2020年1月 1BND=約82円
ブルネイ滞在中に少し時間が余りそうだったので、午前中にムアラビーチに行こうと思った。
マレーシアへの国際船が出ている「セラサターミナル」の北側。ブルネイの東端になる。
BSBからバスに乗り込む向かったけど、結論から述べると時間を割いて行く場所ではなかった。
ムアラビーチへのアクセス
最寄りはムアラという街。BSBから「37/38」番のバスで1本。終点のバスターミナルで降りれば良い。
乗車時に整理券をくれるので、その時に1ドルを支払えばOK。だいたい1時間ぐらいかな。
午後はバングラ系の乗客が多いので、行くなら午前が良いと思う。
終点のターミナルに降りたらムアラビーチまでは徒歩となる。
本当はセラサターミナルから来る33番バスがビーチまで行けるんだけど、本数が全然ないので待つ理由がない。
またDartに関しても全然捕まらない場所になるので、期待が出来ない。
バスターミナルからビーチまでは徒歩20分ぐらい。歩き始めよう。
曇り空なので炎天下の中歩くことはなさそうだ。
しかし晴れてる方がビーチは綺麗なので、到着する頃に晴れてくれればと思っていた。
港があるので関連施設が多い。警備も強化されているそうで、看板を見て「おぉ・・・」となった。
最初は涼しいかと思ったけど、5分も歩けば汗が噴き出てくる。暑い。2Lの水を持ってきて正解だった。
途中から「Jalan Pelumpong」という通りに入るけど、ここの交通量が多かった。
しかし歩道がないので車道の脇を歩く羽目になる。
これが長くて暑くて何もないので、関門だった。ここで「わざわざ行く必要あるのか?」と思ったポイントの一つ。
道の奥は海軍施設になり検問がある。その手前に「Patntai Muara」という看板と通りがあるので、曲がって入る。
その道を真っすぐ歩くとムアラビーチに到着する。
少し期待外れなムアラビーチ
ビーチと駐車場の間は公園になっていて、BBQを楽しむ若者が多かった。
焼いた肉が漂ってきてお腹が空いてくる。葛西海浜公園みたいな雰囲気。
その奥からビーチへと抜けられる。
ビーチにはフリスビーとか水遊びとか楽しむ人が多い。ブルネイ人の休日。
綺麗度はあまり期待をしていなかったけど、本当に期待しないで良かったと思うレベル。
正直このビーチを見るなら、エンパイアホテルから海を眺める、又はバス停目の前のジュルドンビーチを見る方がマシだと思う。
こんな苦労をしてわざわざ来る場所ではない。他にもビーチの選択肢はブルネイにあるなと。
それだけ何もなくて収穫もない。久々に「時間のムダ」だと思ったけど、戒めとしての良い経験は出来たと思う。
ビーチからバスターミナルに戻る苦労を考えると気が遠くなるが、その手段しかない。Dartは1台も手配できなかった。
誰も歩いておらず車しか走ってない。今思うとヒッチハイクしたらどうだったんだろう。
音楽を掛けながら大通りへと向かう。
バスが走る大通りに出て「Muara Town Chicken Rice」でチキンライスを食べようとした。
しかし日曜はお休みなことを知っていたので、店が閉まっていることを確認してバスを待つことに。
バスは5分ぐらいで来てくれたのでこれは助かった。帰りのバスでは思いっきり爆睡。相当汗かいたな。
まとめ
ムアラビーチへと訪れた。先ず普通はムアラという街に行かないだろうし、そこからビーチまで行く人は少ないはずだ。
その少数派の方に伝えるとすれば、無理はせずに来ないでほしいという言葉だろう。時間の無駄になってほしくない。
ムアラという街はいいけど、ビーチまで行くことはオススメできない。ご参考までに。
地図:ムアラビーチ