【UAE】 ドバイを賢く移動するなら「路線バス」を使え!

ドバイを賢く移動する方法を記します。

2014年8月 1DH=約30円

観光都市・ドバイ。日本から多くの観光客がドバイを訪れている。

ドバイは狭いように見えて、実は横にかなり広い。端から端までメトロで移動しようとするなら一時間はかかる。

ディラやバール・ドバイ地区は狭いので見どころは固まっているが、ドバイモールやモール・ジ・エミレーツ方面などは点在しているので、意外と距離がある。

そこで、ドバイを賢く移動する方法を記すことにした。

※時間がある人向き

◆ドバイの交通機関

ドバイを個人で訪れた際に使う交通機関は3つある。一つがタクシー、一つがドバイメトロ、最後に路線バスだ。

 

一つ目のタクシーについて。

タクシーは初乗り3DH(約90円)と日本よりもかなり安く、2kmぐらいなら10DH(約300円)ぐらいで移動できる。

エアコンが効いてる上、ドライバーも移民労働者なので英語が通じる、しかもメーターを使うので騙されることは殆どない。

ドバイに慣れていない人や荷物がある人など使用頻度は高いだろう。

だが、やはりタクシーはタクシーだ。暑いドバイでは大活躍をするけど、僕からすれば高い。

2kmに10DHを出すなら歩くし、他の手段で向かう。なのでここではタクシーについては書くことはしない。

二つ目のメトロについて。

観光客にとっては一番使いやすい交通手段だ。観光地に最寄の駅があるし、空港ともリンクしているし、料金体系もわかり易い。ドバイ名物の渋滞知らずでもあるので、時間を読める移動手段だ。冷房もちゃんと効いているし。

だが、僕は2度目のドバイ滞在の時、メトロを使うのは極力最低限にしていた。なぜなら「座れない」からだ。

ドバイは暑い、なので体力も消耗する。出来れば座って移動したい、ドバイは地味に広いので移動も10分単位と長い。

だからこそ、座ってのんびり行きたいもの。始発から乗れば話は別だけど、上下線とも込んでるのがドバイメトロ。

ここでは、メトロも却下だ。

では、何がいいのか。それは「路線バス」である。

一部では「路線が複雑」など色々書かれているが、そこまで複雑ではないのがドバイのバスだ。

本項ではドバイの路線バスについて色々書いていきたいと思う。

◆路線バスの乗り方

乗り方は日本と殆ど変わらない。

流れとしては、

1.バスターミナルやメトロ駅で「ICカード」を手に入れておく

2.好きなドアから乗る(押しボタン式なので自分で開ける)※女性は前から

3.入口近くの機械にカードをかざす

4.停留所近くになったらボタンを押す

5.機械にカードをかざす

6.止まったらボタンを押してドアを開ける

こんなところだ。特に悩む場面はない。

バスやメトロに滞在中何度も乗る予定がある人は、シルバーカードを購入することをオススメする。

レッドカードは1回キリだけど、シルバーカードはSuicaみたいにチャージした分使える上、有効期限も長い。その上1日14DH以上引かれないので、何度もバスに乗れてしまう。

一度乗り方さえ分かればこっちのもんだ。

バスは普通のから連結タイプまである。女性はなるべく前から乗るとよい。運転手周辺は女性専用席だ。

いざ乗っても「どこで降りればいいの?」と疑問に思うかもしれない。これが最大の難関だ。景色を見て想像がつけばいいのだが、そういうわけにはいかない。

運転手さんに言っておくと教えてくれるので、それが一番手っ取り早い。

あとはgoogle先生に頼ることだ。


ドバイのバスはgoogle先生の頭の中に入っているので、ルート検索を使うと一発で教えてくれる。これで番号が分かれば路線図知らず。たいていのバスは15~30分に1本は出ている。

個人的には景色を見て判断するのが一番面白いし、楽しいと思う。僕は間違えても「14DH以上落とされないからいいや」という気持ちでいる。

全冷房付のバス停には路線図に加えて、接近を示す電光表示もあって分かりやすい。初心者でも使えるのがドバイの路線バスだ。これを乗らずして否定することはナンセンスである。

◆路線バスを使う3つのメリット

1.かゆいところまで手が届く

一つ目のメリットは「かゆいところまで手が届く」というところだろう。

メトロだとどうしても行ける範囲が限られてきてしまうのだが、路線バスはドバイ市内を落とすことなくルートがあるので、観光客が行きたいところには必ず走っている。

例えば、ジュメイラモスクやバージュ・アル・アラブなどのエリア。メトロがないので車でしか行くことができない。

ここをタクシーではなく路線バスで行くことで、かなり安上がり。浮いた分を違うことに回せる。

【UAE】 ジュメイラビーチに行ってみる – El Mundo

エアコン付のバス停からエアコン付の路線バス、ほぼ目的地までドア to ドアで行けるのであまり不快な思いをせずに行けることも大事だ。

2.必ず座れる

個人的にこのメリットはかなり大きい。

ドバイメトロは始発や乗換駅でない限り、殆どの確立で座ることができない。だいたい込んでいるので、立ちっぱなしになることが多い。特に長距離移動だと疲れてしまう。

だけど、路線バスなら95%の確率で座席に座れる。使う人が多くないこともあるけど、メトロと路線が被っているところは早いほうに人が流れていくので、路線バスは自ずと空いてくるのだ。

おまけに、ドバイメトロだとウザいインド系が、乗客が降りようとしているのにせかせかと乗り込んでくることがあるのだが、路線バスだとこういうことはない。不快な思いをしないで済む。

3.ローカルな雰囲気を体験できる

ドバイメトロは少し洗練されている。観光客にも分かりやすく作られているので、何不自由なく使うことができる。

それに比べると路線バスは、労働者が住むエリアや移民街など「ディープ」なエリアを通るので、ドバイメトロに比べてローカルな雰囲気を見てとれる。

どこの町でもそうだけど、路線バスは地元の人の足となっている移動手段だ。だからこそ、その町の生活部分を感じ取れる。

ドバイの路線バスはほぼ観光客ゼロ、だからこそドバイの裏の顔を垣間見れる。

◆おわりに

ここまで長々とドバイの路線バスについて書いてきた。

google先生でルートを調べられるので、他の町の路線バスに比べたら乗るハードルは低い。

もし間違えて乗っても、同じ番号に乗れば返ってこれるし、最悪タクシーを使えばいいのだ。一度乗って感覚を掴んでしまえば後はとても楽。

もちろん時間に余裕がない人はメトロとタクシーを有効的に使うといいだろう。ドバイに何度か訪れている人、ディープな世界を見たい人は是非路線バスを使ってほしい。

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