2021年11月
奈良の秋。奈良公園で紅葉を堪能した後は平城京に訪れた。
平城京はススキが沢山生えているので、秋になると沢山のススキが並ぶ景色を見ることができるのだ。
平城京跡には近鉄の大和西大寺駅から歩いて行ける。
ススキは朱雀門の北側(以下地図だと近鉄電車との間)に多いのでそちらに向かうことにする。
大和西大寺駅の南出口を出て東側に進んでいく。都度看板や案内があるので迷うことはないと思う。
朱雀門までは1,370mと約15分ぐらい。
レトロな香りが残る近鉄西大寺ショッピングセンターのアーケードを抜けていく。
抜けると近鉄橿原線の線路の下をくぐって反対側に出る。
抜けて奈良線沿いに歩いていくと踏切と車道が見えてくる。
線路の向こう側が平城京や奈良駅方面。なのでここを右折して入口まで向かう。
しばらく歩くと平城京の入口に到着。この道を進んでいくとススキや朱雀門がある。
近鉄電車は平城京跡の真ん中を走っているので、大和西大寺⇔新大宮間は両側の窓に平城京跡が見えるのだ。
奥に見えるのは南門。
朱雀門前に到着。昔平城京跡に来たような記憶があるけど、周囲はこんな整備されていたっけという第一印象。
天気も良いし人も多くもないので快適だ。
奈良は何となくススキのイメージがある。
見ごろは10月~11月にかけて。曽爾高原(そにこうげん)が有名だけどかなり遠いので、近場で楽しむなら平城京跡が良いと思う。
ススキは昔ソウルで見たけど、あまり日本でしっかり見ることは今までしていなかった。
ススキと朱雀門。昔はここら一帯は朝廷だったので、このような景観はなかっただろうけど、しっくり来る光景だ。
平城京跡は自転車も入れるのでサイクリングとしても良い。敷地は広いのでくまなく散策する場合は自転車を借りるといいかも。
近鉄電車の踏切の近くにもススキは生えている。近鉄電車×ススキという光景はこれも奈良ぽい。
踏切には係員の人がいるので安全面ではバッチリ。本数も多いので頻繁に電車は来る。
歩き続けると少し汗ばむぐらいの気候。とても穏やかな日だった。
平城京のススキは無くなることはないと思うので、秋に奈良に訪れる際には紅葉だけではなくススキもピックアップしていただきたいと思う。
地図: