【石垣島】離島・黒島で穏やかな時間を過ごす

2020年10月

秋の石垣島旅行。滞在中、離島の黒島に日帰りをした。
穏やかで豊かな時間を過ごせて楽しかった場所。訪問した様子を紹介していきたい。

黒島へのアクセス

黒島は石垣島の離島ターミナルからフェリーに乗って移動する。
安栄観光と八重山観光フェリーの2社が運行しているが、同料金だし設備等に差異はない。
昔は2社共通チケットだったみたいだけど、今はどちらかで買った方しか乗れないので、時刻表を見て判断しよう。

【料金】片道:1,170円/往復:2,230円
【時刻表】
・安栄観光
石垣発:07:50 / 10:00 / 13:00 / 17:10
黒島発:08:30 / 10:40 / 13:40 / 17:45

・八重山観光フェリー
石垣発:08:00  / 10:00 / 14:40 / 17:00
黒島発:08:40 / 10:40 / 15:10 / 17:40

時間帯はほぼ同じ。僕は安栄観光の石垣7時50分発→黒島10時40分発で移動した。
黒島は1時間半あればいいかなという感じ。午後なら八重山観光フェリー(14:40→17:40)が良いと思う。
黒島までは約30分ほど。

離島ターミナルは出口に向かって左側に安栄観光、右側に八重山観光フェリーがある。
マリヤシェイクで有名な七人本舗は八重山観光フェリー側に位置している。
どちらの会社もクレジットカードが使えたし、地域共通クーポンも電子&紙で対応していたので、僕は取得したクーポンを使用した。差額はクレジットカードで支払いできるので便利。

もし余裕があれば上述のマリヤシェイクシェイクを飲んでみてほしい。絶品だ。

【石垣島】離島ターミナルの「マリヤシェイク」が美味しすぎた

2021年1月16日

黒島への航路

7時50分発。波照間島行きのフェリーには長蛇の列だったけど、黒島行きはガラガラ。
10分ぐらい前から乗船がスタートする。観光客は3人ぐらいで、他の10人ぐらいは地元の方々だった。

新聞を読んだり外を眺めたりする地元の方々。その背中は何だか渋みがあったな。

結構スピードを出して走っていく。そこまで揺れは酷くないので、船酔いする僕でも大丈夫な感じ。
右手には竹富島が見えてくる。

30分ほどで黒島に到着。小さなターミナル。出たところで宿の送迎やレンタサイクルのお店の人が待ち構えている。

僕は「まっちゃんおばーのレンタサイクル」で借りることにした。店舗までは港から徒歩3分。一応往路は車で送ってくれる。
黒島は平坦な島でほぼ坂がないので、自転車で余裕。

・自転車
~2時間:500円
~4時間:1,000円
1日:1,200円

・バイク
1時間:800円
1日:4,000円

自転車なら2時間500円で十分。前払いで返す時は自由に置いてok。
なので事前にどれぐらい借りるかを申告しないといけない。

黒島は地図で見れば分かるけど、ほぼ一本道。迷うことはないし、適宜案内標識もあるので分かりやすかった。
あと日差しがガンガンなのと売店は少ない。自販機は適宜あるかな。なので日焼け止め必須だし、水も荷物にならない程度で持ってきた方がいいと思う。めっちゃ汗かいた。

この時僕は、
【 港→黒島ビジターセンター→仲本海岸→黒島灯台→東筋集落→伊古桟橋→黒島展望台→西の浜→返却 】
という形でサイクリングした。その様子を紹介していきたい。

黒島サイクリング

08:20 黒島到着
08:30 スタート
08:40 黒島ビジターセンター(通過)
08:43 仲本海岸
08:55 黒島灯台
09:05 東筋集落(休憩)
09:30 伊古桟橋
09:50 黒島展望台
10:05 西の浜
10:15 自転車返却
10:40 黒島出発

08:30 スタート

サイクルスタート。先ずは南に向かって走る。とにかく車は殆どいないし、歩行者もいないので安全に気を付けつつ自由に走り進めよう。
第一村人より牛を見つけた。

黒島は人口より牛が多い島。人口約220人に対して、牛の数は3000頭越えと15倍以上。
ホント島を走って分かるけど、牛だらけで臭いも結構する。

天気が良くて青空。牛や緑な景色を見るとここが沖縄ではなく北海道にいるような感覚を覚える。
海を見ると沖縄なんだけど、中の雰囲気は北海道で良いとこ取りだよね。

適宜写真を撮りながら。風も抜けるので漕いでいくと心地よい。

一本道を進むと分岐点が出てくる。
右に進むと「黒島研究所」というウミガメが見れる水族館があるけど、スルーした。

08:40 黒島ビジターセンター(通過)

