2017年8月 1GEL約45円
トビリシ観光の中心
トビリシに訪れた観光客の大半が訪れるであろう「旧市街」。
19世紀の街並みが今でも保全されているが、その旧市街を見下ろす高台に「ナリカラ要塞」(跡)がある。
4~5世紀は砦として活用されていた要塞跡は、今では立派な観光地に。そこで撮りためた写真なども合わせて紹介したい。
アクセス(行き方)
アクセスは3パターンある。1つがロープウェーで向かう方法、2つ目が車、3つ目が徒歩で登る方法だ。
僕は往路はロープウェー、復路は徒歩で下っていった。車はタクシーで行けて、目の前に駐車場があるのでそこに止めることができる。
まずはロープウェーでアクセスする方法を紹介したい。
乗り場は旧市街から橋を渡ったところにある「ヨーロッパ広場(Europe Square)。
地下鉄の「Avlabari」駅から坂を下っていけば到着する。帰りは地下鉄駅まで坂を上るのでもよいし、スクエアにバス停があり、31番が自由広場を通過して、Station Squareまで向かう。僕は行きは地下鉄、帰りは31番バスで登り坂を回避した。
ケーブルカー乗り場は行けばすぐに分かる。トビリシのICカードで乗車が可能。片道2.5GEL(約113円)と激安。
最初昼間行った時は人が少なかったけど、夜は混んでた。並ぶ。まずは昼間の景色を見たいところ。
このケーブルカーで高台の上まで行く、5分ほどの遊覧飛行。ケーブルカーからの眺めは最高。乗る価値は十分にあると思う。
夜は並ぶので余裕を持ってほしい。夜は暗めなところもあるので、個人的には夜より昼の方が満足度としては高かった。
徒歩で行く場合は、上り坂をひたすら旧市街から上がっていく。頑張って。車はその道を行くだけ。風情としては行きをロープウェーで行くのがいいかな。
ナリカラ要塞
上に着くと、右か左かへの選択肢がある。右は「女神」の像へ、左はナリカラ要塞だ。
女神側へ行っても景色は大きく変わらない、この乗り場の裏手は崖になっているが、対崖までのアトラクションがある。楽しそうだ。
何だかこの景色を見ていると、スペインのクエンカを思い出す。色合いも夏から秋に変わりつつあるかな。
何故か日本庭園。よく作ったな、というかどういう意図があったんだろうか。
ロープウェー乗り場からまずは展望をしたい。トビリシ市内を一望できるスポット。
平和の橋とエキシビジョンセンター( Musical Theatre and the Exhibition Hall)。橋は見て分かるけど、この管のような建物がエキシビジョンセンターとは思わないな・・・。周りが古い建物ばかりなので、これは目立つ存在。
旧市街方面を。少し逆光になってしまった。地味に工事をしているところが多い。建物が古いから修復かなとは思う。
ただ旧市街を越えると、ソ連風な団地や近代的なビルもあるので、保護されているのはこのエリア一帯かなと。
至聖三者大聖堂を眺める。トビリシ市内でも目立つ存在の一つ。夜になるとライトアップされて、周囲からかなり浮いたような存在に(良い意味で)。間近で見ると大きさが分かる。
ロープウェー乗降場から女神へと少し登っていったところ。ナリカラ要塞に行かず、写真だけを撮るなら、この辺りが一番眺め、構図などが良い。夜だとかなり人が多くなるので、譲り合いながらの撮影となる。
ナリカラ要塞へ。ロープウェー乗り場からは少し歩く。アップダウンがあるので、昼間はいいけど、夜は暗くなるので注意してほしい。
この散策道からの眺めも素敵だ。人が少ないので落ち着くにはこちらがいいかもしれない。
ナリカラ要塞前は小さな駐車場とトイレがある。駐車場はレンタカーぽいのとタクシーが。
トイレは簡易、紙などない。汚い(欧州基準)ので覚悟してほしい。手洗い場はある。
ナリカラ要塞まで来ると人はそんなに多くない。皆んな来ないのかな。
中に入り、上の方へ行ってみよう。
まずは聖ニコラス教会(Saint Nicholas Church)へ。この前に捨てられてる?置いてある?道具とかがいい味を出していた。
教会まではイージーなんだけど、この上に行く時、足元が砂なので滑りやすくなる。
ここに来るだけならサンダルでもいいだろうけど、ナリカラ要塞を上っていくには、スニーカーが必須。あと地味に体力使うので水も必須。後はカメラがあればいいだろう。
上に到着。距離にしたらそんなにないんだけど、慎重に行ってので時間がかかってしまった。
人が殆どいない。風が吹き付ける。何となく達成感。
この景色を独占できることが素晴らしい。
ロープウェー上からとはまた違う景色。
休憩がてら、しばし景色を眺めていた。風が心地よいので、昼寝したくなるぐらい。
夕方になると日陰になって寒くなりそう。下りることに。
そのままナリカラ要塞の入口前の道を下っていけば旧市街、元来た道を戻ればロープウェー乗り場。
行けば分かるけど、ロープウェー乗り場に上っていくよりかは、このまま旧市街まで下っていくのが気分的には楽。
往路はロープウェー、復路は徒歩だと良いかもしれない。
夕方に近いこともあってか、旧市街は影に隠れてしまった。散策には良いんだけど、写真的には暗くなってしまう。
仕方ないので、少しぶらついて、宿に戻ることにした。
夜はナリカラ要塞がライトアップされるし、レストランもオープンするし、バンド演奏とかあるので、観光地ぽく賑やかになる。
まとめ
ナリカラ要塞とロープウェーを紹介した。トビリシ名物、上からの眺めは素敵なので上ってみてほしい。
足腰は少し使うと思うので、歩きやすく、そして動きやすい服装で。ロープウェー往復だけならサンダルでも問題はない。
昼と夜で違う顔を見せるので、色んな時間帯に行く時面白いだろう。
トビリシに滞在したら、一度は騙されたと思って行ってみてほしい。