2019年12月 1SAR=約30円
ジェッダで訪問したかったのが「水上モスク」だ。
基本モスクは異教徒の立ち入りが禁止されているところが多い。
街中のモスクは行かなかったし、サウジ自体にアブダビのグランドモスクやイスタンブールのブルーモスクのような「これ!」というモスクがないのだ。
しかしジェッダには「観光名所」とも言われる水上モスクがあるので訪れてみた。
アクセス
アクセスは車しかない。路線バスはジェッダの街にあるけど、残念ながらこの水上モスクの近くは走っていないのだ。
コルニーシュ沿いに位置している。ジェッダではUberを使うのが便利だ。
金曜の12時半頃、旧市街からこのモスクまではSAR 38(約1,140円)だった。
サウジアラビアはUberが発達しているので、だいたい10分以内には必ず見つかるのでとても便利で使いやすかった。
地図:
水上モスク「Al Rahma Mosque」
名前は「Al Rahma Mosque」。
モスクは紅海に位置している。駐車場もあり意外と車も多かった。
目の前に海があるので家族連れは海岸沿いで遊んでいる。ジェッダは30度近くと暑い。
確かにこう見ると海にある。浮いている。満潮時にはモンサンミッシェルのように見えるかもしれない。
モスク×海というのがそもそも見る機会が少ない、しかも海の上にあるモスクは世界で唯一ではないだろうか。
金曜ということで入れるか心配だったけど、観光客もいたりしたのでお邪魔させてもらう。
1985年に建設、まあまあ新しい。そもそもコルニーシュ沿いが開発されたのが1970年代以降の石油バブル以降になるので、ジェッダ旧市街の歴史と比べるとかなり浅く感じてしまう。
東アジア系のムスリムがよく訪問するとのこと。なんでだろう。
確かにインドネシア語が併記されていたし、中国からのチャリダーも居て肌では感じた。
白色を基調とした造り。ここから眺める青い海が素敵だ。
金曜なので日陰で家族連れがのんびりくつろぐ姿も見られる。
モスクからコルニーシュ沿いを眺める。コンドミニアムやホテルなどの高層ビルが建てられている。
こういう高層ビルはここぐらいしかないので、ジェッダ着陸時にとても目立つ存在だ。
「僕は地中海にいます」と言っても騙されそうなぐらいの快晴と鮮やかさ。
サウジアラビアの印象がどんどん上書きされていく。
お祈り時間ではないので、中も見学することに。
思ったよりも立派な内装。清潔に保たれている。
窓から海が見えるけど、こんなの初めて。海や湖の上にモスク作ったら流行りそう。
大きいモスクではないのでそんなに見学することはなかったけど、30分程のんびりさせてもらった。
ここからUberを捕まえたけど、5分ぐらいで見つかったので暑い時間に長時間待たずに済んだ。
モスク内なら風が通るのでとても気持ちいいけどね。
まとめ
ジェッダの「水上モスク」を紹介した。
僕としては想像よりも良くて中々ヒットしたもの。片道1,000円と安くはないけど僕は見る価値はあったかなと感じた。
興味があれば訪れてみてほしい。