2018年7月 10,000ルピア=約80円
ジャカルタでお粥を
東南アジアの朝ごはんと言えば、お粥が一つの候補として挙げられる。
特に華僑が多く住むエリアでは、当たり前のご飯となり、日本人でも馴染みやすい味だ。
ジャカルタにはいくつもお粥を提供する店も多い。また屋台でもお粥を出すので、普段の生活と密接な関係だ。
日曜の朝。コタ地区に滞在しており、近くには「グロドック」(Glodok)のチャイナタウンもある。
なんだけど、マンガブサール通り近くに美味しいお粥屋さんがあることを知ったので、朝向かってみた。
アクセス(行き方)
簡単なのはトランスジャカルタを使う方法。
1番の「Kota – Block M」を結ぶライン(カラーで言うと赤)に乗り、「Olimo」で下車する。
Kotaからだと2つ目のバス停。
Olimoは出入り口は1つしかなく、改札を出たら歩道橋へ。
南側へ行きたいので、歩道橋を右に曲がり、そのまま階段を降りよう。
Kotaからだと進行方向側へと向かう。左手にメルキュールホテルがある。
降りて少し進み、交差点を左折。ここがマンガベサール通りだ。
左手に「俺の餃子」や「ローソン」を見ながら進む。
最初のT字路を左折。「Jl. Mangga Besar I」の路地に入ろう。
そのまま真っすぐ進んでいき、100mぐらいのところかな。左手に見えてくる。
外には「Bubur Ayam Tangki Aguan」と出てるし、ここだけ人が多いので、すぐにわかるはず。
お粥を堪能
店に入ろう。また座る前に注文だけしてしまおう。
お粥は「Bubur Ayam」。”Bubur”がお粥、”Ayam”がチキンという意味。
メニューはないので、基本的には置いてあるものを食べる形。
お粥は皆注文するし、目の前で作っているので、指をさすか「Minta Bubur Ayam」(お粥ください)と注文しよう。
お粥は20,000ルピア(約160円)。卵を入れてる人もいて、それも美味しそうだったな。
ネシア語オンリーだけど、そこまで困ることはないはずだ。
席に座ると、自動的にお茶(ジャスミン茶)が出てくる。一応有料。要らなければ拒否すればいい。皆飲んでるけどね。
お粥はすぐに出てくる。付け合わせのパクチーやフライドシャロットなどを入れる。
お粥自体は味が付いているので、そのままでも美味しい。
なんだけど、テーブル横に醤油やスパイシーソースもあるので、食べ進めていくごとに味を変えていくのも楽しい。
醤油を入れると濃くなって、よりコクが出る。
食べ終わったら、おばちゃんがいる台でお会計。
お粥が20,000ルピア、お茶が910ルピア、それにTaxが追加されて、計23,000ルピア(約184円)。200円を切る。
レシートもくれるので、一応明瞭会計だ。
朝から人も多くて、高級車(ベンツやランクル)で乗り付ける人もいるほど。
目の前に座ったご夫妻も、明らかに金を持ってる華僑に見受けられた。それだけ美味しいし、ローカルに根付いているということになる。
平日・土日問わず営業している。夜も営業しているのは凄い。
朝にお粥でお腹を作るのもよし、夜食に食べるのもよし、飲んだ後に締めとして落ち着くのでも良し。色々なニーズにこたえられる。
お店の情報
【店名】Bubur Ayam Tangki Aguan
【住所】Jalan Mangga Besar I No. 20, RT.5/RW.5, Mangga Besar, Tamansari, RT.5/RW.5, Kota Tua, Mangga Besar, Tamansari, Kota Jakarta Barat, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 11180
【営業時間】06:00~12:00、18:00~24:00
【メニュー】お粥:20,000ルピア
【アクセス】トランスジャカルタ「Olimo」駅から徒歩5分。
【地図】