ。

16時56分にバンダル・スリバガンの空港に着陸。
17時3分にゲート到着。17時6分にドアオープン。
17時12分に入国審査のレーンに到着。ほとんどトランジットのため入国に待つ人は皆無。

入国カードが機内で配られなかったのでここで記入する。難しい項目はないけど結構書く欄が多い。
それとパスポートを渡して質問もなく入国。17時15分の話。

既に成田からの荷物は流れ始めていて早いなと思った。
ここから空港でSIMを買ったり、バスに乗ったりしたけど別の項目で記載したい。

まとめ

ロイヤルブルネイ航空で成田からブルネイまで搭乗した。
僕はスマホ動画を見ていたので何も思わなかったけど、機内エンターテイメントの日本語に頼るとキツイかもしれない。
座席幅は背が大きいとキツいかも。特段不便に感じることのなかったフライトだった。

海外旅行先でも自由にSNSを使いた人必見!

旅行先でwifiを探して困った経験はありませんか?海外wifiなら1日数百円で自由にネットが使えます!今ならオトクなキャンペーンも実施中!