その分起点に面する形で黒島ビジターセンターが位置する。けど朝早いのでクローズ。

08:43 仲本海岸

そのまま小道を入り仲本海岸へ。海岸はこういう小屋があるので分かりやすいかな。
ここには自動販売機もある。

仲本海岸では遊泳禁止。午前は干潮みたい。

黒島灯台に進む途中で鳥居発見。結構鳥居(御嶽)を多く見かけた。

こういうの見ると沖縄と北海道を足して2で割ったような景色だなと。
そして僕しか周りにはいなく、聞こえてくるのも鳥の鳴き声とか。

08:55 黒島灯台

黒島灯台に到着。なんかワクワクするような草のトンネルを通過。

灯台とは違った方に出てきちゃったみたい。けど灯台自体は小さいので、遠くから眺める方が良かったかなと自分をポジティブにさせる。ここも仲本海岸と同じ面なので干潮だった。午後の方が良いのかな。

東筋集落に向かって走り進める。サイクリング日和。

09:05 東筋集落(休憩)

東筋集落に到着。朝早いのでお店も閉まっている。10時頃からオープンするんだよね。
なので日陰で休憩。のんびりとした空気が流れている。

石垣が沖縄らしい。

たま商店という街で唯一の売店。カフェや宿は少しある。

隙あらば牛。

伊古桟橋へ。桟橋にはこのジャングルみたいなところを通過。マイナスイオンを浴びながらサイクリング。

09:30 伊古桟橋

そして桟橋到着。結構桟橋は長いので先までチャリで。

干潮しているので水が引いていたけど、けど景色良かったな。

先の方まで到着。奥に見えるのは西表島。雲がかかっていた。
石垣島や西表島には山があるから雲がかかるけど、竹富島や黒島という平坦な島にはあまりかからないので雨もそんなに降りにくいかな。

てか海がめちゃくちゃ綺麗。下まで見えるし透き通っている。
シュノーケリングするなら竹富島より黒島の方がいいみたい。海の綺麗度でも黒島が上だって。

09:50 黒島展望台

少し海を眺めて黒島展望台へ。

展望台と言っても2-3階建てなんだけど、景観が良い。

周囲に高い建物がない。こう見ると北海道ぽさもあるなと。

10:05 西の浜

ここからは西の浜へ。行き方は少しややこしいので写真を交えながら紹介。

先ずは「まっちゃんおばーのレンタサイクル」に戻ろう。
正面見て左手(自販機がある方)から小道を入っていく。

左手には「牛の病院」が。黒島らしい。

途中「民宿なんくる」が見えてくる。そこを通過。

ここからガタガタ道になってくる。

少し進むと右手に道が見えてくる。「木漏れ日ロード」という看板があればそこ。
坂なので自転車を押していくか、ここに止めていくといいかな。

上りきると海が見えてくる。ここが西の浜だ。
かなり雑草が多いのでサンダルや半パンの場合は気を付けてほしい。

西の浜。遊泳禁止のビーチ。とにかく綺麗。午前でも水があったけど、干潮なんだよな。

遠くには西表島。透き通った海。エメラルドグリーンな様子は沖縄らしい。

誰もいなかった。僕だけのビーチ。レジャーシートとかあればのんびりできるかな。
この海を眺めている時間、波の音を聞いている時間というのはかなり贅沢だったかもしれない。

10:15 自転車返却

来た道を戻り自転車を返却。そのまま外に置いておくだけでok。鍵もない。
港に戻る途中綺麗な花を発見。ブーゲンビリアかな。

黒島出発

港に戻りフェリーの時間まで待つ。港でも海はかなり綺麗。

かなりこじんまりとしたフェリー乗り場。売店もあるので飲み物も購入可能。
なんかリサイクル品も置いてあった。

フェリーは行きと違ってオープンスペースもある。せっかくなので風に当たれるデッキへ。

黒島に別れを告げる。

黒島を出て5分ぐらいの海がめちゃくちゃ綺麗だった。ちょっと刮目していただきたい。

結構スピード出すからマスクとか飛ばないように気を付けて。

八重山観光フェリーも同じ時間帯だったので、横にいた。

石垣島に近づくに連れて、雲も増えてきたな。

30分ほどで離島ターミナルに到着。
このまま竹富島に向かおうと別のフェリーに乗り換えた。

まとめ

午前を使って黒島でサイクリングした。暑さ&日光対策はしてほしい。
小さい島で平坦なので気軽に自転車で楽しめるのが◎
のんびりとした空気が流れているから、タイミング合えば宿泊するのも良いかも。
素敵な離島を知ることができた。

地図:

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