2017年12月 1HKD=約15円
香港の夕日スポット
香港にはいくつか夕日スポットがある。
一番アクセスしやすいのは、西環の「西環埠頭」だろう。
今年の1月に行ったけど、確かに絶好の夕日スポットだったし、人も沢山いた。特に若い人中心に。
他のスポットを探したところ、屯門からバスで行ったところにある「龍鼓灘」という場所の雰囲気が良さそうだったので、行ってみることにした。
過去記事:
龍鼓灘への行き方(アクセス)
龍鼓灘へはMTRとバスで簡単に行くことができる。
まずは屯門駅まで行きたい。僕はその時尖沙咀に滞在していたので、尖東から一本で行けた。
他の場所でも乗り換えて行けるので、特に不便なことはないはずだ。
屯門駅に到着したら、C2出口へと向かおう。
改札を出て、C出口に向かい、エスカレーターを下る。そして左へ行くとバスロータリーに辿り着く。
そこから右回りに少し行ったところに「K52」のバス停がある。
K52はKMBでもなく、Citybusでもなく、MTRが運行している珍しい系統だ。
だからと言って何か差異があるわけではないんだけど、九龍の先っちょでは中々見かけることができない光景だ。
運賃は通しで4.6HKD(約69円)。なのでどこから乗っても、降りても一律。
龍鼓灘は終点なので、のんびり行こう。
所用は40分程、終点の手前で海沿いに出るのでそこで降りてもいいし、少し先の終点まで行っても良い。
龍鼓灘を歩く
到着したのは16時過ぎ。12月頭の日没時間は17時45分ぐらいなので、1時間以上空きがある。
なのでのんびり行くとしよう。
12月だけど香港は20度と温かい。なので海からの風が心地よく、シャツ1枚で丁度いい。
何かあるわけでもなく、普通の海岸だ。
土曜に行ったけど、人はかなり少なめ。犬を散歩する地元の人かカメラ片手に来てるおっちゃんぐらい。
西環埠頭とは大きく違う空気だ。静かに楽しめる。
今回はスマホのアプリで「Huji」というカメラアプリをダウンロードした。
富士フイルムのインスタントカメラのような写真が撮れるのだが、香港に関しては結構絵になりやすいので、オススメしたい。
この海岸でも数枚撮影したので、載せていきたいと思う。
海岸の前にはBBQの店があるけど、人はそこまで入ってはいなかった。そうだよね。
その脇から海岸を上から眺める場所まで行けるのだけれど、今回は行かなかった。あまり良い写真が撮れるとは思わなかったからだ。
海岸をのんびり歩く。右手に桟橋とも言えぬ、何と表現したらいいのか分からないものがあった。
ここを歩いていくと、海の上を歩いているような感覚に。波によってはかなり揺らされるので、気をつけて。
そこからカメラマンたちが集まる場所まで歩いていこう。
ホント海岸に人がいないので、のびのびできる。やっぱ海岸はこうでないとな。
桟橋的なものの方へと振り返る。右手に見える建物はトイレ。我慢しなくても大丈夫だ。紙はなかった気がする。
海岸には使われているのか、投棄されているのか分からないボートとショベルカーが。
これが絵になるんだけど、ショベルカーは日本で使っていた中古品だ。
香港に地味に日本の中古車はあるんだけど、工事機器も該当するんだな。
だんだんと日が沈んでいく。
奥には火力発電所が。バスに乗ってくると左手にどーんと出てくる。夜になると綺麗に見えることだろう。
カメラマンが集まる場所には木の桟橋が。
遠くにはフェリーと小島、太陽も島に隠れてない。だからこのスポットが人気なのか。
香港のカメラ小僧やカメラ女子が待ち構えている。ほとんどが一人の方だったので、玄人向けの場所なのかな。
ここで日が沈むのを待とう。
だんだん太陽が沈んでいく。
向こう側は霞んでいるので、完璧に沈むところは見れなさそうだ。
途中からは写真を撮らず、太陽を眺めていた。
やっぱり海の夕焼けは素敵だなと実感。
雲に入りきったところで撤収する。
このスポットの裏にバス停があるので、少し待って屯門駅へと戻ることにした。
まとめ
香港の夕陽スポット「龍鼓灘」を紹介した。
ここは観光地化されていない穴場の場所とも言える。
アクセスはMTRとバスで簡単に行くことができる上、バスを降りたすぐ裏手が海岸なので行きやすい。夜になっても治安は良いので、女の子一人でも安心できるだろう。
他にも香港には夕景を楽しめる場所があるので、自分なりのお気に入りを見つけてみてほしい。
もし余裕、時間があれば龍鼓灘にも行ってほしい。
地図: