【北京】 イスラム教徒が多い地区「牛街」を歩く。

イスラム教徒が多く住む「牛街」を歩きました。

2015年10月 1人民元=約20円

◆はじめに

 

北京の西側にあるエリア「牛街」。ガイドブックを読んでいると、イスラム教徒が多いエリアと書いてあった。

エスニックタウンが好きな僕、この場所に足を運ばない理由はない。

ということで、牛街へと散策しに向かった。
 

◆牛街

最寄り駅は地下鉄7号線の广安门内駅(広安門内駅)。ここから徒歩5分ほどで牛街のメインストリートへと出る。

牛街にはご飯処や各種公共施設が立ち並び、輸入胡同には羊肉などを売る店が軒を構えている。どちらも面白い、まず初めに輸入胡同(Shuru Hutong)を歩いた。
この散らかっている様子が個人的には好きだ。
イスラム教徒の地域ということで、豚肉を見かけることはない。チキンかビーフ、マトンになるのだが一番取り扱いが多いのがマトンだ。
安くて栄養価が高く、ムスリムのエリアに行ったらよくご飯で食べる。
ここも同様で他のエリアよりも「羊肉」を見かけることが多かった。
イスラム教とイメージすると中東の印象がある。なのでアジア系の顔でムスリム帽を被っているのを見るとまだ見慣れない。
彼らは主にウイグルの人たちであり、ウイグルは中国と対立している。迫害されているといっても過言ではない。また中央アジアの人もいるみたいだ。
そういう中、牛街という地区で静かに暮らしている。勿論ここは平和だし、身の危険を感じることはない。イスラム教の地域は基本的に平和なのだ。
まずは羊肉を売るエリア・輸入胡同の両端にはアパートが建っている。その1階に肉屋やスーパー、食堂が入っているのだ。
北京の他エリアとは違う雰囲気。独特である。
肉は屋内販売がメインだけど、たまに店の外でも提供していたりする。衛生的に大丈夫なのかと思ってしまうけど、どうなのだろうか。
写真はないのだが、「蘭州拉面」を提供する店も多い。ラーメンみたいなもの。NYとかのチャイナタウンで食べたことがあるけどまあまあ美味しい。機会のある人はトライしてみて。
牛街の南には礼拝寺というモスクがある。金曜になると多くのムスリム達がやってくるようだ。僕が行ったのは月曜日だったので閑散としていた。
牛街は想像以上に賑わっている。小吃のお店には長蛇の列。スーパーも買うのに大変なほど。イスラム教徒だけではなく、他の北京市民も使っている場所なようだ。
全体的に緑な牛街、イスラム教のカラーでもある。中国の郵便カラーは赤ではなく緑なのだが、この牛街のカラーとマッチしている。

基本的には中国語だけど、ウイグル語(若しくはアラビア語)の看板も出ていたりする。ウイグル語とアラビア語の区別ができないので、詳細までは分からない。

牛街のスーパー。
2Fはフードコート。安価にご飯を食べることができる。かなりのローカル度なのでオススメしたい。その後小一時間ほど牛街を散策した。
◆おわりに
北京のムスリム地区・牛街を歩いた。小規模ながらもしっかりとコミュニティが成り立っており、ムスリム以外とも融合していたように思える。

もし時間があるならば立ち寄ってもらいたい。

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